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検索結果: 15件 / 研究者番号: 30334379
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1.
脂質ミトコンドリア輸送を標的としたBCL-2阻害剤抵抗性白血病の耐性克服
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分54010:血液および腫瘍内科学関連
研究機関
自治医科大学
研究代表者
佐藤 一也
自治医科大学, 医学部, 講師
研究期間 (年度)
2023-04-01 – 2026-03-31
交付
キーワード
脂肪酸
/
白血病
/
ベネトクラクス
/
CPT1
/
カルニチン
/
ミトコンドリア
/
BCL-2
研究開始時の研究の概要
近年開発されたBCL-2阻害剤であるベネトクラクスはユニークな作用機序を有した薬剤であり、ミトコンドリア依存性の内因性細胞死の誘導(apoptotic effect)に加えて、腫瘍の酸化的リン酸化を抑制することが知られている(non-apoptotic effect)。近年、腫瘍細胞における長鎖脂肪
...
研究実績の概要
・脂肪酸代謝阻害条件として、透析血清でヒト白血病細胞株を培養し、脂肪酸を添加すると細胞増殖を促すことを確認した。また、BCL-2阻害剤(ベネトクラクス)による抗腫瘍効果は脂肪酸添加条件では減弱することを見いだし、脂肪酸代謝の亢進がBCL-2阻害に対する耐性機序に関与している可能性が示唆された。同様に
...
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
2.
成人T細胞白血病リンパ腫に対する遺伝子導入細胞療法の至適化
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分54010:血液および腫瘍内科学関連
研究機関
自治医科大学
研究代表者
神田 善伸
自治医科大学, 医学部, 教授
研究期間 (年度)
2022-04-01 – 2025-03-31
交付
キーワード
免疫細胞療法
/
成人T細胞性白血病リンパ腫
/
HTLV-1
/
Tax
/
遺伝子導入
/
成人T細胞性白血病
/
遺伝子導入細胞療法
研究開始時の研究の概要
成人T細胞白血病・リンパ腫(ATL)はヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV-I)を原因とする造血器腫瘍である。HTLV-Iに由来するTaxを認識するT細胞受容体の全長DNAを健常人末梢血単核球に遺伝子導入して作成した細胞傷害性T細胞(CTL)はHTLV-I感染細胞に対して強力な細胞傷害活性を発揮す
...
研究実績の概要
本研究ではTax特異的T細胞受容体遺伝子導入細胞傷害性T細胞の効果をさらに高めるために、以下のリサーチ・クエスチョンについて明らかにする。
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
この課題の研究成果物
雑誌論文 (6件 うち査読あり 3件)
3.
性別不一致造血幹細胞移植と抗Y染色体抗原特異的B細胞の獲得
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分49070:免疫学関連
研究機関
自治医科大学
研究代表者
仲宗根 秀樹
自治医科大学, 医学部, 教授
研究期間 (年度)
2021-04-01 – 2024-03-31
完了
キーワード
性別不一致
/
マイナー抗原
/
同種免疫
/
臨床アウトカム
/
バイオマーカー
/
性別不一致移植
/
同種抗原特異的B細胞
/
キメリズム
/
移植片対宿主病
研究開始時の研究の概要
性別不一致造血細胞移植(特に女性ドナー・男性患者の場合)は、慢性移植片対宿主病(慢性GVHD)の危険因子とされている。申請者は6種類の抗Y染色体抗原抗体(HY抗体)に着目し、慢性GVHD発症および重症度に相関することを報告した。しかし、多様化する移植治療の中で抗HY免疫応答の獲得や制御のメカニズムは
...
研究実績の概要
#1 Y染色体上抗原(HY抗原)の中から、UTY、SMCY、DBY、SRYを選択し、それぞれのX染色体上のcounterpartと比較し、相違部を同定し、20-30アミノ酸配列による同種免疫標的抗原ペプチドを同定。これらペプチドに蛍光色素を修飾したものをカスタム合成した。現在、性別不一致移植検体を用
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (3件 うち査読あり 2件、オープンアクセス 1件)
4.
