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検索結果: 11件 / 研究者番号: 80580274

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  • 1. 結晶性低下をもたらす鉱物中のナノオーダー内部組織とその成因

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    審査区分 小区分17040:固体地球科学関連
    研究機関 山口大学
    研究代表者

    永嶌 真理子 山口大学, 大学院創成科学研究科, 教授

    研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31交付
    キーワード 緑簾石 / 結晶性 / 合成 / スカンジウム / 非晶質 / 結晶子 / 鉱物合成 / ラマン分光
    研究開始時の研究の概要 通常鉱物はその生成条件下で安定な結晶構造を持つが,放射性元素を含む場合はその壊変による格子欠陥のため結晶性が低下する.しかし研究代表者は,放射性元素を含まない緑簾石鉱物から結晶性の低下を見出し,それがナノオーダーの結晶学的方位が共通する緑簾石結晶子セグメントに断片化とその間隙を充填する非晶質物質に因 ...
    研究実績の概要 研究代表者は,天然の含Cr+V緑簾石族鉱物で放射性元素に起因しない結晶性の低下を発見し(Nagashima et al. 2011),その緑簾石がナノオーダーで結晶学的方位が共通する結晶子セグメントに断片化しており,間隙を非晶質物質が充填することを明らかにした (Nagashima et al. 2 ...
    現在までの達成度 (区分) 2: おおむね順調に進展している
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (1件)   雑誌論文 (1件 うち国際共著 1件、査読あり 1件、オープンアクセス 1件)   学会発表 (1件)
  • 2. 天然結晶における断片化した結晶子と境界領域の非晶質化の発生メカニズム

    研究課題

    研究種目

    国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))

    審査区分 小区分17040:固体地球科学関連
    研究機関 山口大学
    研究代表者

    永嶌 真理子 山口大学, 大学院創成科学研究科, 教授

    研究期間 (年度) 2021 – 2023完了
    キーワード 結晶性 / 非晶質化 / ラマンスペクトル / 緑簾石 / ラマン分光 / 非晶質 / クリノゾイサイト / 合成 / 原子配列
    研究開始時の研究の概要 天然鉱物では放射性元素に起因する結晶性の低下がみられることが知られてきたが,研究代表者は放射性元素に起因しない結晶性の低下を見出した.これまでの自身の研究に基づき,本現象は原子配列の周期性に乱れがない同方位を持つ結晶子が断片化し,それらの境界領域の結晶性が低下している状態から生じるという仮説を提唱し ...
    研究成果の概要 本研究は天然緑簾石族鉱物から見出した結晶性の低下現象の新たな発生機構を提案した。本現象は捕捉困難だが,短周期原子配列に着目し,偏光ラマンスペクトル解析を適用することで現象の実態が「原子配列の周期性に乱れがない同方位を持つ結晶子が断片化し,それらの境界領域である粒間相の結晶性が低下した状態」であること ...
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (1件)   雑誌論文 (5件 うち国際共著 3件、査読あり 5件、オープンアクセス 4件)   学会発表 (3件 うち国際学会 2件)
  • 3. アジア大陸東縁における白亜紀カルデラ火山噴火とプレートのロールバック過程

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    審査区分 小区分17040:固体地球科学関連
    研究機関 山口大学
    研究代表者

    今岡 照喜 山口大学, その他部局等, 名誉教授

    研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31完了
    キーワード 白亜紀 / カルデラ / 村上石 / リチウム同位体 / 長門ー豊北カルデラ / 長登鉱山 / 鉛同位体 / 火山活動 / 西中国 / 韓半島 / U-Pbジルコン年代 / 西南日本 / 貫入性角礫岩 / カルデラ床 / カルデラ壁 / 慶尚盆地 / 火山深成複合岩体 / カルデラ壁崩壊堆積物 / カルデラ火山 / アジア大陸 / プレート / ロールバック
    研究成果の概要 山口県長門地域にあらたに白亜紀のカルデラを見出し,長門―豊北カルデラと命名した.これは東部で屈折し,東西34km, 南北14 km以上のグラーベン・カルデラである.村上石については,1)その元素の分配がその結晶構造に強く支配されていること,2)リチウム同位体比からは,300-600 °C(熱水期)に ...
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (2件)   雑誌論文 (27件 うち国際共著 2件、査読あり 21件、オープンアクセス 14件)   学会発表 (5件)   図書 (1件)
  • 4. 鉱物における非晶質化の新しいメカニズム

