研究課題/領域番号 |
26370433
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文学一般
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
森田 典正 早稲田大学, 国際学術院, 教授 (50200423)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2016年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | W文学 / 村上春樹 / ポストモダニズム / 比較文学 / 受容論 / W文学 / 受容研究 / 現代日本文学 / 世界文学 / グローバリゼーション / 翻訳論 / ポストモダン |
研究成果の概要 |
「W文学」としての村上春樹の小説群を、「W文学」理論、テキスト分析、受容の三つの観点から研究した。2000年頃より起こった「W文学」理論は、この20年近くの間で確立されたと考えられ、これらを体系的に繙くことができた。テキスト分析については、村上の作品を村上と同時代のポストモダン文学と、戦後のモダニズム文学のテクストを比較することにより、村上の小説の「W文学」的特性を明示することができたのではないかと思う。受容については村上作品の一般読者、翻訳者、研究者、編集者からの聞き取り調査により、「日本文学」としてではなく、ナショナル文学を越え、グローバル文学として読まれていることが確認できた。
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