脂肪酸によるアロ反応性T細胞のヒストン修飾及びエフェクター活性の制御
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分54010:血液および腫瘍内科学関連
研究機関
自治医科大学
研究代表者
佐藤 一也
自治医科大学, 医学部, 講師
研究期間 (年度)
2020-04-01 – 2023-03-31
完了
キーワード
造血幹細胞移植
/
移植片対宿主病
/
脂肪酸代謝
/
ヒストン修飾
/
アセチル化
/
GVHD
/
ミトコンドリア
/
脂肪酸
/
ヒストン
/
カルニチン
/
ヒストンアセチル化
/
T細胞
/
代謝
研究開始時の研究の概要
私たちはアロ反応性T細胞では脂肪酸の取り込みとミトコンドリア輸送が亢進しており、脂肪酸を利用した酸化的リン酸化がエネルギー産生の中心的役割を担っていることをあきらかにした。本研究では脂肪酸がT細胞のエピジェネティクス制御に関わる役割をあきらかにすることを目的とする。同種及び異種移植GVHDマウスを利
...
研究成果の概要
γ-ブチロベタイン水酸化酵素(BBOX-1)ノックアウトマウスを用いた移植片対宿主病モデルを利用して脂質ミトコンドリア輸送の阻害がドナーT細胞のエフェクター活性、エネルギー合成、及びヒストン修飾に与える影響を解析したが、野生型マウスと比較して統計学的に有意な違いはなかった。抗原提示によって活性化T細
...
5.
成人T細胞性白血病に対するTax特異的免疫細胞療法の実現のための基礎的研究
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分54010:血液および腫瘍内科学関連
研究機関
自治医科大学
研究代表者
神田 善伸
自治医科大学, 医学部, 教授
研究期間 (年度)
2018-04-01 – 2021-03-31
完了
キーワード
免疫細胞療法
/
成人T細胞性白血病
/
遺伝子治療
/
成人T 細胞白血病・リンパ腫
/
Tax
/
腫瘍免疫
研究成果の概要
成人T 細胞白血病・リンパ腫(ATL)はHTLV-Iウイルスを原因とする難治性造血器腫瘍である。我々はHTLV-Iに由来するTaxに特異的なT細胞受容体の全長DNA を健常人末梢血単核球に遺伝子導入して作成した細胞傷害性T細胞(CTL)はHTLV-I感染細胞に対して強力な細胞傷害活性を有することを示
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (5件 うち査読あり 3件)
6.
成人T細胞性白血病に対する腫瘍抗原特異的T細胞受容体遺伝子導入細胞療法の開発
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
腫瘍治療学
研究機関
自治医科大学
研究代表者
神田 善伸
自治医科大学, 医学部, 教授
研究期間 (年度)
2014-04-01 – 2017-03-31
完了
キーワード
遺伝子導入免疫細胞療法
/
腫瘍特異的免疫細胞療法
/
免疫学
/
細胞免疫療法
/
成人T細胞性白血病
/
遺伝子治療
研究成果の概要
ATLはヒトT 細胞白血病ウイルス1 型(HTLV-I)を原因とする難治性造血器腫瘍である。我々はこれまでにATL に対する造血幹細胞移植後にHTLV-I に由来するTaxを標的とする細胞傷害性T細胞(CTL)が増加し、特定のアミノ酸配列(PDR)を含むT細胞受容体(TCR)レパトアを持つCTLが強
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (1件 うち査読あり 1件、謝辞記載あり 1件) 学会発表 (1件 うち国際学会 1件) 産業財産権 (1件)
7.
