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検索結果: 33件 / 研究者番号: 20181969
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1.
ポリゴンデータ解析法による初期中国金銅仏・石仏の造形と技法の比較研究
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分01070:芸術実践論関連
研究機関
富山大学
研究代表者
三宮 千佳
富山大学, 学術研究部芸術文化学系, 准教授
研究期間 (年度)
2022-04-01 – 2026-03-31
交付
キーワード
3Dポリゴンデータ分析
/
金銅仏
/
石仏
/
金銅仏と石仏
/
造形表現
/
鋳造技法
研究開始時の研究の概要
仏像造形の研究は、写真や肉眼観察による古い様式論の編年法に長くとどまる。科学的・客観的に立体比率を数値化・図化した検証に至らず、今も論点が曖昧だ。多くの金銅仏は軟らかいロウ(蝋)で原型を造り青銅で鋳造し、石仏は硬い石を彫る。仏像の「素材・技法と造形の相関研究」は未だ前例が無い。立体造形研究は3Dポリ
...
研究実績の概要
本研究の目的は、中国の仏像で重要な4~6世紀の金銅仏・石仏について、ポリゴンデータの断面図から解析する「プロポーション・面角度・曲率」を新資料として、素材が異なる同時代の金銅仏と石仏の造形の同異を解明することである。本年度は、出光美術館の協力のもと、同館が所蔵する、中国の五胡十六国時代の古式金銅仏「
...
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
この課題の研究成果物
雑誌論文 (2件 うち査読あり 2件) 学会発表 (2件 うち国際学会 2件)
2.
古代東アジア青銅鋳物の研究:ミューオン非破壊分析と鋳造凝固解析で解明する超絶技巧
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
審査区分
小区分03060:文化財科学関連
研究機関
富山大学
研究代表者
長柄 毅一
富山大学, 学術研究部芸術文化学系, 教授
研究期間 (年度)
2021-04-01 – 2026-03-31
交付
キーワード
文化財科学
/
金属材料
/
非破壊分析
/
鋳造シミュレーション
/
古代青銅鋳物
/
鋳造方案
/
リバースエンジニアリング
研究開始時の研究の概要
本研究は、中国や日本の古代の鋳造技術を解明することを目的とし、鋳造シミュレーションによる湯流れ、凝固解析から、現存する出土青銅器資料に残された鋳造欠陥等の痕跡との比較対照によって鋳造方案を明らかにしていくものである。そのため、青銅器資料の3Dスキャニングによる形状デジタルデータの取得を行っていくとと
...
研究実績の概要
本研究は、人類の技術水準を各段に引き上げた革命的技術ともいえる鋳造技術の詳細を明らかにすることを目的に実施するものである。特に殷周青銅器に代表される古代中国の青銅鋳物は、複雑な形状と表面の精緻な文様が特徴であり、人類史上でも稀なる極めて高度な超絶技巧だといえる。鋳造技術は、金属を融点以上に加熱して熔
...
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
この課題の研究成果物
学会発表 (3件 うち国際学会 3件) 図書 (1件)
3.
ポリゴンデータ解析で検証するアジア四千年の原型消失法による青銅器の造形表現
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
審査区分
小区分01070:芸術実践論関連
研究機関
富山大学
研究代表者
三船 温尚
富山大学, 芸術文化学部, 客員教授
研究期間 (年度)
2021-04-01 – 2026-03-31
交付
キーワード
3D計測
/
古代青銅器
/
常温固体油脂
/
ポリゴンデータ解析
/
鋳造技術
/
液化消失
/
燃焼焼失
/
微細文様形状
/
高精細3D計測調査
/
ポリゴンデータ
/
ポリゴンデータ解析ソフト
/
消失原型材料
/
青銅器全形形状
/
抜け勾配
/
ロウ型鋳造法
/
3Dスキャニング調査
/
成分分析
/
鋳造シミュレーション
/
ポリゴンデータ加工検査
/
抜け勾配検査
/
断面図検査
/
寸法検査
/
凹線の縁返り
/
3Dスキャニング
/
液化消失原型
/
燃焼消失原型
/
鋳造実験
研究開始時の研究の概要
青銅器は表面の緻密な緑青錆が内部を守り、数千年前の遺物の形が正確に読み取れる。そういった遺物は多くない。そのために各地の青銅器の技術研究は、その伝播ルートなどの研究にとって重要な遺物である。しかし、鋳造技術は漆器や陶器のように素材の形を完成まで通して加工する技法ではなく、原型から反転する鋳型をつくり
...
