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検索結果: 14件 / 研究者番号: 10321738

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  • 1. 味覚受容体T1rのハロゲンイオン感知能を基盤とする分子機能と生理学的役割の開拓

    研究課題

    研究種目

    挑戦的研究(開拓)

    審査区分 中区分43:分子レベルから細胞レベルの生物学およびその関連分野
    研究機関 岡山大学
    研究代表者

    山下 敦子 岡山大学, 医歯薬学域, 教授

    研究期間 (年度) 2024-06-28 – 2028-03-31交付
    キーワード 味覚受容体 / ハロゲンイオン
    研究開始時の研究の概要 味覚受容に関わる甘味受容体やうま味受容体・Taste receptor type 1 (T1r)は、これまで食品中に含まれる糖やアミノ酸などの栄養素有機物感知がその主機能と理解されてきた。一方研究代表者らは最近、T1rがハロゲンイオンの1種である塩化物イオンの感知機能を持つことを発見した。そこで本研 ...
  • 2. 味覚受容体による「多対多」の化学物質認識メカニズムの構造生物学的究明

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    審査区分 小区分43020:構造生物化学関連
    研究機関 岡山大学
    研究代表者

    山下 敦子 岡山大学, 医歯薬学域, 教授

    研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31交付
    キーワード 味覚受容体
    研究開始時の研究の概要 甘味受容体およびうま味受容体Taste receptor type 1 (T1r)は、糖やアミノ酸などの栄養素を認識する味覚受容体である。T1rは、それぞれの動物ごとに食性に合わせた異なる基質特異性を示し、また幅広い基質特異性を持つ場合が多い。そこで本研究では、幅広いT1rのリガンド結合解析・構造解 ...
    研究実績の概要 これまで味覚受容体T1rについては、組換え試料調製系が確立できているメダカT1r2a/T1r3リガンド結合ドメイン(LBD)を中心とした研究を進めてきたが、この他に7種のT1rヘテロ二量体の試料調製を新たに達成した。このうちの5種について、示差走査蛍光測定により既知T1rリガンドを中心とした結合スク ...
    現在までの達成度 (区分) 2: おおむね順調に進展している
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (1件)   雑誌論文 (7件 うち査読あり 4件、オープンアクセス 5件)   学会発表 (6件 うち国際学会 2件、招待講演 4件)
  • 3. 人工プライベートシャペロンシステムの構築と難発現タンパク質生産への応用

    研究課題

    研究種目

    挑戦的研究(萌芽)

    審査区分 中区分38:農芸化学およびその関連分野
    研究機関 岡山大学
    研究代表者

    安井 典久 岡山大学, 医歯薬学域, 准教授

    研究期間 (年度) 2021-07-09 – 2024-03-31完了
    キーワード 分子シャペロン / プライベートシャペロン / LDL受容体 / コラーゲン / ファージディスプレイ / 一本鎖モネリン / 人工タンパク質 / 難発現タンパク質 / 組換えタンパク質 / ファージディスプレイライブラリー / モネリン
    研究開始時の研究の概要 分子シャペロンには,特定の立体構造の基質タンパク質に特異的に結合して作用するプライベートシャペロンが知られている。本研究では,プライベートシャペロンの特徴に着目し,人工タンパク質を用いて,①自然に見出されるプライベートシャペロン機能の模倣と,②研究対象として重要だが良好な分泌発現や細胞膜移行を達成で ...
    研究成果の概要 自然界に見られるプライベートシャペロンの機能を人工的に再構成し,その知見を難発現タンパク質の生産へと応用することを目的に研究に取り組んだ。具体的には,「RAPとLDL受容体」および「HSP47とコラーゲン」というプライベートシャペロンと基質タンパク質のペアに着目した。プライベートシャペロンの機能を模 ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (5件 うち国際共著 2件、査読あり 5件、オープンアクセス 5件)   学会発表 (5件)
  • 4. 味覚受容体と物質の弱い相互作用がもたらす生理反応の解析

    公募研究

    研究種目

    学術変革領域研究(A)

