研究課題
基盤研究(B)
本課題では、難治性神経疾患として神経変性疾患、虚血性脳疾患、気分障害を対象に、これらの共通の病態として膜輸送やタンパク質分解の異常に着目して新たな治療戦略を得ることを研究目的とした。神経変性疾患については脊髄小脳失調症14型を引き起こす変異γPKCについて検討した。変異γPKCはアミロイド線維形成を引き起こすこと、また、マクロピノサイトーシスを抑制することを明らかにした。虚血性脳疾患の治療ターゲットであるGPR3が突起先端に向けて動き、突起伸長を調節することを明らかにした。さらに、抗うつ薬のターゲットであるセロトニントランスポーターの膜輸送を調節する薬物としてシグマ1受容体リガンドを見出した。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (14件) (うち国際共著 1件、 査読あり 13件、 オープンアクセス 7件、 謝辞記載あり 6件) 学会発表 (45件) (うち国際学会 1件、 招待講演 18件) 備考 (1件)
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