研究実績の概要
古代中国およびその周辺では青銅器の生産が盛んにおこなわれ、器種が多く微細な凹形、凸形で表現する文様や銘文の鋳造技術が発達した。青銅器の文様は原型に文様を施す原型施文と、鋳型面に文様を施す鋳型施文法があり、同一青銅器の文様や銘文について、原型施文と鋳型施文に意見が分かれる状況が続き、長い研究を経ても結
...
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
この課題の研究成果物
国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (2件 うち国際共著 1件、査読あり 2件)
4.
ユーラシア草原地帯と東アジアの青銅器鋳造技術の比較研究
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
審査区分
小区分03050:考古学関連
研究機関
独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館
研究代表者
高浜 秀
独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館, 学芸研究部, 客員研究員
研究期間 (年度)
2020-04-01 – 2024-03-31
交付
キーワード
ユーラシア草原地帯
/
東アジア
/
青銅器
/
鋳造技術
/
初期遊牧民
/
草原地帯
/
鋳造法
/
中国北方地域
/
初期遊牧民文化
/
三次元計測
研究開始時の研究の概要
東アジアの青銅器文化は、前2千年紀の初め頃、西方の青銅器文化がユーラシア草原地
研究実績の概要
この研究の目的は、東アジアにおける青銅器文化の成立、及びその後の西方との影響関係を明らかにし、シルクロード以前のユーラシアと東アジアの文化間における交流の真の姿を明らかにすることである。そのため、それぞれの青銅器文化に見られる鋳造技術を明らかにし、それを以って影響関係を解明するための手掛かりとする。
...
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
この課題の研究成果物
雑誌論文 (2件 うち国際共著 1件、査読あり 2件) 学会発表 (1件)
5.
三角縁神獣鏡の製作地解明に向けたミューオンビームによる非破壊成分分析とその検証
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
審査区分
小区分03060:文化財科学関連
研究機関
京都橘大学
(2022-2023)
岡山大学
(2019-2021)
研究代表者
南 健太郎
京都橘大学, 文学部, 准教授
研究期間 (年度)
2019-04-01 – 2024-03-31
交付
キーワード
ミューオン
/
三角縁神獣鏡
/
鋳造実験
/
蛍光X線分析
/
湯流れ、凝固シミュレーション
/
完全非破壊成分分析
/
三次元計測
/
湯流れ・凝固シュミレーション
/
魏晋鏡
/
倭製鏡
/
成分分析
/
鋳造技術
/
湯口
/
ミューオンビーム
/
非破壊成分分析
/
非破壊
研究開始時の研究の概要
本研究は、三角縁神獣鏡製作地の推定に向けて、その鋳造技術の解明を目指すものである。そのために、新しい完全非破壊技術であるミューオン非破壊分析法を利用する。ミューオン非破壊分析により、これまでに成し得なかった表面の錆などに影響されない定量的な成分分析が可能となる。本研究では、ミューオン非破壊分析法によ
...
研究実績の概要
今年度は①鋳型の設置角度の条件を変えた鋳造実験結果の発表、②鋳型の設置角度、原材料を溶かし合わせた湯の温度の条件を変えた鋳造実験、③三角縁神獣鏡の三次元データを用いた厚さ・等高線の解析、湯流れ・凝固シュミレーション、④ミューオン実験結果の解析、を実施した。
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
この課題の研究成果物
国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (13件 うち査読あり 9件) 学会発表 (20件 うち国際学会 6件、招待講演 7件)
6.
