研究課題/領域番号 |
25610109
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
守 真太郎 北里大学, 理学部, 講師 (70296424)
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研究分担者 |
高橋 泰城 北海道大学, 文学研究科, 准教授 (60374170)
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連携研究者 |
久門 正人 金融庁, 検査局, 主任専門検査官 (60623923)
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研究協力者 |
日野 雅文 株式会社NEC
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 相転移 / 情報カスケード / 普遍クラス / 集団実験 / 集合知 / 多腕バンディット / 社会的学習 / ベイズ統計 / 普遍類 / 有限サイズスケーリング / バンディット問題 / 集合知効果 / ハード / 確率モデル |
研究成果の概要 |
ヒトの相互作用として社会的学習と呼ばれる他者の行動・選択を真似るものが社会・経済現象の理解・記述において重要とされてきた。我々は情報カスケードという多数派の選択肢を選ぶ傾向が強いという相互作用が働く実験系でヒトの持つ情報の不確実さをコントロールすることにより、非線形ポリア壺での収束する状態の個数が1個と2個の間の相転移が起きることを検証した。理論的には、連続的な相転移と不連続な相転移が起きる条件を明らかにし、連続相転移の普遍クラスを解明した。また、相転移による集合知の精度を低下を防ぐ手法として、参照人数、参照する相手のネットワーク構造のコントールを提案した。
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