研究課題/領域番号 |
24652031
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
芸術学・芸術史・芸術一般
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
三船 温尚 富山大学, 芸術文化学部, 教授 (20181969)
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研究分担者 |
長柄 毅一 富山大学, 芸術文化学部, 教授 (60443420)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 燃焼消失鋳造技法 / 鋳型非分割 / 羊毛縄原型 / 木棒原型 / 古代鋳造技法 / 青銅鋳物 / 東大寺国宝金堂八角燈籠 / 3D計測 / 点間距離2mm / 点間距離0.48mm / 非分割鋳造技法 / 幾何形体度 / 燃焼消失鋳造法 / 有機物原型焼失鋳造技法 / 非分割鋳型鋳造法 / 東大寺八角燈籠 / 3D形状計測 / 幾何形体精度調査 / 検証鋳造実験 / 青銅鋳造製品 / 木材原型 / 失木鋳造実験 / 中国北方系青銅器 / シベリア青銅フク |
研究成果の概要 |
シベリア遊牧民青銅器フクの縄状文原型に羊毛など5種類の縄を使用した鋳造実験から、これらが、焼失原型鋳造法の原型材料になりうることが判明した。さらに、木の原型を鋳型で包み、鋳型焼成で木を燃焼消失させ、青銅を鋳造する実験をおこなった。800℃程度を長時間保持すれば、硬質な樹種の木材原型を消失することが分かった。木材の消失によって得られた鋳型空隙部に青銅を流しこみ、直方体枠型の作品制作を試みた。表面に多少のトラブルはあるものの、健全な青銅鋳物を制作することができた。
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