3Dデジタル技術を用いた民俗文化財保存修復に関する研究・開発・応用
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
審査区分
小区分01070:芸術実践論関連
研究機関
富山大学
研究代表者
林 曉
富山大学, 学術研究部芸術文化学系, 教授
研究期間 (年度)
2019-04-01 – 2022-03-31
完了
キーワード
文化財修復
/
デジタル技術
/
3Dスキャニング
/
CAD
/
民俗文化財
/
文化財保存修復
/
3Dデジタル技術
/
CAD/CAM
/
伝統技術
/
CAD/CAM
/
3Dプリント
/
修復
/
3Dデジタルデータ
/
3Dscan
/
3D計測
/
曳山
研究開始時の研究の概要
全国33か所の祭り屋台が一昨年ユネスコの世界民族文化遺産に登録され注目を集めているが、こうした有形・無形の民俗文化財は毎年の祭りの中で実際に使用されるので、劣化や破損が生じやすく、定期的な保存修復が必要である。そうした民俗文化財の保存修復に現代の三次元デジタル技術を用い、より正確なデータを残し、でき
...
研究成果の概要
近年一般的になりつつある3Dデジタル技術を祭り屋台等の民俗文化財修復における記録、修理設計、復元修復における製作などに応用し、アナログデータに頼っていた修理対象の立体データを、3Dスキャナーで計測したものをCADデータに置き換えて、さらに三次元データからNC切削によって修復に必要な部材を削り出すなど
...
7.
古代青銅器の高精度3Dデジタルデータを活用した凝固解析による注湯技術の解明
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
文化財科学・博物館学
研究機関
富山大学
研究代表者
長柄 毅一
富山大学, 学術研究部芸術文化学系, 教授
研究期間 (年度)
2017-04-01 – 2021-03-31
完了
キーワード
青銅
/
鋳造シミュレーション
/
3Dデジタルデータ
/
古代青銅鋳物
/
鋳造方案
/
古代青銅器
/
3Dスキャン
/
鋳物
/
凝固解析
/
文化財科学
/
製作技法
/
鋳造技術
/
文化財化学
研究成果の概要
古代の青銅鋳物の製作技術を解明することを目的に、青銅文化財を3Dスキャナによりデジタルデータ化し、これを用いた鋳造シミュレーションを行った。殷周青銅器のような複雑精緻な鋳物のほか、日本の銅鐸(岐阜県久々利銅鐸)、仏像(法華経寺大仏)、和鏡(國學院大學博物館所蔵品)を対象とし、鋳造における湯流れの状態
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (5件 うち査読あり 4件) 学会発表 (4件 うち国際学会 2件) 図書 (3件)
8.
高精細3Dデータ検証による東アジア四千年の青銅工芸・彫刻の造形美と技術の通史研究
研究課題
研究種目
基盤研究(A)
研究分野
芸術一般
研究機関
富山大学
研究代表者
三船 温尚
富山大学, 芸術文化学部, 客員教授
研究期間 (年度)
2016-04-01 – 2021-03-31
完了
キーワード
古代鋳造技術史
/
3D計測
/
計測点間距離0.02㎜
/
ポリゴンデータ解析
/
検証図
/
鋳造痕跡
/
高精細3D計測調査
/
原型施文
/
鋳型施文
/
分鋳法
/
鋳接法
/
材料特性
/
3Dスキャン
/
ポリゴンデータ
/
鋳型製作
/
注湯法案
/
青銅器史
/
3D計測
/
孝民屯出土鋳型
/
施文方法
/
厚み分布
/
近世鋳銅仏
/
木彫原型像
/
3Dデジタイザ計測
/
鋳造技法
/
美術様式
/
実験検証
/
対照法
/
青銅器文様
/
北魏金銅仏
/
和鏡
/
江戸大仏
/
青銅鋳造製品
/
造形方法
/
鋳型製作方法
/
鋳造方法
/
厚み分布図
/
殷墟小屯遺跡
/
青銅器鋳型
/
久々利銅鐸
/
江戸中期大仏
/
尊
/
鋳型3D計測
/
青銅器3D計測
/
仏像3D計測
/
鋳型油脂分析
/
湯流れシュミレーション
/
青銅器3Dスキャン
/
商代殷墟孝民屯遺跡出土青銅器鋳型
/
X線透過撮影
/
金銅仏
/
青銅器
/
内部鋳造欠陥
/
湯流れシミュレーション
/
芸術諸学
/
考古学
/
美術史
/
文化財科学
研究成果の概要
東アジアの青銅器は古代中国で発展し、周辺地域に伝播した。造形は、他の地域よりも複雑、精緻で、これらの造形を実現した鋳造技術は、世界で最も高度に発達した。長年、多くの研究者が出土した青銅器を観察して、この高度な技術を解明しようと試みたが、多くが未解決のままであった。その原因は、青銅器の正確な形状を科学
...
