研究課題/領域番号 |
26370161
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術一般
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
平田 昌輝 富山大学, 芸術文化学部, 講師 (60709690)
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研究分担者 |
大藤 茂 富山大学, 大学院理工学研究部(理学), 教授 (60194221)
長柄 毅一 富山大学, 芸術文化学部, 教授 (60443420)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 彫刻素材 / 有文様石 / 変成岩 / 堆積岩 / 橄欖岩 / データベース / 彫刻 / 石彫 / 蛇紋岩 / 斑糲岩 / 片麻岩 / 片岩 / チャート / 自然石 / 石 / 岩石標本 / 加工障害 / 素材 |
研究成果の概要 |
1.日本各地の石を俯瞰する石の選定を行い、それらについて写真画像データと顕微鏡分析データを集積し、彫刻素材利用に必要なデータベースの概形を作成した。有文様石の彫刻素材利用の基盤となるデータベースの今後の補完と公開を期す。 2.標本作製と有文様石の彫刻制作を通していくつかの加工障害が明確化した。一方、時間と労力をかければ凡そどの石も彫刻素材として利用可能であることが分かった。 3.有文様石の複雑な文様は、形体を幻惑する視覚効果を生む。さらに、人智をこえるようなスケールの時間や場所についての要素が刻まれている。地質学の知見を借りるなどしてそれら要素を表現に取り入れることは今後の豊かな可能性としてある。
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