    審査区分 学術変革領域研究区分(Ⅱ)
    研究機関 岡山大学
    研究代表者

    山下 敦子 岡山大学, 医歯薬学域, 教授

    研究期間 (年度) 2021-09-10 – 2023-03-31完了
    キーワード 味覚受容体
    研究開始時の研究の概要 味覚受容体は、食物に含まれる物質を感知して味覚を引き起こす、センサータンパク質である。これらの味覚受容体は、口の中だけでなく、生体内の様々な器官にも発現しており、味覚以外の多様な生理機能に関与するのではないかと考えられている。一方、これらの生理機能については不明な点が多い。そこで本研究では、実験動物 ...
    研究実績の概要 メダカT1r2a/T1r3リガンド結合ドメインに対する新たなリガンドとして、塩化物イオンを見出し、示差走査蛍光測定による解析から、解離定数が約110 uMという弱い相互作用を示すことを明らかにした。さらに、変異体解析も含めたFRET解析から、この塩化物イオンの結合が、受容体応答を引き起こすアミノ酸と ...
    研究領域 マテリアルシンバイオシスための生命物理化学
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (2件)   雑誌論文 (2件 うち国際共著 1件、査読あり 1件、オープンアクセス 1件)   学会発表 (6件 うち国際学会 1件、招待講演 2件)   図書 (1件)   備考 (1件)
  • 5. T1r味覚受容体による化学シグナル感知機構の構造生物学的解明

    公募研究

    研究種目

    新学術領域研究(研究領域提案型)

    審査区分 理工系
    研究機関 岡山大学
    研究代表者

    山下 敦子 岡山大学, 医歯薬学域, 教授

    研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2022-03-31完了
    キーワード 味覚受容体
    研究開始時の研究の概要 味覚は、生物が摂食する際に食物に含まれる化学物質を感知し、生存に必要な栄養素を含むか、あるいは害となる物質を含むかを判断する化学感覚であり、「食べるもの」と「食べられるもの」との間の化学コミュニケーションとしての側面も持つ。本研究では、ヒトでうま味受容体や甘味受容体としてはたらくタイプ1味覚受容体( ...
    研究実績の概要 メダカ味覚受容体T1r2a/T1r3リガンド結合ドメイン結晶への結合を見出していた塩化物イオンについて、蛍光共鳴エネルギー移動法によるT1r2a/T1r3リガンド結合ドメインにもたらす作用を解析した結果、同受容体応答を誘起するアミノ酸と同等の構造変化を引き起こすことを明らかにした。また、示差走査蛍光 ...
    研究領域 化学コミュニケーションのフロンティア
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (2件)   雑誌論文 (4件 うち査読あり 2件)   学会発表 (7件 うち国際学会 1件、招待講演 4件)   図書 (1件)
  • 6. 逆構造生物学による味覚受容体の動的構造の捕捉とシグナル変換機構解明

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    審査区分 小区分43020:構造生物化学関連
    研究機関 岡山大学
    研究代表者

    山下 敦子 岡山大学, 医歯薬学域, 教授

    研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31完了
    キーワード 味覚受容体 / 受容体 / 味覚 / 構造解析
    研究開始時の研究の概要 味覚受容体の細胞外領域は、外界からの多様な化学情報を認識し、その情報を変換して生体内に伝える主な役割を担う。各種リガンドは、細胞外領域が取りうる多様なコンフォメーション間の遷移を引き起こすことで、シグナル伝達の程度を決定すると考えられる。一方、これまで各コンフォメーションの高分解能構造情報と構造動態 ...
    研究成果の概要 甘味受容体・うま味受容体T1rについて、現在唯一構造が報告されているメダカT1r2a/T1r3リガンド結合領域(LBD)を用いた構造機能解析を実施した結果、LBDに結合しアゴニスト様の構造変化を引き起こすものの顕著な受容体応答を引き起こさないリガンドを見出し、LBDを「活性化状態」と考えられているコ ...
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (5件)   雑誌論文 (9件 うち国際共著 3件、査読あり 7件、オープンアクセス 4件)   学会発表 (13件 うち国際学会 3件、招待講演 6件)   図書 (2件)   備考 (1件)
  • 7. T1r味覚受容体ー味物質分子間シグナリング構造基盤の完全解明