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    審査区分 小区分17040:固体地球科学関連
    研究機関 山口大学
    研究代表者

    永嶌 真理子 山口大学, 大学院創成科学研究科, 教授

    研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31完了
    キーワード 結晶質 / 非晶質 / メタミクト / ラマン分光 / クリノゾイサイト / 偏光ラマン / 結晶性 / 原子配列 / 岩石・鉱物・鉱床学
    研究成果の概要 天然Cr+Vクリノゾイサイトで観察された放射性元素に起因しない結晶性低下という未知現象に関して,偏光顕微ラマン分光を用いて実態を把握し,その原因と発生メカニズムを検討した。本研究の結果,現象の実態は「原子配列の周期性に乱れがない同方位を持つ結晶子が断片化して,それらの境界領域の結晶性が低下している状 ...
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (8件)   雑誌論文 (16件 うち国際共著 5件、査読あり 16件、オープンアクセス 8件)   学会発表 (7件 うち国際学会 1件、招待講演 1件)
  • 5. ケイ線石のFe固溶度による地質温度計・酸素分圧計

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    研究分野 岩石・鉱物・鉱床学
    研究機関 愛媛大学
    研究代表者

    川嵜 智佑 愛媛大学, 理学部, 研究員

    研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31完了
    キーワード ケイ線石 / FeAlO3 / 赤鉄鉱 / 磁鉄鉱 / コランダム / ルチル / イルメナイト / スピネル / FeAlO3相 / コルンダム / ウルボスピネル / ヘルシナイト / 酸素分圧 / 地質温度計 / 酸素分圧計 / 珪線石へのFe固溶
    研究成果の概要 超高温変成岩類に適用可能なFe-ケイ線石-地質温度計圧力計の構築を試みた.高温高圧相平衡再現実験を5 kbarから15 kbarまでの圧力範囲で,800 Cから1300 Cまでの温度条件で実施し,ケイ線石へのFe固溶量を求めた.ケイ線石と鉄酸化鉱物間のFe分配の熱力学モデル構築を試みた.含水条件で部 ...
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (1件)   雑誌論文 (31件 うち国際共著 9件、査読あり 30件、オープンアクセス 10件)   学会発表 (43件 うち国際学会 9件、招待講演 1件)   図書 (1件)   備考 (3件)
  • 6. アジア大陸東縁における白亜紀火成活動と水平沈み込みからロールバックへの変換過程

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    研究分野 地質学
    研究機関 山口大学
    研究代表者

    今岡 照喜 山口大学, 大学院創成科学研究科, 教授

    研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31完了
    キーワード 白亜紀 / 沈み込み帯 / 村上石 / ランプロファイアー / 海洋プレート / ロールバック / 高Nb玄武岩 / 火成岩 / 西南日本 / 火成活動 / アジア大陸 / カルデラ / 流紋岩
    研究成果の概要 近年,アジア大陸東縁におけるジュラ紀から白亜紀のスラブの水平沈み込みとそれに続くロールバックといったテクトニクス変化が提案されている。この研究においては,スラブのロールバック過程に対応した西南日本の諸イベントについて解明した。とくに105 Maの京都ランプロファイアーの高Nb玄武岩マグマのマグマ成因 ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (16件 うち国際共著 5件、査読あり 13件、謝辞記載あり 4件、オープンアクセス 3件)   学会発表 (10件)   図書 (2件)   備考 (1件)
  • 7. 希土類元素・遷移金属・水のリザーバーとしての緑簾石族鉱物の構造特性

    研究課題

    研究種目

    若手研究(B)

    研究分野 岩石・鉱物・鉱床学
    研究機関 山口大学
    研究代表者

    永嶌 真理子 山口大学, 理工学研究科, 准教授

    研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31完了
    キーワード 緑簾石族鉱物 / レアアース / 遷移金属元素 / 結晶構造 / 水素結合 / 遷移金属イオン / 緑簾石
    研究成果の概要 多様な岩石で広い温度圧力条件で普遍的に産するレアアースリザーバーとしてもよく知られる緑簾石族鉱物を主な研究対象とした。本研究で日本国内より3種類のレアアースを含む新鉱物を見出し,産出地域のレアアース濃集過程を明らかにするとともに,元素の挙動と結晶構造の関係の法則性の理解に貢献した。また世界で初めてバ ...
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (1件)   雑誌論文 (9件 うち査読あり 9件、謝辞記載あり 3件)   学会発表 (6件)   備考 (4件)
  • 8. アーマルコライトの相平衡再現実験と超高温変成岩の温度圧力履歴の精密解析

