KAKEN — 研究課題をさがす | 研究者番号: 80610196

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検索結果: 11件 / 研究者番号: 80610196

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1. 木幅・パス幅計算の実用化

研究課題

研究種目	基盤研究(A)
審査区分	中区分60:情報科学、情報工学およびその関連分野
研究機関	明治大学
研究代表者	玉木久夫明治大学, 研究・知財戦略機構(生田), 研究推進員(客員研究員)
研究期間 (年度)	2024-04-01 – 2028-03-31交付
キーワード	木幅 / パス幅 / 固定パラメータアルゴリズム / 実用的アルゴリズム / 実問題への応用
研究開始時の研究の概要	グラフの重要なパラメータである木幅とパス幅の実用的なソルバー（解法プログラム）を開発する。このソルバーは研究代表者による最新の木幅アルゴリズムを核としている。

2. 超スマート社会時代のアルゴリズム工学 - パラメータ化近似均衡計算

研究課題

研究種目	基盤研究(A)
審査区分	中区分60:情報科学、情報工学およびその関連分野
研究機関	名古屋大学
研究代表者	小野廣隆名古屋大学, 情報学研究科, 教授
研究期間 (年度)	2022-04-01 – 2027-03-31交付
キーワード	アルゴリズム / 組合せ最適化 / 均衡計算 / パラメータ化アルゴリズム / 局所構造 / グラフ最適化 / 多項式階層 / パラメータ化計算量 / 近似アルゴリズム / PSPACE完全
研究開始時の研究の概要	均衡解は多主体最適化系における安定解であり，超スマート社会における混雑・衝突の予測・制御における鍵となる概念である．本研究では，これまで最適解発見を主な対象としていたアルゴリズム設計論の対象を均衡解発見へと発展・拡大する．通常の最適化がNP, coNPに属するのに対し均衡発見はΣ2, Π2といった多 ...
研究実績の概要	本研究はこれまで最適解発見を主な対象としていたアルゴリズム設計論の対象を均衡解発見へと発展・拡大することを目指すものである．通常の最適化がNP, coNPに属するのに対し均衡発見はΣP2, ΠP2といった多項式階層におけるより上位の計算量クラス，あるいは近傍探索におけるPLS, PPADといった計算 ...
現在までの達成度 (区分)	1: 当初の計画以上に進展している

この課題の研究成果物	国際共同研究 (4件) 雑誌論文 (20件うち国際共著 3件、査読あり 20件、オープンアクセス 12件) 学会発表 (5件うち国際学会 4件)

3. グラフ構造パラメータ階層の詳細化による精緻なアルゴリズム設計と計算量解析

研究課題

研究種目	基盤研究(C)
審査区分	小区分60010:情報学基礎論関連
研究機関	名古屋大学
研究代表者	大舘陽太名古屋大学, 情報学研究科, 准教授
研究期間 (年度)	2021-04-01 – 2026-03-31交付
キーワード	グラフ構造パラメータ / FPTアルゴリズム / グラフアルゴリズム / グラフパラメータ / パラメータ化計算量
研究開始時の研究の概要	グラフ上で定義される多くの問題は計算量理論上難しいことが分かっている．そのような問題に対し，グラフの分解可能性をあらわす構造パラメータを用いたアルゴリズム設計が有効である．木分解の幅によって定義される木幅がその代表的な成功例であるが，研究の発展により，一般の木分解では手に負えない問題が見つかってきて ...
研究実績の概要	グラフ構造パラメータ階層の詳細化によるアルゴリズム設計と計算量解析を研究し，今年度は主に以下の成果を得た．
現在までの達成度 (区分)	2: おおむね順調に進展している

この課題の研究成果物	雑誌論文 (32件うち国際共著 6件、査読あり 32件、オープンアクセス 12件) 学会発表 (18件うち国際学会 18件)

4. 計算機科学アプローチによる組合せ遷移の展開：アルゴリズムの自動生成に向けて

計画研究

研究種目	学術変革領域研究(B)
審査区分	学術変革領域研究区分(Ⅳ)
研究機関	東北大学
研究代表者	伊藤健洋東北大学, 情報科学研究科, 教授
研究期間 (年度)	2020-10-02 – 2023-03-31完了
キーワード	組合せ遷移 / グラフアルゴリズム / 列挙アルゴリズム / 分散アルゴリズム
研究開始時の研究の概要	A01班は計算機科学を背景分野とし，組合せ遷移に対するアルゴリズム的メタ定理の構築を目指す．現状，組合せ遷移のアルゴリズム開発は，個々の問題に対する事例研究の度合いが強い．本計画研究では，これら個別に開発されたアルゴリズム手法を「統一された設計技法」へと昇華し，これにより組合せ遷移のアルゴリズムを自 ...
研究成果の概要	計算機科学を背景分野とする本計画研究では，繰越期間を含む3.5年間に査読付き学術論文を73件発表した．これらの研究に依り，様々な組合せ遷移問題に対するアルゴリズムの事例研究を推進できただけでなく，大目標に掲げていた「組合せ遷移のアルゴリズム的メタ定理」の構築にも成功した．また，近接分野である列挙や分 ...
研究領域	組合せ遷移の展開に向けた計算機科学・工学・数学によるアプローチの融合

