研究課題/領域番号 |
26370834
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
アジア史・アフリカ史
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
工藤 元男 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (60225167)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 楚簡 / 楚王故事 / 清華簡「繋年」 / 清華簡 / 繋年 / 申公子儀 / 弦高 / 上博楚簡 / 昭王毀室篇 / 君人者何必安哉篇 / 命篇 / 令尹 / 左尹 / 包山楚簡 |
研究成果の概要 |
<視日をめぐる研究>戦国楚国において視日が訴訟の取り次ぎや王命の下達等で重要な機能を果たしていたことが包山楚簡で明らかとなった。それが楚王故事の楚簡の中では相手の尊称として変化している。これより楚国の視日が国家権力の中枢の職務であることが確認された。 <子儀をめぐる研究>中国古代の秦晉間の「コウ之役」は晋が秦の東進を阻んだ戦役として重要で、その記事が清華簡「繋年」第八章にみえ伝世文献の内容とほぼ同じである。この戦役の後、秦は楚と関係を結び、それに関連する新資料が清華簡「子儀」篇である。しかし「子儀」篇は秦穆公と子儀との問答体で、具体的な外交内容を示すものではなかった。今後更なる検討を要する。
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