研究課題/領域番号 |
24570017
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
大泰司 紀之 北海道大学, 総合博物館, 名誉教授 (50001532)
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研究分担者 |
増田 隆一 北海道大学, 理学研究科, 教授 (80192748)
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研究協力者 |
中郡 翔太郎 帯広畜産大学, 獣医学部
須藤 健二 北海道大学, 大学院環境科学院, 博士課程
太子 夕佳 北海道大学, 総合博物館, 研究生
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ジュゴン / 琉球列島 / 八重山諸島 / 新城下地島 / 七門御嶽 / 奉納骨 / 西表島 / 個体群復元 / 竹富町文化財 / 根付 / 海草 / 痕跡調査 / mtDNA / PCR法 / フィリピン / バブヤン諸島 / mtDNA / 台湾 / バタン諸島 |
研究成果の概要 |
本研究の目的である琉球列島ジュゴン復元対策として得た結論は;(1)沖縄島に常住する3~4頭について、詳しく調査を行ない、その保全対策を充実させる。(2)フィリピンルソン島北部の沿岸と島嶼についてフィリピンと共同調査・共同保全を行い、増加個体が八重山諸島に分散してくるのを待つ。しかしそれらによる個体群回復や分布復元の可能性は乏しいと言わざるをえない。(3)マレーシアなどのジュゴンが数百頭レベルで常住している地域において、捕獲個体による人工繁殖を行う。その成功を待って、西表島に佐渡のトキの場合のようにジュゴン保護センターを設置し、増やした個体を適地を選んで放す。
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