研究課題/領域番号 |
25286076
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
光工学・光量子科学
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研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
美濃島 薫 電気通信大学, 情報理工学(系)研究科, 教授 (20358112)
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研究分担者 |
安井 武史 徳島大学, ソシオテクノサイエンス研究部, 教授 (70314408)
稲場 肇 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 物理計測標準研究部門, 研究グループ長 (70356492)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2014年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2013年度: 10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
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キーワード | 光コム / 距離計測 / 干渉計測 / 空気屈折率 / 超短パルスレーザー / ファイバレーザー / 精密計測 / 省エネ / 干渉計 |
研究成果の概要 |
高精度長さ計測において主要な誤差要因である空気屈折率の環境変動に対し、光コムを用いて光学距離測定の高精度化を図り、空気屈折率補正の大幅な高精度化を実現した。多波長光コムの周波数制御による干渉計測により、空気屈折率の波長分散関係を高精度に測定し、目的の光学的距離測定のみで高精度かつリアルタイムに自己補正するための基礎技術を開発した。特に、空気屈折率の経験式との比較を用いない自己評価手法の開発を行い、式の精度に制限されない高精度な空気屈折率補正法を実証した。 実用的環境の高精度長さ測定の実現により、エネルギー消費低減の道を拓くと同時に、空気屈折率の経験式自体の書き換えにもつながると期待される。
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