研究課題/領域番号 |
24780236
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
農業土木学・農村計画学
|
研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
渡邉 園子 広島大学, 国際協力研究科, 特任講師 (80403616)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2013年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 分布構造 / 生物多様性保全 / 空間統計学 / 水生植物 / 農業生態系 / 生物多様性 / 地理的分布構造 / 生息地モデル |
研究概要 |
本研究は、東広島市の西条盆地に多くあるため池の分布と生態系の特性を明らかにする事を目的とし、水生植物の生息地としてのため池の地理的分布構造の評価と、水生植物の生息地について分析を行った。その結果、特定の数種が優占的に生育する3つのタイプの池と、多様な種が生育するタイプの池に分けられ、多様な種のタイプは、他のため池タイプに比べて明確な集中班がない分布していること、他のタイプは集中班を作っていることなどが明らかになった。また、水生植物の生育地の解析では、地理的分布構造が水生植物の存続に影響している可能性が示唆され、ため池の水生植物がメタ個体群として存続している可能性があることが明らかになった。
|