    公募研究

    研究種目

    新学術領域研究(研究領域提案型)

    研究機関 岡山大学
    研究代表者

    山下 敦子 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授

    研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31完了
    キーワード 味覚受容体 / 結晶構造解析 / 示差走査蛍光測定法
    研究実績の概要 前年度に味覚受容体T1r細胞外領域を用いた味物質結合解析系としての有効性を確認した示差走査蛍光測定法について、異なるバッファー条件など幅広い測定条件下での有効性を確認した。さらに、構造解析未達成のT1r1-T1r3の試料調製や結晶化への利用を目指し、同法を用いたT1r1-T1r3のリガンド探索を実施 ...
    研究領域 化学コミュニケーションのフロンティア
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (1件)   雑誌論文 (5件 うち査読あり 3件、オープンアクセス 3件)   学会発表 (20件 うち国際学会 4件、招待講演 7件)   図書 (1件)
  • 8. 味覚受容体の卵形成・初期発生への関与:一卵性の双子が生まれる分子機構の解明

    研究課題

    研究種目

    挑戦的研究(萌芽)

    研究分野 分子生物学およびその関連分野
    研究機関 岡山大学
    研究代表者

    山下 敦子 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授

    研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2020-03-31完了
    キーワード 味覚受容体 / 生殖 / 発生・分化 / 遺伝子編集
    研究成果の概要 食物に含まれる様々な化学物質を感知する味覚受容体は、卵巣など口腔内以外の様々な組織にも発現している。このことから、味覚感知以外の生理機能を持つ可能性が考えられているが、その多くは不明である。本研究では、味覚受容体変異メダカから生まれた受精卵に発生異常がみられた現象について、生殖・発生における味覚受容 ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (4件 うち査読あり 3件、オープンアクセス 3件)   学会発表 (15件 うち国際学会 4件、招待講演 7件)
  • 9. 構造とダイナミクスから探る味覚受容体シグナル伝達機構

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    研究分野 構造生物化学
    研究機関 岡山大学
    研究代表者

    山下 敦子 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授

    研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31完了
    キーワード 味覚受容体 / 受容体 / 結晶構造解析 / シミュレーション / 味覚 / 一分子計測
    研究成果の概要 食物に含まれる様々な化学物質を感知する味覚受容体について、現在唯一立体構造解析が可能なメダカ味覚受容体T1r2a/T1r3味物質認識領域試料を用いた構造解析と、同試料や受容体全体を用いた機能解析を行った。同受容体の応答を阻害する物質を新たに見つけ、さまざまな条件下での構造を解析した結果、味覚受容体の ...
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (1件)   雑誌論文 (6件 うち国際共著 1件、査読あり 4件、オープンアクセス 3件)   学会発表 (27件 うち国際学会 5件、招待講演 11件)   図書 (2件)
  • 10. 甘味受容体の構造機能解析とその進化過程における変化の解明

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    研究分野 食品科学
    研究機関 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
    研究代表者

    日下部 裕子 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 食品研究部門食品健康機能研究領域, ユニット長

    研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31完了
    キーワード 味覚 / 受容体 / 構造機能解析 / 進化 / 味覚受容体 / 甘味 / Gタンパク質共役型受容体 / 構造機能 / 情報伝達 / 膜移行
    研究成果の概要 甘味受容体の構造機能特性の解明を目的に、複数の種の甘味受容体T1r2/T1r3について膜移行機序、甘味阻害効果等の解析を行った。まず、T1r2/T1r3の様々な部位の変異体について解析した。その結果、味物質を結合させる部位の変異が、受容体全体の構造を変化させてしまう現象を見出した。次に、ヒト、齧歯類 ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (1件 うち査読あり 1件、オープンアクセス 1件、謝辞記載あり 1件)   学会発表 (4件 うち国際学会 1件)   備考 (1件)
  • 11. GDSLリパーゼによるピレスリン生合成の分子機構解明と昆虫抵抗性植物作出への応用

