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検索結果: 11件 / 研究者番号: 70255264

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  • 1. マランゴニ対流を利用した脂質ラフト形成機構の研究

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    審査区分 小区分32010:基礎物理化学関連
    研究機関 近畿大学
    研究代表者

    矢野 陽子 (藤原陽子) 近畿大学, 理工学部, 教授

    研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2026-03-31交付
    キーワード マランゴニ対流 / ラフトモデル / 脂質膜 / X線散乱
    研究開始時の研究の概要 生体膜は脂質から成る流動性のある二分子膜である。その中では特定の脂質が集合して膜ドメインを形成し、細胞内輸送やシグナル伝達などの機能を発揮しているという「ラフト」の存在が有力視されている。しかしながら、実際のラフトの大きさは数nmであり、寿命が10-50ミリ秒であることを考えると、ナノスケールの構造 ...
    研究実績の概要 本研究では、独自に開発した迅速X線反射率法をもちいて、流動場を作用した脂質膜の中でドメイン構造が形成される過程を観測することによって、脂質ラフトの形成メカニズムを明らかにする。具体的には、水面上に形成された多成分脂質単分子膜にパルス状のマランゴニ対流を作用して攪乱させた後、膜内相分離が起こる過程を放 ...
    現在までの達成度 (区分) 2: おおむね順調に進展している
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (1件 うちオープンアクセス 1件)   学会発表 (4件)
  • 2. マランゴニ対流生成消滅にともなう自己組織化膜形成ダイナミクスの研究

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    研究分野 生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
    研究機関 近畿大学
    研究代表者

    矢野 陽子 (藤原陽子) 近畿大学, 理工学部, 准教授

    研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31完了
    キーワード マランゴニ対流 / 自発振動 / 水面上単分子膜 / X線反射率法 / 自己組織化膜 / 表面張力 / 自発振動現象 / リン脂質 / 生物物理 / 化学物理 / 表面・界面物性
    研究成果の概要 生命活動には、心臓の鼓動や呼吸などのように、リズムを刻む現象が数多く見られます。このようなリズム運動は、非平衡な状態の中では非常に安定な定常状態として実現されています。今回我々は、このようなリズム運動の起源を探るために、マランゴニ対流発生に伴う表面張力の自発振動に着目しました。我々は、この振動現象が ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (1件 うち査読あり 1件)   学会発表 (3件 うち国際学会 1件)   備考 (1件)
  • 3. 界面に吸着したタンパク質のリアルタイム構造可視化システムの開発

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    研究分野 生物物理・化学物理
    研究機関 近畿大学
    研究代表者

    矢野 陽子(藤原陽子) (矢野 陽子 / 藤原 陽子) 近畿大学, 理工学部, 准教授

    研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31完了
    キーワード X線反射率 / X線回折 / FT-IR / タンパク質 / 界面吸着 / X線反射率法 / 界面 / X線反射率法 / たんぱく質 / 固液界面 / 赤外吸収分光法
    研究成果の概要 本研究では、新たに実験室の白色X線を用いたエネルギー分散型X線反射率測定装置(ED-XRR)を製作し、それを現有の全反射赤外分光装置(FT-IR)と組み合わせて、液体/プリズム界面の構造をリアルタイムで検出するシステムを開発した。 ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (5件 うち査読あり 5件)   学会発表 (7件)   図書 (1件)   備考 (1件)
  • 4. X線鏡面/非鏡面反射同時計測による界面と相互作用する生体分子の面外面内構造解析

    公募研究

    研究種目

    特定領域研究

    審査区分 理工系
    研究機関 近畿大学 (2011)
    立命館大学 (2010)
    研究代表者

    矢野 陽子 (藤原 陽子) 近畿大学, 理工学部, 准教授

    研究期間 (年度) 2010 – 2011完了
    キーワード 気液界面 / タンパク質 / 変性 / X線反射率 / X反射率法 / ダイナミクス
    研究概要 人工組織や生体物質を使った新しい機能性材料の開発など、医学的および技術的応用の両面においても生体物質と界面の相互作用を知ることは非常に重要である。昨年度は、X線反射率とその周囲に生じる微弱な散乱を精度良く計測することにより、タンパク質の界面垂直・水平方向の構造情報を同時に取得する手法を確立した。当該 ...
    研究領域 分子高次系機能解明のための分子科学―先端計測法の開拓による素過程的理解
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (3件 うち査読あり 3件)   学会発表 (5件)
  • 5. 超音波霧化によって発生したナノ液滴の粒径制御

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    研究分野 機能物質化学
    研究機関 立命館大学
    研究代表者

    矢野 陽子 (藤原 陽子) 立命館大学, 総合理工学研究機構, チェアプロフェッサー

    研究期間 (年度) 2008 – 2010完了
    キーワード 超音波霧化 / X線小角散乱 / 溶液構造 / ナノ液滴 / エタノール
    研究概要 エタノール水溶液に超音波を照射してミスト化すると、ミストの中にエタノールが濃縮する。この超音波霧化分離は、発生するミストの粒径がナノサイズである場合に効率良く起こる。本研究では、最も分離効率の良い霧化条件を見つけるために、X 線小角散乱法によって霧化条件と発生するミストの粒径を相関づけたところ、ナノ ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (7件 うち査読あり 5件)   学会発表 (8件)
  • 6. 液体表面で探るイオン液体の複雑な相互作用

