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検索結果: 6件 / 研究者番号: 60456639
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1.
インフレーション宇宙モデルに基づく原始ブラックホール形成と重力波宇宙論
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
審査区分
小区分15010:素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する理論
研究機関
東京大学
研究代表者
佐々木 節
東京大学, カブリ数物連携宇宙研究機構, 特任教授
研究期間 (年度)
2024-04-01 – 2028-03-31
交付
キーワード
原始ブラックホール
/
インフレーション宇宙
/
宇宙論的重力波
/
宇宙論的量子揺らぎ
研究開始時の研究の概要
原始ブラックホール(Primordial Black Hole: PBH)は,宇宙の極めて初期に,通常の恒星の重力崩壊とは異なる機構で生成されるブラックホールである。最近,PBHが宇宙の暗黒物質である可能性など,宇宙論において重要な役割を果たしている可能性が指摘され,大きな注目を浴びている。本計画で
...
2.
重力波によるスカラー新粒子の探索
研究課題
研究種目
基盤研究(A)
審査区分
中区分15:素粒子、原子核、宇宙物理学およびその関連分野
研究機関
京都大学
研究代表者
田中 貴浩
京都大学, 理学研究科, 教授
研究期間 (年度)
2023-04-01 – 2028-03-31
交付
キーワード
宇宙物理
/
重力波
/
新粒子
/
修正重力
/
暗黒物質
/
宇宙物理学
/
スカラー場
/
重力理論
/
ブラックホール
/
データ解析
/
シミュレーション
研究開始時の研究の概要
現代基礎物理学の大問題と言われるインフラトン、暗黒物質やバリオン数の起源の問題などはすべて、標準宇宙論を超えた基礎物理の可能性を示すものである。近年可能となった重力波観測で開かれる未知のスカラー場に代表されるボゾン自由度の探索は非常に魅力的である。本研究は、近い将来に実現可能な重力波観測を用いた新粒
...
研究実績の概要
田中は、重力波のテンソルモード以外の変更モードが観測される可能性について、モデルに依存しない枠組みでの一般論を展開した。これにより、太陽系内での重力精密測定などから得られる制限が強く、スカラー偏極が見つかる可能性があるとすると特異な状況設定が必要であることを明らかにした。また、アクシオン雲の形成と進
...
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
この課題の研究成果物
国際共同研究 (5件) 雑誌論文 (9件 うち国際共著 4件、査読あり 9件、オープンアクセス 2件) 学会発表 (25件 うち国際学会 15件、招待講演 8件) 備考 (1件)
3.
原始ブラックホール・巨視的ダークマターの探究
計画研究
研究種目
学術変革領域研究(A)
審査区分
学術変革領域研究区分(Ⅱ)
研究機関
名古屋大学
研究代表者
柳 哲文
名古屋大学, 理学研究科, 講師
研究期間 (年度)
2020-11-19 – 2025-03-31
交付
キーワード
原始ブラックホール
/
ダークマター
/
巨視的ダークマター
研究開始時の研究の概要
原始ブラックホール(Primordial Black Hole:PBH) とは宇宙初期に形成されるブラックホールの総称である。本計画研究ではPBH に関するこれまでの理論的研究をより「深化」(精密化,精度向上)させると共に,標準的なPBH 形成過程を超えた幅広いモデルへの「拡張」を行い,過去,及び将
...
研究実績の概要
有意義な量の原始ブラックホールが生成される,単一場インフレーションモデルではインフラトンポテンシャルの形によって初期揺らぎの統計性が決まる.特に一点分布関数の高振幅のテール部分の振る舞いが原始ブラックホール量に大きく寄与するため,どのようなポテンシャルを伴うインフレーションダイナミクスがどのようなテ
...
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
研究領域
ダークマターの正体は何か?- 広大なディスカバリースペースの網羅的研究
この課題の研究成果物
国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (79件 うち国際共著 51件、査読あり 79件) 学会発表 (24件 うち国際学会 12件、招待講演 9件) 備考 (1件) 学会・シンポジウム開催 (4件)
4.
重力波検出器KAGRAによる背景重力波探査のデータ解析体制の構築
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
審査区分
小区分15010:素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する理論
研究機関
名古屋大学
研究代表者
黒柳 幸子
名古屋大学, 理学研究科, 招へい教員
研究期間 (年度)
2020-04-01 – 2024-03-31
完了
キーワード
重力波
/
宇宙物理
/
データ解析
研究開始時の研究の概要
宇宙の歴史のごく初期に生成された可能性のある「背景重力波」は、未だに検出はされていないものの、宇宙の誕生やその後の進化の理解に、重要な情報をもたらす観測量として期待されている。本研究では、背景重力波のスペクトルの形状・非等方性・偏光の情報を取り出すためのデータ解析コードを開発し、日本の重力波望遠鏡K
...
研究実績の概要
本研究の目的は、KAGRAが国際重力波検出器ネットワークに参加するにあたり、背景重力波のデータ解析の体制を整えることにある。スペクトルの形状・非等方性・偏光といった特徴量に着目し、背景重力波の検出だけでなく、その起源を特定することができるような体制を作ることである。
この課題の研究成果物
国際共同研究 (3件) 雑誌論文 (14件 うち国際共著 11件、査読あり 14件、オープンアクセス 2件) 学会発表 (19件 うち国際学会 14件、招待講演 18件)
5.
宇宙ひもの検証へ向けた重力波データ解析体制の構築
研究課題
研究種目
若手研究(B)
研究分野
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
研究機関
名古屋大学
研究代表者
黒柳 幸子
名古屋大学, 高等研究院(理), 特任助教
研究期間 (年度)
2017-04-01 – 2020-03-31
完了
キーワード
宇宙ひも
/
重力波
/
宇宙物理
研究成果の概要
Advanced-LIGOによる重力波初直接検出により、重力波観測の体制が加速して整いつつある。重力波実験は、天体物理検証の新しい窓となるだけでなく、宇宙ひも探索の強力な手段であり、現存の探索法よりも圧倒的に良い感度で宇宙ひもを検証できる。本研究課題では、数年内に得られる次世代検出器の重力波データか
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (5件 うち査読あり 5件) 学会発表 (11件 うち国際学会 6件、招待講演 7件) 図書 (1件)
6.
将来の重力波検出実験で探る初期宇宙物理
研究課題
研究種目
若手研究(B)
研究分野
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
研究機関
東京理科大学
(2013)
東京大学
(2012)
研究代表者
黒柳 幸子
東京理科大学, 理学部, 研究員
研究期間 (年度)
2012-04-01 – 2014-03-31
完了
キーワード
重力波
/
初期宇宙理論
/
重力波理論
/
初期宇宙
研究概要
神岡鉱山で建設中の大型低温重力波望遠鏡KAGRAをはじめ、世界中で重力波の初検出を目指す取り組みが進められようとしている今、宇宙を重力波で検証できる時代は着実に近づいている。本研究では将来の重力波直接検出実験を見据え、宇宙論起源の重力波に関する理論研究を行った。様々な起源の重力波を取り扱いながら、将
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (14件 うち査読あり 14件) 学会発表 (8件 うち招待講演 2件)