研究課題/領域番号 |
25862016
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
矯正・小児系歯学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
國松 亮 広島大学, 医歯薬保健学研究院(歯), 助教 (40580915)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 再生医学 / シグナル伝達 / レーザー / 代謝活性 / 歯周組織 / 矯正歯科 |
研究成果の概要 |
低出力レーザー照射は、ヒト由来歯周組織構成細胞および歯髄細胞の増殖能を亢進し、その細胞内経路としてATPの産生が証明された。また、骨分化誘導を開始したヒトセメント芽細胞において、低出力レーザー照射は骨分化マーカーの遺伝子発現および石灰化度を亢進することが明らかとなった。さらに、in vivo 系実験の検討により、低出力レーザー照射により人為的な歯の移動が促進された。以上より、低出力レーザー照射は、歯周組織構成細胞の増殖能および石灰化能を亢進させることで、歯周組織の再生へ誘導することが示唆され、人為的な歯の移動を促進することが示された。
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