研究課題/領域番号 |
25293089
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
竹屋 元裕 熊本大学, 大学院生命科学研究部, 教授 (90155052)
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研究分担者 |
菰原 義弘 熊本大学, 大学院生命科学研究部, 准教授 (40449921)
大西 紘二 熊本大学, 大学院生命科学研究部, 助教 (40613378)
藤原 章雄 熊本大学, 大学院生命科学研究部, 講師 (70452886)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2015年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
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キーワード | M1/M2マクロファージ / 腫瘍随伴マクロファージ / ヒト悪性腫瘍 / がん幹細胞 / CD163 / CD204 / Stat3 / corosolic acid / M2マクロファージ / 患者予後 / 腫瘍増殖 / CD169 / 天然化合物 / onionin A / マクロファージ / オルタナティブ活性化 |
研究成果の概要 |
明細胞腎癌においてM2型腫瘍随伴マクロファージ(M2-TAM)が腫瘍細胞の幹細胞性の維持に重要な役割を果たす事を示した。成人T細胞白血病/リンパ腫ではCD163陽性M2-TAMのみが患者予後と関係し、CD163陽性M2-TAMとCD204陽性M2-TAMの機能に違いがあることを示した。 大腸癌や悪性黒色腫の所属リンパ節のCD169陽性洞マクロファージ数と腫瘍中のCD8 陽性T細胞数に正の相関がみられ、CD169陽性マクロファージが抗腫瘍免疫に関与する事を示した。 マクロファージのM2活性化を抑制し腫瘍増殖を抑制するコロソリン酸は、細胞間相互作用におけるStat3の活性化抑制によって作用を発揮する。
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