研究課題/領域番号 |
24520424
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 滋賀大学 |
研究代表者 |
板東 美智子 滋賀大学, 教育学部, 教授 (40304042)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2013年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 心理動詞 / 自分 / 使役 / 後方照応 / 話者視点 / 出来事名詞 / クオリア構造 / 統語的複合語 / 日本語心理動詞 / 出来事開始時点 / 可視性 / アスペクト補助動詞 / 構成性の原理 / 主語 / 話者コントローラー / 活動動詞 + かけ / 非対格自動詞 / V-(s)ase 使役構文 / 出来事の開始時点 / 語用論的コントロール関係 / 使役構文 / 観察可能性 / 原因 |
研究成果の概要 |
本研究は、主に日本語の心理動詞構文の主語位置に現れる照応詞「自分」の解釈の問題を語彙意味論の枠組みで扱った。心理動詞構文の主語に再帰代名詞や「自分」が現れると後方照応が可能になる場合があり生成文法束縛理論の例外として1970年代から統語理論や機能文法の枠組みで分析がなされてきた。本研究では、これまでの分析案で扱いにくい出来事名詞句内の「自分」の話者視点と後方照応の相反する現象を示し、心理動詞の語彙意味構造と「自分」を含む名詞句内部の意味構造を生成語彙意味論の枠組みで形式化して、それぞれの構造の組み合わせの違いによって先行詞が話者になる場合と後方の名詞句になる場合のメカニズムを統一的に提案した。
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