この課題の研究成果物
国際共同研究 (4件) 雑誌論文 (23件 うち国際共著 1件、査読あり 22件、謝辞記載あり 1件) 学会発表 (19件 うち国際学会 19件) 図書 (2件)
9.
古代青銅仏像の研磨評価と彫刻表現の研究
研究課題
研究種目
挑戦的萌芽研究
研究分野
芸術一般
研究機関
富山大学
研究代表者
三船 温尚
富山大学, 芸術文化学部, 教授
研究期間 (年度)
2015-04-01 – 2018-03-31
完了
キーワード
研磨程度
/
評価点
/
3Dスキャン
/
ポリゴンデータ
/
鋳造技法
/
原型素材
/
造形方法
/
北魏小金銅仏
/
法隆寺阿弥陀三尊像
/
泉屋博古館蔵金銅弥勒仏立像
/
点間距離17ミクロンレンズ
/
点か距離33ミクロンレンズ;
/
切削研磨程度評価
/
根津美術館蔵金銅仏
/
韓国国宝78号金銅仏
/
造形の稜線・谷線
/
制作・造形監修
/
青銅製仏像
/
切削
/
研磨
/
鏨
/
砥石
/
切削研磨程度
/
造形感覚
研究成果の概要
法隆寺夢違観音菩薩立像、法隆寺伝橘夫人念持仏厨子阿弥陀三尊像についてそれぞれ複数回の調査を経て、正面、側面、背面、さらには面部、体部、脚部などに分けて研磨程度を点数化した。伝橘夫人念持仏は三尊蔵、後屏、蓮池の空間造形の工程と検討の具体を解明した。泉屋博古館所蔵北魏金銅弥勒仏立像、根津美術館所蔵釈迦多
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (1件 うち査読あり 1件、謝辞記載あり 1件) 学会発表 (3件 うち国際学会 1件)
10.
青銅組織を用いた画像解析定量分析法の確立
研究課題
研究種目
挑戦的萌芽研究
研究分野
文化財科学・博物館学
研究機関
富山大学
研究代表者
長柄 毅一
富山大学, 芸術文化学部, 教授
研究期間 (年度)
2015-04-01 – 2017-03-31
完了
キーワード
鉛入り高錫青銅
/
金属組織
/
アルファ相
/
共析
/
非破壊分析
/
青銅鏡
/
高錫青銅
/
青銅
/
画像解析
研究成果の概要
古代青銅鏡の多くは鉛入り高錫青銅で作られている。主要構成元素である銅、錫、鉛の比率は青銅の硬さ、色、鋳造性などに影響を及ぼすことから、正確に定量分析することは重要である。ところが、出土青銅器においては、表面の錆の影響で、蛍光X線分析の定量データは地金のデータとはかけ離れていることが多い。一方、その金
...
この課題の研究成果物
学会発表 (3件 うち国際学会 1件)
11.
