研究課題/領域番号 |
25380843
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
長谷川 孝治 信州大学, 学術研究院人文科学系, 准教授 (20341232)
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研究分担者 |
木村 昌紀 神戸女学院大学, 人間科学部, 准教授 (30467500)
相馬 敏彦 広島大学, 社会科学研究科, 准教授 (60412467)
清水 健司 信州大学, 学術研究院人文科学系, 准教授 (60508282)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 自尊心 / 安心さがし / 関係性目標 / サポート提供 / 心理的距離 / 下方螺旋過程 |
研究成果の概要 |
低自尊心者の安心さがしは他者からの拒絶を引き起こし、高自尊心者の安心さがしは受容を引き寄せることが示されてきた。本研究の目的は、この問題を関係性目標の観点から検討することである。分析の結果、低自尊心で安心さがしする人は、他者と良好な関係を形成しようとする接近的動機づけが低く、他者からの拒絶場面で、自己本位的な行動傾向を示した。逆に、高自尊心で安心さがしする人は、接近的動機づけが高く、他者を配慮する行動を示した。また、自尊心や安心さがしレベルに関わらず、男性の思いやり目標の高さが、女性の自己拡大・充足感を高めることが示され、上方螺旋過程の生起には思いやり目標が重要な要因となることが示唆された。
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