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    研究分野 生物分子化学
    研究機関 近畿大学
    研究代表者

    松田 一彦 近畿大学, 農学部, 教授

    研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31完了
    キーワード 除虫菊 / ピレスリン / 生合成 / GDSLリパーゼ
    研究成果の概要 エステル構造をもつ殺虫性物質ピレスリンは、除虫菊の中で酸部とアルコール部とがGDSL リパーゼTcGLIPのはたらきにより連結されることにより生合成される。本研究では、本酵素の制御機構を解明するため、まずその触媒機構に必須のアミノ酸を大腸菌で発現させた組換え酵素を用いて同定し、結晶化に適した塩類溶液 ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (4件 うち査読あり 4件、謝辞記載あり 3件、オープンアクセス 1件)   学会発表 (15件 うち国際学会 1件、招待講演 4件)   図書 (1件)   備考 (2件)
  • 12. マクロライド系リガンドによる持続的な抑制性グルタミン酸受容体活性化現象の構造基盤

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    研究分野 生物分子科学
    研究機関 近畿大学
    研究代表者

    松田 一彦 近畿大学, 農学部, 教授

    研究期間 (年度) 2009 – 2011完了
    キーワード マクロライド / イベルメクチン / ミルベマイシン / 抑制性グルタミン酸受容体 / 光親和性プローブ / 大量発現 / バインディングアッセイ / パッチクランプ / Ivermectin / Milbemycin / Glutamate-gated chloride channel / Sf9 / COS-1 / Binding assay / Patch-clamp electrophysiology / Photoaffinity porbe / Xenopus laevis oocytes / マクロライド系化合物 / フォトアフィニティー標識
    研究概要 イベルメクチン(IVM)やミルベマイシン(MLM)等のマクロライド系化合物による抑制性グルタミン酸受容体(GluCl)の活性化機構解明するため、化合物の結合部位の解明に有用な光反応性試薬を開発した。また、カイコGluClの結晶化に必須の大量発現方法を確立した。さらに捻転胃虫GluClに対するMLM- ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (3件 うち査読あり 3件)   学会発表 (24件)
  • 13. 結晶構造解析による感覚受容体の作動機構の解明

    研究課題

    研究種目

    若手研究(A)

    研究分野 構造生物化学
    研究機関 独立行政法人理化学研究所
    研究代表者

    山下 敦子 独立行政法人理化学研究所, 分子シグナリング研究チーム, チームリーダー

    研究期間 (年度) 2007 – 2009完了
    キーワード TRPチャネル / 機械刺激受容チャネル / 結晶構造 / タンパク質 / シグナル伝達 / 神経科学 / 構造生物学 / 感覚受容
    研究概要 感覚受容体であるTRPチャネルのうち、機械刺激受容チャネルについて、構造的に安定な細胞内ドメインを見いだし、そのドメインが機械刺激を感受したチャネル活性に重要な領域であることを同定した。さらに、その領域についてX線結晶構造解析による立体構造解析を行い、ドメイン中のいくつかの領域の結晶を得て構造決定に ...
    この課題の研究成果物 学会発表 (2件)
  • 14. 第三世代シンクロトロン放射光を用いた酵素の極限状態X線結晶構造解析

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    研究分野 応用微生物学・応用生物化学
    研究機関 京都大学 (2002-2003)
    理化学研究所 (2001)
    研究代表者

    加藤 博章 京都大学, 薬学研究科, 教授

    研究期間 (年度) 2001 – 2003完了
    キーワード 時間割X線結晶構造解析 / 超高分解能X線結晶構造解析 / シンクロトロン放射光 / 膜タンパク質 / ラウエ回折 / タンパク質の結晶化 / 構造生物学 / 酵素反応 / 時分割X線結晶構造解析
    研究概要 1.時分割X線結晶解析(高時間分解能解析) ...
    この課題の研究成果物 文献書誌 (25件)

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