中国金銅仏の鋳造技法及び加工痕の分析による造形表現研究
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
芸術一般
研究機関
富山大学
研究代表者
三宮 千佳
富山大学, 芸術文化学部, 准教授
研究期間 (年度)
2015-04-01 – 2019-03-31
完了
キーワード
金銅仏
/
北魏
/
加工痕
/
鋳造技法
/
造形表現
/
ポリゴンデータ
/
太和
/
表面研磨
/
3D
/
鋳造技術
/
鏨
/
原型施文
/
再現実験
/
北魏仏
/
鋳造
研究成果の概要
中国の金銅仏(青銅鍍金の仏像)について、目視による編年や図像様式論ではなく、加工痕および鋳造技法の分析、また再現実験もおこないながら造形技法を検討することで、金銅仏の造形表現の全体像を明らかにした。
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (8件 うち査読あり 8件、オープンアクセス 2件、謝辞記載あり 2件) 学会発表 (3件 うち国際学会 3件)
12.
東アジア小金銅仏の造像方法に関する基礎的研究
研究課題
研究種目
若手研究(B)
研究分野
美術史
文化財科学・博物館学
研究機関
富山大学
研究代表者
三宮 千佳
富山大学, 芸術文化学部, 講師
研究期間 (年度)
2013-04-01 – 2015-03-31
完了
キーワード
金銅仏
/
彫金技法
/
東アジア
/
美術史
/
小金銅仏
/
加工跡
/
鏨
/
マトリックス
研究成果の概要
小金銅仏について、美術史研究における様式論から一歩踏み込み、鋳造や彫金の加工跡を見極め、その傍証となる写真撮影を行って、造像技術について検討した。
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (3件 うち査読あり 2件) 学会発表 (3件) 図書 (1件)
13.
3Dスキャン・材料分析・鋳造実験の複合手法による青銅器微細文様の表出に関する研究
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
芸術一般
研究機関
富山大学
研究代表者
三船 温尚
富山大学, 芸術文化学部, 教授
研究期間 (年度)
2013-04-01 – 2016-03-31
完了
キーワード
古代青銅器
/
鋳造技法
/
3Dスキャン
/
常温固体油脂
/
凹線文様
/
凸線文様
/
中国殷周青銅器
/
中国古代青銅鏡
/
青銅器文様
/
データ検証
/
中国安陽土
/
鋳造実験
/
点間距離17ミクロン
/
3D計測
/
未研磨文様凹線
/
縁盛り上がり形状
/
逆勾配
/
断面図
/
復元鋳造実験
/
青銅器文様鋳造技術
/
微細凹線文様
/
同形繰り返し文様
/
原型施文法
/
鋳型面施文法
/
技術工程解明
研究成果の概要
奈良県天理市黒塚古墳出土の三角縁神獣鏡33面の調査によって、模糊肌やヌメリ肌、銀白色肌鋳上がり現象が確認できた。原因を探るために鋳型面に粘土や油脂、炭素を付着して鋳造する実験を行った。油脂や炭素を鋳型面に付着させて鋳造すると類似する鋳肌を再現できた。根津美術館は所蔵する中国殷代後期の饕餮文方罍を3D
...
この課題の研究成果物
国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (5件 うち国際共著 1件、査読あり 5件、謝辞記載あり 3件) 学会発表 (3件 うち国際学会 1件)
14.
失木鋳造技法の研究
研究課題
研究種目
挑戦的萌芽研究
研究分野
芸術学・芸術史・芸術一般
研究機関
富山大学
研究代表者
三船 温尚
富山大学, 芸術文化学部, 教授
研究期間 (年度)
2012-04-01 – 2015-03-31
完了
キーワード
燃焼消失鋳造技法
/
鋳型非分割
/
羊毛縄原型
/
木棒原型
/
古代鋳造技法
/
青銅鋳物
/
東大寺国宝金堂八角燈籠
/
3D計測
/
点間距離2mm
/
点間距離0.48mm
/
非分割鋳造技法
/
幾何形体度
/
燃焼消失鋳造法
/
有機物原型焼失鋳造技法
/
非分割鋳型鋳造法
/
東大寺八角燈籠
/
3D形状計測
/
幾何形体精度調査
/
検証鋳造実験
/
青銅鋳造製品
/
木材原型
/
失木鋳造実験
/
中国北方系青銅器
/
シベリア青銅フク
研究成果の概要
シベリア遊牧民青銅器フクの縄状文原型に羊毛など5種類の縄を使用した鋳造実験から、これらが、焼失原型鋳造法の原型材料になりうることが判明した。さらに、木の原型を鋳型で包み、鋳型焼成で木を燃焼消失させ、青銅を鋳造する実験をおこなった。800℃程度を長時間保持すれば、硬質な樹種の木材原型を消失することが分
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (7件 うち査読あり 7件、謝辞記載あり 1件) 学会発表 (1件 うち招待講演 1件)
15.
