研究課題
基盤研究(C)
教師がボランティアで,時に自身が未経験の競技のコーチとなったり,生徒は入部が義務づけられたり,一度入部したらやめづらかったり,教師,生徒双方とも一年通して休みがあまりない場合も少なくない部活動,とりわけ運動部の制度や慣習は欧米だけでなく,東アジアでも見られない日本独自の仕組みであった。指導の仕方も,日本では怒号や罵声によることも珍しくないが,欧米諸国では強豪チームですら,そのようなコーチングはほとんど見られず,チームの目標も楽しむことを第一の目的としていた。部活動が日本独自のスポーツ文化の基盤として機能していて,その負の側面に目を向ける必要性が示唆された。
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児童心理
巻: 994 ページ: 119-125