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    研究分野 岩石・鉱物・鉱床学
    研究機関 愛媛大学
    研究代表者

    川嵜 智佑 愛媛大学, 理学部, 研究員

    研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31完了
    キーワード アーマルコライト / イルメナイト / ルチル / シュードブルッカイト / ウルボスピネル / 超高温変成作用の指標鉱物 / 高温高圧再現実験 / 酸素分圧 / 酸素分圧センサー / 地質温度計圧力計 / 圧力センサー / Fe-Mg-Ti酸化鉱物 / 超高温変成作用 / 東南極ナピア岩体リーセルラルセン山 / 変成温度圧力履歴 / チタン-鉄酸化物
    研究成果の概要 超高温変成作用の温度圧力条件(6~12 kbar, 900~1100℃),logPO2=-10~-11の酸素分圧で,Feに富むアーマルコライトが安定な温度圧力条件を調べた.TiO2-FeO-MgO系において,総化学組成が0.15<XMg<0.2で圧力が8 kbarであれば,900~950℃以上でアー ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (46件 うち国際共著 10件、査読あり 46件、オープンアクセス 29件、謝辞記載あり 8件)   学会発表 (61件 うち国際学会 11件、招待講演 1件)   図書 (3件)   備考 (9件)
  • 9. ヘグボマイト類についての相平衡再現実験

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    研究分野 岩石・鉱物・鉱床学
    研究機関 山口大学 (2013-2014)
    新潟大学 (2012)
    研究代表者

    志村 俊昭 山口大学, 理工学研究科, 教授

    研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31完了
    キーワード 天然・人工結晶 / ヘグボマイト / 新鉱物 / 変成岩 / 地球惑星物質 / 南極 / 地殻・マントル・核 / 高温高圧実験
    研究成果の概要 ヘグボマイト類はスピネルに似た、特殊な含水酸化鉱物である。ヘグボマイト類は最近様々な地域から報告されつつある。その変成度はホルンフェルスから超高温変成岩まで広範囲に及ぶ。しかしながら、ヘグボマイト類が人工的に合成されたことはなく、その安定領域や熱力学的性質は不明のままである。 ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (23件 うち査読あり 23件、オープンアクセス 12件、謝辞記載あり 3件)   学会発表 (34件)   備考 (4件)
  • 10. 西南日本の白亜紀弧火成活動とプレートの沈み込み・付加との関連

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    研究分野 地質学
    研究機関 山口大学
    研究代表者

    今岡 照喜 山口大学, 理工学研究科, 教授

    研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31完了
    キーワード 花崗岩 / 流紋岩 / 太平洋プレート / 白亜紀 / 古第三紀 / バソリス / プレートテクトニクス / 西南日本 / アダカイト / フラットスラブ / ランプロファイア / K-Ar年代 / スラブのロールバック / Sr-Nd 同位体 / 東アジア / ランプロファイアー / アジア大陸 / Sr-Nd同位体 / 高MG安山岩
    研究成果の概要 我々はジュラ紀-白亜紀における西南日本-韓国-山東半島-遼東半島の1000kmにおよぶ地域の火成活動の時空変化について検討した。その結果、ジュラ紀においては、プレートは低角沈み込みが進行し、その後、白亜紀に至る間にロールバックし、マグマ活動はTan-Lu断層から西南日本側に向けて若返ったと推定される ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (19件 うち査読あり 18件、謝辞記載あり 7件、オープンアクセス 4件)   学会発表 (15件)   図書 (1件)
  • 11. 含水鉱物中の水の固定機構-遷移元素の酸化数,席選択性と水素結合システムの関係

    研究課題

    研究種目

    研究活動スタート支援

    研究分野 岩石・鉱物・鉱床学
    研究機関 山口大学
    研究代表者

    永嶌 真理子 山口大学, 大学院・理工学研究科, 講師

    研究期間 (年度) 2010 – 2011完了
    キーワード 結晶構造 / 遷移元素 / 水素結合 / 含水ケイ酸塩鉱物
    研究概要 本研究では,低温変成作用および熱水作用によって生成する含水鉱物における遷移金属イオンの酸化数,結晶内分布と水素結合の関係の解明,およびそれらの鉱物における結晶構造と水素固定機構の解明を目指し,多角的な検討を行った.その結果, 1)陽イオン置換が結晶構造に与える影響は,置換しあうイオンの大きさによるだ ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (12件 うち査読あり 12件)   学会発表 (8件)   備考 (2件)

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