インダス文明青銅器の金属分析を起点とした熱処理型高錫青銅の発生と東西伝播の研究
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
文化財科学
研究機関
富山大学
研究代表者
長柄 毅一
富山大学, 芸術文化学部, 教授
研究期間 (年度)
2012-04-01 – 2017-03-31
完了
キーワード
熱処理型高錫青銅
/
インド
/
金属組織
/
焼入れ
/
高錫青銅
/
焼き入れ
/
メガリス
/
インダス文明
/
高錫青銅器
/
成分分析
/
熱処理
/
文化財科学
/
熱間鍛造
/
鋳造
/
蛍光X線分析
研究成果の概要
錫を15%以上含む青銅合金は、鋳造法もしくは熱間鍛造法によって成形され、仕上げに焼き入れ熱処理が施されることから、我々はこれを熱処理型高錫青銅と呼んでいる。この技術は古くは古墳時代に日本へ伝来し、現在においてもアジア地域を中心に残されているが、その起源と伝播経路を明らかにするため、インドで出土した紀
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (5件 うち査読あり 3件、オープンアクセス 1件、謝辞記載あり 1件) 学会発表 (9件 うち国際学会 3件、招待講演 1件)
16.
スズ同位体トレーサーによる青銅器のリサイクルの検証
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
文化財科学
研究機関
東京大学
研究代表者
中井 俊一
東京大学, 地震研究所, 教授
研究期間 (年度)
2011-04-01 – 2014-03-31
完了
キーワード
スズ
/
同位体
/
青銅器
/
産地推定
/
スズ石
/
鋳造
/
リサイクル
/
ICP質量分析計
/
スズ同位体
/
同位体分別
/
揮発性
/
スズ同位体比
研究概要
青銅器の産地推定やリサイクルの検証にスズ同位体が利用できるか検証した.スズ石と青銅器のスズの同位体比測定法を開発した.まず日本,中国などの18個のスズ石の124Sn/120Snは0.8‰程度の変動を示す結果を得た.次に青銅の鋳造実験を行い,鋳造の過程でスズが蒸発することにより124Sn/120Snが
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (20件 うち査読あり 17件) 学会発表 (25件 うち招待講演 1件) 図書 (9件)
17.
鋳バリの研究
研究課題
研究種目
挑戦的萌芽研究
研究分野
文化財科学
研究機関
富山大学
研究代表者
三船 温尚
富山大学, 芸術文化学部, 教授
研究期間 (年度)
2009 – 2011
完了
キーワード
溝状鋳バリ
/
鋳型中結晶水
/
鋳バリ急冷凝固
/
凝固速度差
/
X線透過撮影写真
/
鋳型分割方法
/
鋳型材
/
鋳型焼成方法
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蟹満寺釈迦如来坐像
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実物大試料
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X線透過撮影
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分割型鋳造法
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鋳型材質
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中国古代青銅器
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遊牧民青銅器
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三角縁神獣鏡
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鋳バリ下層
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凝固速度
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鋳鬆
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分割鋳型法
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蝋型鋳造法
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凝固痕跡
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鋳造肉厚
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三次元レーザー測量
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鋳型面亀裂
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土鋳型
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石鋳型
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神荒谷遺跡出土鍋剣
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復元鋳造
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鋳バリ比較
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未研磨青銅器
研究概要
古代青銅製品にできる分割位置の鋳バリを研磨しても、鋳造時の鋳バリの急冷凝固と本体の徐冷凝固の差による内部の気泡や鋳鬆の発生の違いをX線透過撮影で写し、その位置の判定が可能であることを実験で解明した。今後は、研磨製品でも鋳バリ痕跡が写れば、分割型鋳造法と判定できる。また、鋳型面にできる亀裂が、製品から
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この課題の研究成果物
雑誌論文 (8件 うち査読あり 2件) 学会発表 (13件) 図書 (4件)
18.
