研究課題
若手研究(B)
終板器官、脳弓下器官、最後野からなる感知系脳室周囲器官は、典型的な血液脳関門を欠き、血液由来の情報を直接モニターして体液ホメオスタシス、炎症、摂餌、悪心嘔吐を調節している。今のところ、感知系脳室周囲器官の血管の特徴については血管内皮細胞が有窓性であることを除けばほとんど知見がない。申請者は成体マウスの感知系脳室周囲器官において持続的血管新生が起きていることを明らかにした。また、この持続的血管新生が血管内皮成長因子VEGF依存的に起き、血管の構造や透過性のダイナミックな可塑性にとって重要であることを示唆するデータを得た。
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