成人T細胞性白血病リンパ腫に対する細胞傷害性T細胞のTCRレパトア解析
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
腫瘍免疫学
研究機関
自治医科大学
研究代表者
神田 善伸
自治医科大学, 医学部, 教授
研究期間 (年度)
2011 – 2013
完了
キーワード
細胞傷害性T細胞
/
レパトア
/
成人T細胞性白血病
/
HTLV-I
/
造血幹細胞移植
/
免疫細胞療法
研究概要
成人T 細胞白血病・リンパ腫(ATL)の原因ウイルスHTLV-Iに由来するTaxに特異的な細胞傷害性T細胞(CTL)のT細胞受容体(TCR)のレパトア解析を行なった。同種造血幹細胞移植後のATL患者において、特徴的なアミノ酸配列(“P-D/P-R”)を有するTCRレパトアを持つCTLが増加すること、
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (12件 うち査読あり 7件)
8.
抗癌剤による骨髄毒性発現個人差の定量的予測システムの構築
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
医療系薬学
研究機関
東京大学
研究代表者
鈴木 洋史
東京大学, 医学部・附属病院, 教授
研究期間 (年度)
2007 – 2008
完了
キーワード
薬剤反応性
/
個人差
/
癌
/
感染症
/
薬理学
/
シミュレーション
/
モデル
/
毒性学
研究概要
がん化学療法に伴うリスクの中でも特に危険な、血液毒性による免疫力の低下とそれに伴う日和見感染症の発症、を予測する方法論の構築を目指して検討を行った。具体的には、免疫系で中心的な役割を果たすCD4+T 細胞に対して、抗がん剤感受性を評価する手法の確立を行い、得られた抗がん剤感受性のデータを基に、生体内
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (1件) 学会発表 (7件)
9.
Blimp-1の機能解析
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
血液内科学
研究機関
東京大学
研究代表者
半下石 明
東京大学, 医学部附属病院, 助手
研究期間 (年度)
2004 – 2005
完了
キーワード
Blimp-1
/
細胞周期
/
ノックアウトマウス
研究概要
リンパ系腫瘍においてBlimp-1の変異が認められることより、Blimp-1欠失が腫瘍化に関与することが示唆されている。そこでBlimp-1の生体内での機能を明らかにするため、Blimp-1ホモ欠失マウスを作製したが胎生致死であった。次に成体となった後に誘導的にBlimp-1の発現を抑制する、コンデ
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (8件)
10.
ゲノムアレイCGHを用いた造血器腫瘍における染色体欠失・増幅領域の網羅的解析
研究課題
研究種目
特定領域研究
審査区分
生物系
研究機関
東京大学
研究代表者
小川 誠司
東京大学, 医学部附属病院・客員助教授(常勤形態)
研究期間 (年度)
2003
完了
キーワード
アレイCGH
/
造血器腫瘍
/
染色体
/
ゲノム
/
欠損
/
増幅
研究概要
造血器腫瘍の発症に関与する染色体異常のうち、転座型の染色体異常については、その転座切断点の解析から白血病やリンパ腫の発症に関与する多数の遺伝子が同定され、腫瘍の発症における機能的意義が検討されてきた。しかし、del(5q),del(q6),del(7q),del(9q),del(12p)等、造血器腫
...
この課題の研究成果物
文献書誌 (6件)
11.
フルダラビンによるEx vivo処理を用いたHLA不一致同種造血幹細胞移植法の開発
研究課題
研究種目
若手研究(B)
研究分野
血液内科学
研究機関
東京大学
研究代表者
神田 善伸
東京大学, 医学部附属病院, 助手
研究期間 (年度)
2002 – 2003
完了
キーワード
HLA
/
同種造血幹細胞移植
/
フルダラビン
/
Campath-1H
/
GVHD
/
造血幹細胞移植
/
Camath-1H
研究概要
これまでにin vitroの系で得られた知見に基づき、実際にヒトでのT細胞除去を行わないHLA不一致移植の臨床試験を行った。具体的には移植前処置としてフルダラビンやCD52に対するモノクローナル抗体であるCampath-1Hを併用し、ドナー細胞の生着のための十分な免疫抑制を行うと同時に、同種反応を示
...