韓国出土青銅器の成分・金相分析を基幹とした東アジアにおける高錫青銅加工技術の研究
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
文化財科学
研究機関
富山大学
研究代表者
長柄 毅一
富山大学, 芸術文化学部, 准教授
研究期間 (年度)
2009 – 2011
完了
キーワード
蛍光X線分析
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熱処理型高錫青銅
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熱間鍛造
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鋳造
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焼き入れ
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金属組織
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高錫青銅器
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熱処理
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韓国鍮器
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蛍光X線成分分析
研究概要
韓国の慶尚南道出土の高麗時代や朝鮮時代に製作されたとみられる銅鋺、匙等、40点の金相評価ならびに成分分析を行った。なお、出土品は現代の鍮器とほぼ同様の組成であり、錫と銅のみで構成される二元系の熱処理型高錫青銅器であった。現代の鍮器では、銅鋺や匙などは鋳造法で作られることが多いが、出土青銅器はその多く
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この課題の研究成果物
雑誌論文 (24件 うち査読あり 3件) 学会発表 (15件) 備考 (1件)
19.
漢代鏡笵の製作技法の科学的解析と再現実験
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
文化財科学
研究機関
東京大学
研究代表者
田賀井 篤平
東京大学, 総合研究博物館, 名誉教授
研究期間 (年度)
2008 – 2010
完了
キーワード
材質分析
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鏡范
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漢
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青銅鏡
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黒色皮殻
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化学分析
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鋳込み実験
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鏡笵
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漢代
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X線吸収実験
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製作技法
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再現実験
研究概要
青銅鏡鏡笵の黒色皮殻に対する化学分析の結果、Cu,Sn,Pb,Znなどが確認された。黒色皮殻は、鋳込みに際の鏡笵と金属との反応生成物である。更に、SやCを確認したことから、SやCは、離型材・塗型材に由来すると考えた。分析データを基に、Cu,Sn,Pbなどの金属を調合して鋳造実験を行った。塗型材や離型
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この課題の研究成果物
雑誌論文 (14件 うち査読あり 14件) 学会発表 (7件) 図書 (2件)
20.
韓国鍮器調査を基点としたアジア地域の青銅器熱処理技術研究の展開
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
文化財科学
研究機関
富山大学
研究代表者
三船 温尚
富山大学, 芸術文化学部, 教授
研究期間 (年度)
2007 – 2010
完了
キーワード
高錫青銅器
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錫22%
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焼入れ
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熱間鍛造
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鋳造
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製作技術
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温度計測
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金属組織
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焼入れ温度
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韓国工房調査
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インド工房調査
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国際研究集会
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二元系高錫青銅器
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焼き鈍し
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製作技法
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サーモグラフ温度測定
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熱処理
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焼き入れ
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韓国鍮器
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錫23%高錫青銅
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錫33%高錫青銅
/
韓国鍮器工房
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インド青銅鏡工房
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熱間加工
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脆性改善
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鉛レス高錫青銅器
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錫22パーセント
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鋳造・鍛造加工
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韓国伝統金工技法
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組織観察
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硬度試験
研究概要
高錫青銅器は割れやすいが、古代から鏡や武器、楽器などに利用してきた。現代の高錫青銅器工房が多く残る韓国とインドの調査からは、錫22%の高錫青銅での器形作りを鋳造と、550~780℃での熱間鍛造で行う。鍛造加工では厚さ0.3mmの薄い鋺を作ることが可能で、これらの成形後、割れにくくするために650~7
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この課題の研究成果物
雑誌論文 (62件 うち査読あり 7件) 学会発表 (13件) 図書 (3件)
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