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検索結果: 62件 / 研究者番号: 30322184
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1.
大腸癌の転移を誘導するEMT関連癌幹細胞分画と転移性ニッチの解明
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分55020:消化器外科学関連
研究機関
大阪大学
研究代表者
福島 菖子
大阪大学, 医学部附属病院, 医員
研究期間 (年度)
2024-04-01 – 2027-03-31
交付
キーワード
PLXND1
/
SEMA3E
/
EMT
/
癌幹細胞
/
大腸癌
研究開始時の研究の概要
癌の転移形成は、癌細胞中の転移形成性が高い亜分画と、その癌細胞に対する感受性(前転移性ニッチ)で決定され、大腸癌では肝臓と肺への転移頻度が高い。我々は、PLXND1発現細胞では上皮間葉転換が誘導されることに注目した。PLXND1のリガンドであるSEMA3Eは肝や肺でも分泌されており、また、活性型への
...
2.
消化器癌CTCの長期培養による癌幹細胞株の樹立
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分53010:消化器内科学関連
研究機関
大阪大学
研究代表者
平木 将之
大阪大学, 大学院医学系研究科, 招へい教員
研究期間 (年度)
2024-04-01 – 2027-03-31
交付
キーワード
CTC
/
癌幹細胞
/
培養法
研究開始時の研究の概要
癌幹細胞は抗癌剤や放射線に抵抗性を示し、転移や再発の原因となる。患者血液から癌幹細胞を取得できれば、手術適応のない‘全身癌’の状態でも血液の採取のみでタイムリーに癌幹細胞を同定して効果的な治療法の開発に役立てることができる。本研究では、CTC の培養法を種々工夫して、長期培養を実現し、ヌードマウスで
...
3.
犬口腔扁平上皮癌の根治を目指した全身投与可能な核酸療法の確立
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
審査区分
小区分42020:獣医学関連
研究機関
大阪大学
研究代表者
野口 俊助
大阪大学, 大学院医学系研究科, 招へい准教授
研究期間 (年度)
2024-04-01 – 2027-03-31
交付
キーワード
犬
/
扁平上皮癌
/
核酸療法
研究開始時の研究の概要
イヌの口腔内に発生する扁平上皮癌は難治性である。研究代表者らは独自に扁平上皮癌を抑制しうるmicroRNAを発見したが、microRNAのようなRNA分子は生体内では容易に分解されるため治療に応用することは困難であった。一方、我々は生体内でRNA分子を分解されにくくする試薬を独自に開発したため、mi
...
4.
多分子標的型核酸と高性能化DDSによって転移性癌をリセットするムーンショット計画
研究課題
研究種目
基盤研究(A)
審査区分
中区分55:恒常性維持器官の外科学およびその関連分野
研究機関
大阪大学
研究代表者
山本 浩文
大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授
研究期間 (年度)
2024-04-01 – 2027-03-31
交付
キーワード
DDS
/
核酸医療
/
多分子制御
/
転移
研究開始時の研究の概要
単一分子阻害では、癌細胞はやがて別のシグナル経路を活性化させ治療抵抗性を獲得するので、癌の根治のためには複数の経路を同時遮断することが有効である。近年、microRNAの配列を最適化によって治療効果が高まることができる分かってきた。本研究では多くの難治性癌に対して強力な抗腫瘍効果を示してきた人工配列
...
5.
正常組織に影響を与えない癌幹細胞標的分子の探索
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
審査区分
小区分55020:消化器外科学関連
研究機関
大阪大学
研究代表者
奥崎 大介
大阪大学, 免疫学フロンティア研究センター, 特任准教授(常勤)
研究期間 (年度)
2023-04-01 – 2026-03-31
交付
キーワード
癌幹細胞
/
癌精巣抗原
研究開始時の研究の概要
本研究では、正常組織に影響を与えない癌幹細胞 (CSC) 標的分子の探索を行うため、癌精巣抗原 (CTA:Cancer testis antigen) に着目し、SOX2, KLF5を可視化できるマウスに作製した大腸癌組織のシングルセル解析によって導出されたCSC関連分子の中から、CTAに合致するも
...
