研究課題/領域番号 |
25284166
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人文地理学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
淺野 敏久 広島大学, 総合科学研究科, 教授 (00284125)
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研究分担者 |
伊藤 達也 法政大学, 文学部, 教授 (60223161)
金 どぅ哲 岡山大学, 大学院環境生命科学研究科, 教授 (10281974)
平井 幸弘 駒澤大学, 文学部, 教授 (30181134)
香川 雄一 滋賀県立大学, 環境科学部, 准教授 (00401307)
フンク カロリン 広島大学, 大学院総合科学研究科, 教授 (70271400)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
13,000千円 (直接経費: 10,000千円、間接経費: 3,000千円)
2015年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
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キーワード | 湿地 / ワイズユース / ラムサール条約 / 自然の保全と利用 / 保全と活用 / グリーン経済 / ベトナム / ヨーロッパ / 大韓民国 |
研究成果の概要 |
日韓欧越のラムサール条約湿地の保全と利用を調査した。ラムサール条約は国際的に定められた一つの制度であるにも関わらず,その受容には国による差が大きい。日本と韓国では対応が似ているものの,住民に与える影響を最小にしようとする(保護の観点からすると登録効果が薄い)日本と,環境管理を重視し住民の関与を減らそうとする韓国との間に対照的な差が認められた。ドイツやフランスでは,ラムサール条約はEUの保護制度の下に埋没している。ベトナムでは,ワイズユースとは住民に保護区の自然資源を違法に使わせないように管理することを意味し,先進国のように観光や教育に利用することが重視されるのとは異なっている。
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