    研究課題

    研究種目

    特定領域研究

    審査区分 理工系
    研究機関 立命館大学
    研究代表者

    矢野 陽子 (藤原 陽子) 立命館大学, 総合理工学研究機構, 教授

    研究期間 (年度) 2008 – 2009完了
    キーワード 表面・界面物性 / X線 / 構造・機能材料
    研究概要 アルキル鎖を持つイミダゾリウム塩【C_n mim】X(nは炭素数Xはハロゲン)は、アルキル鎖の長さが増すと界面活性剤としての性質が際立ってくる。n>6でミセル形成が観測されており、臨界ミセル濃度(cmc)はnと伴に低濃度側にシフトする。一方、同じ炭素数でアニオン種を変えた場合cmcはほとんど変わらな ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (5件 うち査読あり 5件)   学会発表 (2件)   図書 (1件)
  • 7. イオン液体水溶液表面の構造研究

    研究課題

    研究種目

    特定領域研究

    審査区分 理工系
    研究機関 立命館大学
    研究代表者

    矢野 陽子 (藤原 陽子) 立命館大学, 理工学部, 研究員

    研究期間 (年度) 2006 – 2007完了
    キーワード 表面X線回折 / イオン液体 / X線反射率 / X線反射率測定 / BMIM TFSI
    研究概要 X線反射率法(XR)とは、X線を試料に対してすれすれに入射させ、全反射角度近傍での反射率を観測することにより、表面深さ方向の密度分布を得ようというものである。入射角の-4乗で変化するX線強度を精度良く測定しなければならないため、分子レベルで構造を決定するには放射光源を用いるのが常套手段となっている。 ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (10件 うち査読あり 3件)
  • 8. X線反射率および表面回折測定によるイオン液体の表面構造の研究

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    研究分野 物理化学
    研究機関 学習院大学
    研究代表者

    矢野 陽子 (藤原 陽子) 学習院大学, 理学部, 助手

    研究期間 (年度) 2004 – 2005完了
    キーワード イオン液体 / X線反射率測定 / 人工多層膜モノクロメータ
    研究概要 イオン液体とは常温で液体状の有機塩である。極性が高く低粘度である上に、分子構造を少し変えることによって物性を変えることができるため、デザイナブル液体として多方面にわたって注目を浴びている。イオン液体が常温で液体である理由は、複雑な分子構造とイオンまたは特定の官能基(あるいは原子)間の相互作用にある。 ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (9件)
  • 9. X線反射率測定による気-液界面の構造研究

    研究課題

    研究種目

    奨励研究(A)

    研究分野 物理化学
    研究機関 学習院大学
    研究代表者

    矢野 陽子 学習院大学, 理学部, 助手

    研究期間 (年度) 1999 – 2000完了
    キーワード 気-液界面 / X線反射率測定 / 溶液 / スーブトキシエタノール / 表面張力 / 斜入射X線回折 / 2-ブトキシエタノール
    研究概要 2-ブトキシエタノール(BE)水溶液は、モル分率0.07、約50℃で2相分離を起すことが知られている。常温においては1相であるが、ミクロな混合状態が異なる3つの濃度領域(27℃では、モル分率0<領域I<0.017<II<0.45<III<1に分けられる)が存在する。本研究ではX線反射率測定および表面 ...
    この課題の研究成果物 文献書誌 (2件)
  • 10. 気-液界面構造研究のためのX線回折および反射率測定装置の製作

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    研究分野 物理化学
    研究機関 学習院大学
    研究代表者

    飯島 孝夫 学習院大学, 理学部, 教授

    研究期間 (年度) 1996 – 1997完了
    キーワード 気-液界面 / X線反射率 / 全反射 / 表面張力 / X線回折
    研究概要 「気-液界面構造研究のためのX線反射率測定装置」を製作した。反射率測定では、X線が試料に対してすれすれに入射する非常に低角の角度領域で、大幅な強度変化を正確にとらえる必要があり、装置として要求される性能は、(1)測角精度の高いゴニオメータを備えていること、(2)入射X線の平行性と単色性が良いこと、( ...
  • 11. X線回折法による気-液界面の構造の研究

    研究課題

    研究種目

    奨励研究(A)

    研究分野 物理化学
    研究機関 学習院大学
    研究代表者

    藤原 陽子 学習院大学, 理学部, 助手

    研究期間 (年度) 1993完了
    キーワード X線回折 / 前反射法 / 気-液界面
    研究概要 この研究は、気-液界面の構造をX線回折法により解明しようというものである。今まで、表面のような散乱有効体積の小さなものの測定には、放射光のような高輝度のX線を全反射させることによって表面のみの散乱を得ようとするgrazing incidence法が用いられてきた。今回は、実験室レベルの測定を可能とす ...

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