6.
シングルセル解析が紐解く老化細胞と癌幹細胞の治療抵抗性メカニズム
研究課題
研究種目
挑戦的研究(萌芽)
審査区分
中区分55:恒常性維持器官の外科学およびその関連分野
研究機関
大阪大学
研究代表者
山本 浩文
大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授
研究期間 (年度)
2023-06-30 – 2025-03-31
交付
キーワード
癌幹細胞
/
細胞老化
/
シングルセル解析
/
治療抵抗性
/
静止期癌幹細胞
研究開始時の研究の概要
老化細胞は細胞周期を開始する経路が不可逆的に阻害されているため増殖することができないとされているが、そこにはスペクトラム(老化の程度)があり、僅かに自己複製能を残した状態では、静止期癌幹細胞様の動態を示す可能性もあり、両者の接点については検討すべき点は少なくない。本研究では、まずこれまでに開発してき
...
7.
PDX同所移植モデルを用いた脳腫瘍に対する新規核酸治療剤の開発
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分56010:脳神経外科学関連
研究機関
大阪大学
研究代表者
井上 彬
大阪大学, 大学院医学系研究科, 招へい教員
研究期間 (年度)
2023-04-01 – 2026-03-31
交付
キーワード
脳腫瘍
/
核酸治療
研究開始時の研究の概要
本研究は、まず脳腫瘍の臨床サンプルを用いた遺伝子発現解析を行い、その中で脳腫瘍に対して抗腫瘍効果が得られる核酸を同定する。そして、大阪大学脳神経外科が確立した「膠芽腫のマウス脳への同所移植モデル」を活用することで、我々が開発した核酸を悪性腫瘍に効率的に送達できる「DDS(ドラッグデリバリーシステム)
...
8.
正常細胞に影響を与えない癌幹細胞特異抗体の取得
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分55020:消化器外科学関連
研究機関
大阪大学
研究代表者
幸田 志穂里
大阪大学, 大学院医学系研究科, 招へい研究員
研究期間 (年度)
2023-04-01 – 2026-03-31
交付
キーワード
癌幹細胞
/
特異抗体
研究開始時の研究の概要
私達はこれまでの研究で新規癌幹細胞遺伝子のリコンビナント蛋白を抗原としてモノクローナル抗体を作製し、正常細胞と比べて癌幹細胞に対して反応性が強い抗体の取得に成功した。本研究は、このモノクローナル抗体を搭載した抗体カラムによって、癌の膜成分に存在する癌幹細胞遺伝子蛋白を回収・精製し、これを抗原としてマ
...
9.
腫瘍特異的に集積するDDSを用いた転移性癌の核酸治療
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分55020:消化器外科学関連
研究機関
大阪大学
研究代表者
室谷 昌俊
大阪大学, 医学部附属病院, 医員
研究期間 (年度)
2023-04-01 – 2026-03-31
交付
キーワード
ドラッグデリバリーシステム
/
転移性癌
研究開始時の研究の概要
転移性腫瘍モデルは皮下腫瘍モデルよりもはるかに臨床像に近く、 治療薬の創出に直結する。本研究課題では、大腸癌の主死因となる肝転移と、肺転移に対するマウスモデルを作成し、我々が開発したドラッグデリバリーシステムに搭載した核酸医薬の転移性腫瘍に対する抗腫瘍効果と安全性について検討する。本研究を通して、転
...
10.
未分化マーカーを指標とした新規癌幹細胞マーカーの取得
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分53010:消化器内科学関連
研究機関
大阪大学
研究代表者
吉村 大士
大阪大学, 医学部附属病院, 医員
研究期間 (年度)
2023-04-01 – 2026-03-31
交付
キーワード
癌幹細胞
/
Sox2
研究開始時の研究の概要
癌幹細胞の未分化性を維持する分子としてSox2に着目し、以下の研究を行う。Sox2-GFPマウスを化学発癌させた大腸腫瘍のSox2陽性細胞と陰性細胞のシングルセル解析を行った結果、Sox2陽性細胞で高発現する遺伝子は246個存在した。今後、文献検索とデータベース検索によって候補を絞り込み、細胞実験に
...
