研究課題/領域番号 |
24500294
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
図書館情報学・人文社会情報学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
川崎 良孝 京都大学, 教育学研究科, 教授 (80149517)
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連携研究者 |
吉田 右子 筑波大学, 図書館情報メディア研究科, 教授 (30292569)
小林 卓 実践女子大学, 文学部, 准教授 (70260643)
三浦 太郎 明治大学, 文学部, 准教授 (40361597)
呑海 沙織 筑波大学, 図書館情報メディア研究科, 准教授 (60523173)
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研究協力者 |
安里 のり子
久野 和子
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | アメリカ / 公立図書館 / 図書館史 / アクセス / プライヴァシー / 社会的責任 / インターネット / マイノリティ / 歴史 / サービス / ベトナム戦争 / ラーニング・コモンズ / 第3の場 |
研究成果の概要 |
本研究は19世紀中葉から21世紀にいたる図書館の歴史的展開を、新たな視点で解明している。「サービスの提供」という基本的価値に、1960年代から「資料や情報へのアクセスの保障」と「図書館記録の秘密性の保護」という価値が加わり、これらの3つの価値は思想的、実践的に20世紀末に向けて深められていった。しかし21世紀に入り、「アクセスの保障」と「秘密性の保護」という価値は、社会や技術の変化を受けて揺らぐとともに、それらを意識した図書館の理論や実践が生まれている。本研究は広範な一次資料の発掘や実践の研究を通じて、こうした歴史的展開を実証的に解明し、一般図式を提供した。
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