| 研究課題/領域番号 |
25861156
|
|---|
| 研究種目 |
若手研究(B)
|
| 配分区分 | 基金 |
|---|
| 研究分野 |
外科学一般
|
|---|
| 研究機関 | 広島大学 |
|---|
研究代表者 |
大平 真裕 広島大学, 大学病院, 病院助教 (30397947)
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
|
| 研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
| 配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
|---|
| キーワード | ＮＫ細胞 / 癌免疫 / ステロイド / NK細胞 / 肝細胞癌 / 自然免疫 / GITRL |
|---|
| 研究成果の概要 |
癌細胞は、免疫細胞による攻撃から逃れるためのメカニズムを持っている。本研究では、自然免疫系の代表であるナチュラルキラー（ＮＫ）細胞が癌細胞より放出されるステロイド様物質ＧＩＴＲＬにより活性が低下することを明らかにした。肝臓内と末梢血のＮＫ細胞上のステロイド様物質受容体を比較すると肝臓内が有意に高かった。また、肝臓癌患者の肝臓内ＮＫ細胞上の受容体発現は有意に低下していた。ＩＬ－２などのサイトカインで刺激すると受容体は増加し、シグナルを回避しうる可能性が期待された。今後、マウスを用いた実験系で本研究を進めていく予定である。
|