11.
リンチ症候群関連大腸癌の病態に寄与する三次元ゲノム構造の解明
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分55020:消化器外科学関連
研究機関
大阪大学
研究代表者
横山 雄起
大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教
研究期間 (年度)
2022-04-01 – 2025-03-31
交付
キーワード
リンチ症候群
/
大腸癌
/
三次元ゲノム構造
研究開始時の研究の概要
リンチ症候群関連大腸癌は全大腸癌の2-4%を占めると推定されており、散発性の大腸癌に比べて低分化腺癌や粘液癌・印環細胞癌が多いなど、特徴的な臨床像を示すが、なぜそのような特徴を有するのかについては明らかとなっていない。本研究では、リンチ症候群関連大腸癌の病態に関与する上皮性分子を含んだ三次元ゲノム構
...
研究実績の概要
リンチ症候群関連大腸癌は全大腸癌の2-4%を占めると推定されており、散発性の大腸癌に比べて低分化腺癌や粘液癌・印環細胞癌が多いなど、特徴的な臨床像を示すが、なぜそのような特徴を有するのかについては明らかとなっていない。核内における三次元ゲノム構造が組織特異的な遺伝子発現や、分化過程における各分化段階
...
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
12.
KLF5を基軸とした新たな癌関連分子制御メカニズムの解明
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分55020:消化器外科学関連
研究機関
大阪大学
研究代表者
三代 雅明
大阪大学, 大学院医学系研究科, 招へい教員
研究期間 (年度)
2022-04-01 – 2025-03-31
交付
キーワード
KLF5
/
消化器癌
研究開始時の研究の概要
KLF5 (Kruppel-like factor 5) は大腸癌や食道癌といった特定の癌種でのみ発現が亢進している転写因子であり、治療標的として有望である。KLF5が活性化する下流の遺伝子群には複数の重要な癌関連遺伝子が存在し、私たちはこれまでの研究で、KLF5の新たな標的遺伝子候補としていくつか
...
研究実績の概要
KLF5 (Kruppel-like factor 5) は大腸癌や胃癌などの消化器腺癌や頭頸部癌や食道癌などの扁平上皮癌といった特定の癌種でのみ発現が亢進している転写因子であり、大腸癌においては発癌に重要な癌幹細胞マーカーとしての報告もあり、治療標的として有望である。KLF5が活性化する遺伝子群に
...
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
13.
内在性ウイルス粒子を介した細胞間コミュニケーションとその癌進展への関わり
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分55020:消化器外科学関連
研究機関
大阪大学
研究代表者
西田 尚弘
大阪大学, 大阪大学医学部附属病院, 特任講師
研究期間 (年度)
2022-04-01 – 2025-03-31
交付
キーワード
上皮間葉移行
/
ARC遺伝子
/
内在性レトロウイルス配列
/
上皮間葉転換
/
大腸癌
研究開始時の研究の概要
ヒトゲノムには、5~8%の内在性レトロウイルス (Endogenous retrovirus: ERV) の配列が存在することが知られているが、それらの機能に関しては不明な点が多い。本研究では、これまでほとんどわかっていなかった内在性レトロウイルス粒子が関わる細胞間コミュニケーションとその癌進展機構
...
研究実績の概要
本研究は、主に神経系細胞に多く発現し、生理的にはシナプスにおける神経伝達に関わる遺伝子であるARC (Activity Regulated Cytoskeleton Associated Protein) の癌進展との関連を調べ、新たな治療開発へと応用することを目的としている。ARC遺伝子はその一部
...
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
14.
遺伝子改変マウスを用いたLrig1による癌幹細胞維持機構の解明
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分55020:消化器外科学関連
研究機関
大阪大学
研究代表者
牧野 俊一郎
大阪大学, 大学院医学系研究科, 招へい教員
研究期間 (年度)
2021-04-01 – 2024-03-31
交付
キーワード
Lrig1
/
放射線
/
癌幹細胞
研究開始時の研究の概要
腸管上皮幹細胞マーカーLrig1は癌抑制遺伝子として陰窩のホメオスタシスを維持している。+4ポジションに位置するLrig1陽性の静止期腸管上皮幹細胞は、活動性の幹細胞が大きなダメージを受け存続困難となった状況では新たに活動性の幹細胞を供給して、組織の生存・維持に働く。今回、Lrig1陽性細胞をGFP
...