この課題の研究成果物
文献書誌 (11件)
12.
骨髄異形成症候群におけるt(1;7)転座およびdel(7q)のゲノム解析
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
血液内科学
研究機関
東京大学
研究代表者
小川 誠司
東京大学, 医学部附属病院・客員助教授(常勤形態)
研究期間 (年度)
2002 – 2003
完了
キーワード
t(1;7)(q10;p10)
/
del(7q)
/
メチル化解析
/
骨髄異形成症候群
/
アルフォイド配列
/
CpGアイルランド
/
メチル化パターン
/
MDS
/
CpGアイランド
/
der(1;7)(q10;p10)
/
欠失解析
研究概要
不均衡型転座t(1;7)(q10;p10)および腕内欠失del(7q)は、骨髄異形成症候群(MDS)で比較的高頻度に認める染色体異常である。これらの染色体異常を有する症例の予後は極めて不良であって、その治癒率向上のためには、これらの転座によるMDS発症の分子病態の解明が強く望まれる。そこで、本研究で
...
この課題の研究成果物
文献書誌 (21件)
13.
新規転写因子CIZのノックアウトマウスの表現形の解析
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
実験病理学
研究機関
東京大学
研究代表者
半下石 明
東京大学, 医学部附属病院, 助手
研究期間 (年度)
2002 – 2003
完了
キーワード
CIZ
/
ノックアウトマウス
/
アポトーシス
/
生殖細胞
/
BMP
研究概要
CIZノックアウトマウス(CIZ(-/-)マウス)において、男性不妊症の一つであるGermlnal-cell aplasia with focal spermatogenesisに類似した精巣の変性が認められていたため、以下の解析を行った。まず精巣内におけるCIZの発現部位を確認したところCIZは生
...
この課題の研究成果物
文献書誌 (13件)
14.
Notchシグナル分子を標的とした免疫調節機構の研究
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
血液内科学
研究機関
東京大学
研究代表者
千葉 滋
東京大学, 医学部附属病院, 講師
研究期間 (年度)
2002 – 2004
完了
キーワード
Notch
/
同種造血幹細胞移植
/
移植片対宿主病
/
トランスジェニックマウス
/
MHC class IIプロモーター
/
Jagged1
/
コンディショナルノックアウト
/
自然免疫
/
シランスジェニックマウス
/
Notchシグナル
/
造血幹細胞
/
免疫調節
/
GVHD
/
T細胞
/
コンディショナルノックアウトマウス
研究概要
Notch受容体を介するシグナルは、胸腺におけるT細胞の発生、脾臓におけるmarginal zone B細胞の生成、Th1/Th2分化、Tリンパ球の活性化制御といった、さまざまな局面で、免疫システムを支配している。このため、リガンドやその阻害剤を用いてNotch受容体を介するシグナルを外来性に調節で
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (17件) 文献書誌 (15件)
15.
白血病の分子機構解析とモデルマウスの作製
研究課題
研究種目
基盤研究(A)
研究分野
血液内科学
研究機関
東京大学
研究代表者
平井 久丸
東大, 医学部附属病院, 助教授
研究期間 (年度)
2001 – 2003
完了
キーワード
AML1
/
転写因子
/
コンディショナル・ノックアウトマウス
/
CD19-Cre
/
ノックインマウス
/
B細胞分化
/
marginal zone B細胞
/
形質細胞
/
造血発生
/
Lck-Creトランスジェニックマウス
/
CD19-Creトランスジェニックマウス
/
T細胞分化
研究概要
AML1(RUNX1)はRuntファミリーに属する転写因子である。AML1は染色体転座に伴いpre-B細胞性急性リンパ性白血病の発症に関わると考えられ、またプロモーター解析により転写因子Pax5と協調してBlk遺伝子の発現を正に調節することが知られている。以上のことからAML1はB細胞の機能に関わる
...
この課題の研究成果物
文献書誌 (12件)