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検索結果: 10件 / 研究者番号: 40331897
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1.
消滅の危機にある琉球語のアーカイブ化と一人称寄り視点が無い言語での文法体系の解明
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分02060:言語学関連
研究機関
福岡教育大学
研究代表者
荻野 千砂子
福岡教育大学, 教育学部, 教授
研究期間 (年度)
2024-04-01 – 2028-03-31
交付
キーワード
琉球語
/
アーカイブ
研究開始時の研究の概要
この研究の主要な目的は、消滅の危機にある琉球語の保存と理解を促進することである。具体的には、次の5つの目標を達成することを目指す。まず、琉球語のアーカイブを行い、そのデータをもとに簡易文法を記述する。さらに、授受動詞の補助動詞用法や敬語、使役の機能、指示詞の体系を解明し、琉球語の文法体系を、これまで
...
2.
琉球諸語における指示詞の総合的研究
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
審査区分
小区分02070:日本語学関連
小区分02090:日本語教育関連
合同審査対象区分:小区分02070:日本語学関連、小区分02090:日本語教育関連
研究機関
岡山大学
研究代表者
又吉 里美
岡山大学, 教育学域, 准教授
研究期間 (年度)
2024-04-01 – 2029-03-31
交付
キーワード
琉球諸語
/
指示詞
研究開始時の研究の概要
国内外において、指示詞の研究は、形態や用法の記述に留まらず、理論的な研究も盛んで
3.
文法記述と比較研究による琉球諸語と九州方言の歴史言語学的研究
研究課題
研究種目
基盤研究(A)
審査区分
中区分2:文学、言語学およびその関連分野
研究機関
琉球大学
研究代表者
狩俣 繁久
琉球大学, 戦略的研究プロジェクトセンター, 産学官連携研究員
研究期間 (年度)
2022-04-01 – 2025-03-31
交付
キーワード
琉球諸語
/
九州方言
/
比較歴史言語学
/
言語系統樹
/
集団遺伝学的言語研究
/
言語系統樹研究
/
記述研究
研究開始時の研究の概要
本研究は、歴史的な繋がりの深い琉球諸語と九州方言について(1) 個々の方言の文法体系を把握できるよう作成された6冊の調査票(総計860例文)を用いて現地調査を実施し、(2) それによって得られた文法資料を用いて個々の方言の文法体系の記述を行いながら、(3)先行研究の成果も踏まえ琉球諸語と九州方言の比
...
研究実績の概要
2022年度は琉球諸語と九州方言の現地調査を行った。なおCOVID19の影響がまだあり、特に高齢話者の方々を感染に対する懸念が根強く現地調査を実施できなかった地域もあったが、調査票をレターパックで送付して行う郵便調査等の遠隔調査を行って資料収集を行った。日本語の例文を方言に翻訳してもらう方式の調査票
...
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
この課題の研究成果物
雑誌論文 (9件 うち査読あり 3件、オープンアクセス 2件) 学会発表 (12件 うち国際学会 2件、招待講演 4件) 図書 (1件)
4.
一人称寄り視点が無い琉球語で生じる現象の究明と消滅の危機にある南琉球語の保存
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分02060:言語学関連
研究機関
福岡教育大学
研究代表者
荻野 千砂子
福岡教育大学, 教育学部, 准教授
研究期間 (年度)
2020-04-01 – 2024-03-31
交付
キーワード
琉球語
/
尊敬語
/
使役
/
授受動詞
/
てもらう
/
謙譲語
/
南琉球語
/
宮良方言
/
記述文法
/
謙譲語α
/
黒島方言
/
喜界島方言
/
自敬
/
呼称
/
親族名称
/
敬語
/
一人称寄り視点
/
指示詞
研究開始時の研究の概要
研究実施の内容としては、以下の調査を順次行うこととする。①南琉球語と北琉球語の地域ごとの謙譲語αについての包括的記述、具体的には「差し上げる」「申しあげる」等に相当する語で主語と補語の両方を高く位置づけるかの調査、②一人称寄り視点がない言語での敬語体系の特徴の記述、具体的には相対的上下関係の有無の調
...
研究実績の概要
今年度の業績は5点である。1点目は、尊敬語の使役形の解釈である。現代語では、「*先生をいらっしゃらせる」は非文法的とされる。しかし、南琉球語では、「*いらっしゃらせる」で、下位者が上位者の行動を「補佐する/促す」のような意味になる。これが、平安時代の『源氏物語』に見られる、「従者の惟光が、主人の光源
...
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
この課題の研究成果物
雑誌論文 (7件 うち査読あり 3件、オープンアクセス 1件) 学会発表 (12件) 図書 (2件)
5.
琉球語の敬語・指示詞の体系解明と南琉球八重山地方諸方言の総合的記述を行う研究
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
言語学
研究機関
福岡教育大学
研究代表者
荻野 千砂子
福岡教育大学, 教育学部, 准教授
研究期間 (年度)
2016-04-01 – 2020-03-31
完了
キーワード
謙譲語α
/
琉球語
/
主語恭敬機能
/
二方面敬語
/
自敬
/
指示詞
/
相対的距離
/
謙譲語
/
敬語
/
授与方向優先の機能
/
上位者優先のルール
/
一人称敬い
/
授受動詞
/
主語尊敬機能
/
補語尊敬機能
/
聞き手敬語
/
言語学
/
国語学
研究成果の概要
南琉球語八重山宮良方言のウヨーフン(「差し上げる」相当語)は、主語を軽度に高めつつ、補語を高める機能を持つことを発見し謙譲語αと命名した。また、他者を高める条件下では一人称へ係る敬意を無視でき自敬を許容することを発見した。謙譲語αは北琉球語の喜界島と与論島方言にも見られた。さらに、喜界島方言では、素
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (11件 うち査読あり 4件、オープンアクセス 1件、謝辞記載あり 1件) 学会発表 (11件 うち国際学会 3件)
6.