研究実績の概要
腸管上皮の基底部から+4ポジションに位置するLrig1陽性の細胞は正常腸管の幹細胞性維持に重要であり、EGFRを負に制御して癌抑制的に働くと報告されている。一方、癌幹細胞におけるLrig1の機能は不明な点が多い。今回、Lrig1-GFPマウスを用いて化学発癌させたマウス大腸癌におけるLrig1発現の
...
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
15.
臨床検体のシングルセル解析による大腸癌幹細胞の代謝機構の解明
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分55020:消化器外科学関連
研究機関
大阪大学
研究代表者
板倉 弘明
大阪大学, 医学部附属病院, 医員
研究期間 (年度)
2021-04-01 – 2024-03-31
交付
キーワード
初代培養
/
大腸癌
/
癌幹細胞
/
代謝
/
代謝機構
/
シングルセル解析
研究開始時の研究の概要
今回我々は、癌幹細胞を標的とする切り口としてその代謝機構に注目した。大多数の癌細胞がエネルギー産生に解糖系を利用することはコンセンサスを得ているが、癌幹細胞に特徴的な代謝機構は未だに一定の見解が得られていない。その一因として、癌幹細胞を絞り込む手法や、対象とするモデルが一貫していないことが挙げられる
...
研究実績の概要
癌幹細胞とは、自己複製能、多分化能、造腫瘍能を有する少数の癌細胞集団で、治療抵抗性を示し、再発や転移の原因となるため、癌幹細胞を治療標的とする研究が数多くなされてきた。本研究では、特に癌幹細胞独特の代謝機構に注目することとした。
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
16.
小胞体ストレス応答を司る長鎖ノンコーディングRNA 革新的治療への展開
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分55020:消化器外科学関連
研究機関
札幌医科大学
(2022)
大阪大学
(2021)
研究代表者
市原 もも子
札幌医科大学, 医学部, 研究員
研究期間 (年度)
2021-04-01 – 2024-03-31
交付
キーワード
LncRNA01534
/
小胞体ストレス
研究開始時の研究の概要
LncRNAはホメオスタシスの維持や癌細胞の生存において重要な機構であるが、小胞体ストレス応答とlncRNAの関わりは、未だ殆ど解明されていない。我々はプロテアソーム活性が極度に抑制された細胞でLINC01534が特異的に高発現することを発見した。独自の臨床検体とpublic データベースにおいて、
...
研究実績の概要
小胞体ストレス応答は、ホメオスタシスの維持や癌細胞の生存に重要であるが、小胞体ストレス応答と長鎖ノンコーディングRNA (long non-coding RNA, 以下 lncRNA) の関係性はほとんど明らかではない。私達はプロテアソーム活性が低下して幹細胞様性質を示す大腸癌細胞ではlncRNA
...
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
17.
悪性中皮腫におけるSdc4の発現意義の解明と新規治療法の開発
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
研究機関
大阪大学
研究代表者
柴田 理志
大阪大学, 大学院医学系研究科, 特任助教
研究期間 (年度)
2021-04-01 – 2024-03-31
交付
キーワード
中皮腫
/
核酸治療
/
抗体治療
研究開始時の研究の概要
我々はこれまでに大腸癌・膵癌の新規癌幹細胞遺伝子としてSdc4を見いだし、Sdc4標的核酸・抗体を開発してきた。悪性中皮腫は極めて予後不良である。悪性中皮腫細胞株のSdc4 mRNA発現量は全癌種の中で3番目である。本研究では (I) Sdc4が悪性中皮腫の細胞機能にどのように関わるのか、そのメカニ
...
研究実績の概要
アスベスト曝露と関係の深い悪性中皮腫は、比較的稀な疾患であるが、世界的に急増する傾向にあり、わが国でも大きな社会問題となっている。本研究課題では、へパラン硫酸鎖を有する細胞膜上の受容体であるSdc4を標的とする核酸医薬や抗体医薬が悪性中皮腫に対して有効かどうかを明らかとすることを目的とした。
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
18.
