研究課題/領域番号 |
25241014
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境影響評価
|
研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
福岡 正人 広島大学, 総合科学研究科, 教授 (70117232)
|
研究分担者 |
小野寺 真一 広島大学, 大学院総合科学研究科, 教授 (50304366)
山本 民次 広島大学, 大学院生物圏科学研究科, 教授 (40240105)
佐藤 高晴 広島大学, 大学院総合科学研究科, 准教授 (90196246)
|
連携研究者 |
宮岡 邦任 三重大学, 教育学部, 教授 (70296234)
清水 裕太 農業・食品産業技術総合研究機構, 西日本農業研究センター, 特別研究員 (50625829)
|
研究協力者 |
齋藤 光代
金 广哲
竹内 徹
北岡 豪一
地下 まゆみ
丸山 豊
友澤 裕介
千田 智史
藤田 和男
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
39,780千円 (直接経費: 30,600千円、間接経費: 9,180千円)
2015年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2014年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
2013年度: 25,610千円 (直接経費: 19,700千円、間接経費: 5,910千円)
|
キーワード | リン / ホットスポット / 沿岸域 / 堆積物 / 地下水 / 気候変動 / 人間活動 / 環境質定量化・予測 / 環境変動 / 水輸送 / 生物地球化学 / 生物生産 / 堆積 |
研究成果の概要 |
本研究では、沿岸地下におけるリンのホットスポット(濃縮域)形成が沿岸域の栄養塩循環・生物生産に及ぼす影響を定量的に評価することを目的とし、日本沿岸の内湾を対象に1)リン堆積域・堆積量解析、2)リン濃縮過程・輸送解析及び3)生物生産影響評価を実施した。その結果、8,000年前頃からの急激な温暖化期に陸域からのリン流出量が増加したこと及び1970年代に人為的な負荷量が増大したこと、それぞれにより沖積平野及び沿岸堆積物中でホットスポットが形成されることを確認した。また、これらはそれぞれ地下水流動により還元環境下で海まで輸送され、2,000年前及び現在の生物生産に影響していることが明らかになった。
|