研究課題/領域番号 |
24540406
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
宗尻 修治 広島大学, 総合科学研究科, 准教授 (90353119)
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研究分担者 |
星野 公三 広島大学, 大学院総合科学研究科, 名誉教授 (30134951)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 液体 / シミュレーション / 横波 / 液体中の横波 |
研究成果の概要 |
我々は高校物理で、横波は固体中のみを伝わり、気体や液体中では伝わらないことを学ぶ。しかし2009年、液体中にも横波が存在することが細川らのX線非弾性散乱実験によって観測された。本研究では、第一原理分子動力学シミュレーションによって、液体中の横波は原子が周りの原子に囲まれて振動する「ケージ効果」によって起こることを定量的に明らかにした。さらに、横波が存在しているとき、その振動数に近い縦波も存在する、いわゆるMixing現象の存在を種々の液体についてシミュレーションによって示し、このMixing現象は、液体構造の異方性に起因することを明らかにした。
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