DDSが賦与するCpG核酸能を利用した肝細胞癌の治療
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
研究機関
大阪大学
研究代表者
辻村 直人
大阪大学, 大学院医学系研究科, 招へい教員
研究期間 (年度)
2021-04-01 – 2024-03-31
交付
キーワード
CpG
/
肝細胞癌
/
DDS
研究開始時の研究の概要
肝細胞癌は癌関連死亡率が高い。私達は、5-FU /IFNα の併用療法が高度進行肝細胞癌の予後を改善することを報告してきた。しかし、IFNαの全身投与には様々な副作用があるため投与量に限界があった。一方、近年、生体免疫の賦活化を誘導する核酸医薬CpG核酸が注目されているが、通常臨床で使用されるCpG
...
研究実績の概要
肝細胞癌は癌関連死亡率が高く最新治療の創出が求められている。私達がこれまで開発してきた生体作動性のDDSであるスーパーアパタイトナノ粒子(sCA)にCpG核酸を内包化すると、腫瘍にピンポイントにCpGを送達できるため安全性が大幅に向上する。更に通常臨床で使用されるCpG核酸は、B細胞を活性化しIL6
...
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
19.
高分子薬の有効化に寄与する癌微小環境改善薬の開発
研究課題
研究種目
基盤研究(A)
審査区分
中区分55:恒常性維持器官の外科学およびその関連分野
研究機関
大阪大学
研究代表者
山本 浩文
大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授
研究期間 (年度)
2021-04-05 – 2024-03-31
交付
キーワード
高分子製剤
/
ナノ粒子
/
癌間質
/
腫瘍間質
/
高分子薬剤
/
効果増強
研究開始時の研究の概要
日本人の死因のトップは癌であり、膵癌の5年生存率は6-7% しかない。最新医療の免疫チェックポイント阻害剤「オプジーボ」の奏効率は20%に留まり、CAR-T細胞療法「キムリア」は急性白血病や悪性リンパ腫に対しては著効するが、固形癌に対する効果は乏しい。固形癌の治療を困難にしているのは、癌細胞を取り巻
...
研究実績の概要
本研究では、癌の微小環境の改善を目指し、腫瘍側の治療抵抗因子である固形癌の間質バリアをbreakする方策を開発して、抗体医薬などの高分子製剤のもつ本来の効能を最大限に引き出すことを目的とした。2021年度には、sCA単独の静注により、腫瘍間質液圧の低下や高分子化合物の腫瘍移行性が増大することが明らか
...
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
この課題の研究成果物
雑誌論文 (1件 うち査読あり 1件、オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件)
20.
ホモロジープロファイル法を用いた肺細胞診断支援技術の開発
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
審査区分
小区分90130:医用システム関連
研究機関
大阪大学
研究代表者
中根 和昭
大阪大学, 大学院医学系研究科, 招へい教授
研究期間 (年度)
2021-04-01 – 2024-03-31
交付
キーワード
ホモロジー法
/
クロマチン解析
/
ビッグデータ
/
ホモロジー
/
クロマチンパターン
/
細胞診断
/
遠隔診断
/
ホモロジープロファイル法
/
データの構造化
研究開始時の研究の概要
クロマチンパターンに代表されるように、医療現場に現れる画像のほとんどは構造化されていない。本研究ではホモロジープロファイル法を用いて画像データを構造化してAI等の最新技術で解析を進める。
研究実績の概要
肺癌の治療方針などを定める際には、細胞診断は必須の検査である。細胞診断は、細胞検査士などの専門家による主観的な判断による部分が大きく、客観的な指標による均てん化は喫緊の課題である。診断の主な基準となる「クロマチンパターン」は非常に複雑であるため、診断を行う細胞検査士には長期間の訓練が必要である。これ
...
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
この課題の研究成果物
学会発表 (6件 うち国際学会 3件、招待講演 2件)
1
2
3
4
›
Next
»
End