琉球語と古代語の文法体系を類型論的視点から再構築する研究
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
言語学
研究機関
福岡教育大学
(2015)
大分大学
(2013-2014)
研究代表者
荻野 千砂子
福岡教育大学, 教育学部, 准教授
研究期間 (年度)
2013-04-01 – 2016-03-31
完了
キーワード
琉球語
/
敬語
/
謙譲語
/
丁寧語
/
二方面敬語
/
指示詞
/
相対的距離
/
古代語
/
主語尊敬
/
相対的遠近
/
八重山地方
/
宮良方言
/
黒島方言
研究成果の概要
南琉球石垣宮良方言の謙譲語は、「主語<補語」「主語≧補語」の両方で使用できることを明らかにした。謙譲語の機能は補語尊敬が必須であり、同時に主語への尊敬機能もある。古代語の謙譲語にも「主語≧補語」の例があり、宮良方言同様、主語に尊敬機能がある可能性を指摘した。
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (6件 うち査読あり 1件、謝辞記載あり 1件) 学会発表 (8件)
7.
消滅危機言語としての琉球諸語・八丈語の文法記述に関する基礎的研究
研究課題
研究種目
基盤研究(A)
研究分野
言語学
研究機関
琉球大学
研究代表者
狩俣 繁久
琉球大学, 法文学部, 教授
研究期間 (年度)
2012-04-01 – 2016-03-31
完了
キーワード
琉球諸語
/
八丈語
/
記述文法
/
消滅危機言語
/
グロス
研究成果の概要
消滅の危機に瀕した琉球諸語の奄美語の七つの下位方言、沖縄語の十の下位方言、宮古語の四つの下位方言、八重山語の五つの下位方言、与那国語の計27の下位方言、および八丈語を加えた計28の方言についての文法記述を行った。記述に際しては、統一的な目次を作成して行った。琉球諸語についての知識のない研究者にも利用
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (69件 うち査読あり 14件、謝辞記載あり 1件) 学会発表 (65件 うち国際学会 1件、招待講演 12件) 図書 (5件)
8.
琉球方言の授受動詞・指示詞に関する体系的研究-古代語との類型的対照-
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
言語学
研究機関
大分大学
研究代表者
荻野 千砂子
大分大学, 教育福祉科学部, 講師
研究期間 (年度)
2010 – 2012
完了
キーワード
授受動詞
/
敬語
/
視点
/
人称制約
/
琉球
/
中世語
/
タボールン
/
給はる
/
謙譲語
/
宮良方言
/
二方面敬語
/
補語尊敬
/
中古語
/
八重山地方
/
敬意優先
/
主格非明示
/
指示詞
/
琉球方言
/
八重山
/
奪格主語
研究概要
南琉球語の授受動詞体系には, 共通語のような人称制約や視点がなく,敬語動詞では敬意優先の体系があることが分かった。八重山地方の宮良方言の tabooruN は,主格を明示せず,上位者から下位者への授与を方向で表す文法を持つ。よって,与え手主語と受け手主語とを取れる。これは室町時代の授受動詞「給はる」
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (5件 うち査読あり 2件) 学会発表 (15件)
9.
狂言資料を中心に近代語の萌芽や体系化成立を追究する研究
研究課題
研究種目
若手研究(B)
研究分野
日本語学
研究機関
中村学園短期大学
(2007-2008)
純真女子短期大学
(2006)
研究代表者
荻野 千砂子
中村学園大学短期大学部, 幼児保育学科, 講師
研究期間 (年度)
2006 – 2008
完了
キーワード
日本語史
/
文法
/
イタダク
/
クダサル
/
近代語授受動詞
/
文法化
/
逆行
/
指示詞
/
中称
/
人称
/
授受動詞
/
テ形+補助動詞
/
視点
/
ヤル・クレル・モラウ
/
沖縄方言
/
テヤル
/
狂言資料
/
モダリティ
/
補助動詞
/
テ形
研究概要
近代語授受動詞に視点が生じた過程を明らかにした。近代語のヤルは「私が〜にやる」、クレルは「〜が私にくれる」、モラウは「私が〜にもらう」のように、一人称から見た授受表現である。三語は「私」を中心とした一人称寄りの視点を持つ。この理由を、室町時代中期からテ形+補助動詞の形式が発達した結果であると考えた。
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (8件 うち査読あり 7件) 学会発表 (10件) 図書 (2件)
10.
「版本狂言記」を主軸に据えた狂言詞章の分析と近世期口語の再構築
研究課題
研究種目
若手研究(B)
研究分野
日本語学
研究機関
純真女子短期大学
研究代表者
荻野 千砂子
純真女子短期大学, 国文科, 講師
研究期間 (年度)
2003 – 2005
完了
キーワード
版本狂言記
/
狂言
/
授受動詞
/
クダサル
/
タマワル(タモル)
/
テ形
/
テクダサル
/
依頼表現
/
狂言本
/
狂言詞章
/
保教本
/
お礼のことば
/
かたじけない
/
ありがたい
/
指示詞
/
アナタ・ドナタ
/
人称詞
/
ドウ
/
疑問
/
不定
研究概要
今年度第一の目標は、近代語授受動詞体系の成立に関して、近世前期に如何様な変化があったかを考察することであった。近世前期の「版本狂言記」には授受動詞クダサルが多数見られるが、同じ狂言資料でも「版本狂言記」より少し時代が古い大蔵流や和泉流の狂言台本にはクダサルとタマワル(タモル)が半々の割合で使用されて
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (3件) 図書 (1件) 文献書誌 (2件)