研究課題/領域番号 |
24530368
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
財政学・金融論
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
宇野 淳 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (00349218)
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研究分担者 |
保田 隆明 昭和女子大学, グローバルビジネス学部, 准教授 (90581546)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 高頻度取引 / 流動性 / 価格発見 / クラウド・ファンディング / 市場外取引 / 取引高速化 / 金融危機 / クラウドファンディング / 高速取引の浸透 / 流動性供給競争の激化 / 市場分断 / HFT / 市場分断は取引所の流動性に貢献 / クラウドファンディングの可能性 |
研究成果の概要 |
世界の証券市場は高速化の進展で劇的な変革期を迎えている。高頻度取引業者(HFT)の存在感の上昇は、市場の価格形成や流動性にとってよい影響があるのか、悪い影響なのか、多様な視点から分析した。本研究の結果を総合すれば、日本の株式市場においてもHFTの影響は、価格発見や流動性にプラスの効果を発揮している。取引所外取引の発展や東京・大阪両証券取引所の合併などで市場間競争が促進され始めた。金融危機時にどのマーケットでも経験する流動性の枯渇は、日本の株式市場も例外でなく、この緩和についてなにができるかの検討が必要である。また、証券市場多様化のひとつの方向として、クラウドファンディングについて分析した。
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