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検索結果: 6件 / 研究者番号: 10551492

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  • 1. 前帯状皮質のオピオイド受容体を介した妊娠鎮痛による神経障害性疼痛の新規治療戦略

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    審査区分 小区分55050:麻酔科学関連
    研究機関 札幌医科大学
    研究代表者

    澤田 敦史 札幌医科大学, 医学部, 講師

    研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31交付
    キーワード 妊娠鎮痛 / 前帯状皮質 / δオピオイド受容体 / オピオイド受容体
    研究開始時の研究の概要 雄マウスを用いた神経障害性疼痛モデルの前帯状皮質の神経細胞に形質導入を行い,δオピオイド受容体の発現を増加することで神経障害性疼痛が改善することを明らかにする.これにより神経障害性疼痛に対して,既存の治療法とは全く異なる妊娠鎮痛の機序を介した新規治療戦略を提案する.
    研究実績の概要 妊娠を契機に神経障害性疼痛患者の痛みが和らぐ事象が報告されており,妊娠鎮痛と呼ばれている.前帯状皮質は中枢神経における痛み伝導路の一部を形成し,慢性疼痛の病態形成に深く関わっている.また,妊娠鎮痛には脊髄後根神経節のδオピオイド受容体の発現増加が関与することが報告されている.これまでの研究において, ...
    現在までの達成度 (区分) 2: おおむね順調に進展している
    この課題の研究成果物 学会発表 (1件)
  • 2. 妊娠鎮痛の機序を介した神経障害性疼痛の新規治療戦略:前帯状皮質の果たす役割の解明

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    審査区分 小区分55050:麻酔科学関連
    研究機関 札幌医科大学
    研究代表者

    澤田 敦史 札幌医科大学, 医学部, 講師

    研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31完了
    キーワード 妊娠鎮痛 / 前帯状皮質 / オピオイド受容体 / ミクログリア / 神経障害性疼痛
    研究開始時の研究の概要 研究期間内に,妊娠マウスを用いた神経障害性疼痛モデルにおいて,前帯状皮質の免疫組織学的解析を行い,脳内の免疫細胞であるミクログリアおよびアストロサイトが妊娠鎮痛に果たす役割を明らかにする.さらに前帯状皮質の分子学的解析を行い,オピオイド受容体の発現を解析することで前帯状皮質が妊娠鎮痛に果たす役割を解 ...
    研究成果の概要 妊娠そのものが慢性疼痛患者の痛みを和らげる“妊娠鎮痛”と呼ばれており,その詳細な機序は明らかにされていない.本研究において,妊娠マウスを用いた神経障害性疼痛モデルは,前帯状皮質にミクログリアの集積を認めず,神経障害性疼痛を発症しないことが明らかになった.また,妊娠マウスの前帯状皮質においてδオピオイ ...
    この課題の研究成果物 学会発表 (2件 うち国際学会 2件)
  • 3. 外傷性脳損傷に対する新規治療戦略

    研究課題

    研究種目

    若手研究(B)

    研究分野 麻酔科学
    研究機関 札幌医科大学
    研究代表者

    澤田 敦史 札幌医科大学, 医学部, 助教

    研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2019-03-31完了
    キーワード 外傷性脳損傷 / 骨髄由来ミクログリア / 術後認知機能障害 / イソフルラン / デクスメデトミジン / 外傷性脳挫傷
    研究成果の概要 外傷性脳損傷による後遺症である高次脳機能障害を有する患者が全身麻酔を受けた場合,術後に高次脳機能障害が増悪することが問題となっている.本研究において,吸入麻酔薬による全身麻酔を受けた外傷性脳損傷モデルマウスは,術後高次脳機能障害を発症したが,デクスメデトミジンを併用して吸入麻酔薬による全身麻酔を受け ...
    この課題の研究成果物 学会発表 (1件)
  • 4. 慢性疼痛による不快情動に対する骨髄由来ミクログリアを介した新規治療戦略

    研究課題

    研究種目

    若手研究(B)

    研究分野 疼痛学
    研究機関 札幌医科大学
    研究代表者

    澤田 敦史 札幌医科大学, 医学部, 助教

    研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31中途終了
    キーワード 神経障害性疼痛 / 不快情動 / 骨髄由来ミクログリア / ケモカイン受容体 / 不安行動 / 扁桃体中心核
    研究実績の概要 慢性疼痛は不安や抑うつなどの不快情動を引き起こすが,その機序は明らかにされていない.慢性疼痛が引き起こす不快情動は,生活の質を低下させ,この不快情動が痛みをさらに悪化させるという悪循環を生じる.中枢神経系の免疫細胞であるミクログリアは,血液脳関門が不完全な胎生期に,脳内に移行した前駆細胞から分化した ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (1件 うち査読あり 1件、謝辞記載あり 1件)   学会発表 (6件)   図書 (1件)
  • 5. 神経障害性疼痛における骨髄由来ミクログリアを介した治療戦略

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    研究分野 疼痛学
    研究機関 札幌医科大学
    研究代表者

    新山 幸俊 札幌医科大学, 医学部, 講師

    研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31完了
    キーワード 骨髄由来ミクログリア / 扁桃体 / 神経障害性疼痛 / 不安 / 情動 / 不安・抑うつ / 疼痛発生機序 / 抑うつ・不安
    研究成果の概要 慢性疼痛は不快情動を惹起するが,その機序は不明である.われわれはGFP陽性キメラマウスを用いて神経障害性疼痛マウスを作成し,28日後に扁桃体中心核に骨髄由来ミクログリア(BMDM)の集積と,不安行動の発現を確認した.BMDMはIL1-bおよびCCR2受容体,CCR2受容体のリガンドであるMCP-1に ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (1件 うち査読あり 1件、謝辞記載あり 1件)   学会発表 (8件)
  • 6. 悪性腫瘍化学療法による神経因性疼痛の神経科学基盤の解明

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    研究分野 麻酔・蘇生学
    研究機関 札幌医科大学
    研究代表者

    並木 昭義 札幌医科大学, 名誉教授

    研究期間 (年度) 2008 – 2010完了
    キーワード 悪性腫瘍 / 疼痛 / 化学療法 / L-セリン / L-serine / TRPM8
    研究概要 パクリタキセルは,がんの化学医療法にしばしば用いられる抗がん剤であるが,痛みを伴った末梢神経障害を惹起しやすい薬剤としても知られている.しかしながらその発生機序は不明であり,治療に難渋する事も多い.われわれはパクリタキセルによる末梢神経障害発現機序におけるL-セリンを目的として研究した.その結果,パ ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (5件 うち査読あり 5件)   学会発表 (6件)   図書 (1件)

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