研究課題/領域番号 |
25770171
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本語学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
田川 拓海 筑波大学, 人文社会系, 助教 (20634447)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 日本語 / 時制 / ル形・終止形 / 連用形 / 派生名詞 / 派生形態論 / 屈折形態論 / 分散形態論 / 不定形 / 連用形名詞 / 動詞由来複合語 |
研究成果の概要 |
本研究は、派生形態論と屈折形態論を統合した形で取り扱える分散形態論という新しい形態統語理論を用いて、日本語における形と意味の関係を解明する新たな研究モデルを提示することを目指した。 具体的な成果としては、1) 派生形態論については、連用形についても終止形についてもその形態と統語構造の関係は複雑であることをこれまで研究が少なかった現象を対象に示し、2) 屈折形態論については、連用形名詞に統語的に動詞からの派生を経ているものが存在することを明らかにし、先行研究の分析の精緻化が必要であることを示した。またより包括的な派生名詞研究のために複合動詞と対応する連用形名詞のデータベースを構築・整備した。
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