この課題の研究成果物	国際共同研究 (9件) 雑誌論文 (92件うち国際共著 10件、査読あり 73件、オープンアクセス 40件) 学会発表 (74件うち国際学会 48件、招待講演 4件) 備考 (1件) 産業財産権 (1件)

5. 固定パラメータ困難問題に対する汎用解法の研究

研究課題

研究種目	基盤研究(C)
審査区分	小区分60010:情報学基礎論関連
研究機関	成蹊大学 (2021-2022) 横浜市立大学 (2018-2020)
研究代表者	清見礼成蹊大学, 理工学部, 教授
研究期間 (年度)	2018-04-01 – 2023-03-31完了
キーワード	固定パラメータ困難問題 / グラフアルゴリズム / 木幅 / 固定パラメータ容易アルゴリズム / 頂点インテグリティ / 固定パラメータ容易性 / パス幅 / モジュラ幅
研究成果の概要	グラフ上の問題で解くことが難しい問題に対して、グラフが木に近い構造をしていれば速に解けるということがよくある。しかしグラフが木に近くてもなお解くことが難しい問題というものも知られている。そのような場合に、どのようなことを考えれば高速なアルゴリズムを作ることができるかをなるべく一般的な形で解明するとい ...

この課題の研究成果物	雑誌論文 (37件うち国際共著 17件、査読あり 29件、オープンアクセス 9件) 学会発表 (22件うち国際学会 22件)

6. 特殊木構造によるFPTアルゴリズム高速化手法の研究

研究課題

研究種目	基盤研究(C)
審査区分	小区分60010:情報学基礎論関連
研究機関	名古屋大学 (2019-2021) 熊本大学 (2018)
研究代表者	大舘陽太名古屋大学, 情報学研究科, 准教授
研究期間 (年度)	2018-04-01 – 2022-03-31完了
キーワード	FPTアルゴリズム / 木構造 / 木幅 / 固定パラメータ容易アルゴリズム
研究成果の概要	グラフアルゴリズム設計手法の最重要技術の一つである木分解および木幅の利用を推し進め，特殊木構造による固定パラメータ容易 (FPT) アルゴリズム高速化手法の研究を行った．主な成果の例として，以下の問題に対する特殊木構造を用いた高速FPTアルゴリズムを設計した: 部分グラフ同型性判定問題，安全集合問題 ...

この課題の研究成果物	国際共同研究 (6件) 雑誌論文 (33件うち国際共著 18件、査読あり 33件、オープンアクセス 9件) 学会発表 (21件うち国際学会 21件) 備考 (2件)

7. 理論的に困難な問題を現実的な時間で解くアルゴリズムとデータ構造の研究

研究課題

研究種目	基盤研究(A)
審査区分	中区分60:情報科学、情報工学およびその関連分野
研究機関	北陸先端科学技術大学院大学
研究代表者	上原隆平北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授
研究期間 (年度)	2018-04-01 – 2023-03-31完了
キーワード	アルゴリズム / 計算量の理論 / データ構造 / 二部決定図（BDD) / 組合せ遷移 / 計算幾何学 / 計算量 / 計算複雑性 / 計算折り紙 / グラフ理論 / 高速アルゴリズム / 組合せ遷移問題 / グラフアルゴリズム / 二部決定ダイアグラム / 離散構造 / 離散数学 / 計算幾何 / 遷移問題 / BDD / 列挙アルゴリズム
研究成果の概要	近年、コンピュータの機能向上は著しい。しかし一般のユーザの想像に反して、コンピュータが問題を解く速度が向上している原因の主要なファクターは、ハードウェアの性能向上ではなく、その上のソフトウェア、特にアルゴリズムやデータ構造の発展の方が多大な貢献をしている。本研究テーマでは、様々な組合せ最適化問題に対 ...

この課題の研究成果物	国際共同研究 (6件) 雑誌論文 (95件うち国際共著 42件、査読あり 95件、オープンアクセス 28件) 学会発表 (114件うち国際学会 114件) 図書 (4件) 備考 (1件) 学会・シンポジウム開催 (1件)

8. グラフ同型性判定問題に対する幅パラメータ固定アルゴリズムの研究

研究課題

研究種目	若手研究(B)
研究分野	情報学基礎理論
研究機関	北陸先端科学技術大学院大学
研究代表者	大舘陽太北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助教
研究期間 (年度)	2013-04-01 – 2016-03-31完了
キーワード	グラフアルゴリズム / グラフ同型性判定問題 / グラフ幅パラメータ / アルゴリズム理論 / 固定パラメータ容易性 / 木幅 / 木距離幅 / 禁止部分グラフ / 計算量二分法
研究成果の概要	連結木距離幅が定数のグラフに対する同型性判定問題の固定パラメータ容易性を示した．該当論文では，問題そのものを直接解くのではなく，ある種のメタアルゴリズムを作るという方針をとった．グラフ同型性判定の古典的アルゴリズムとして，Weisfeiler-Lehmanアルゴリズムという手法がある．この論文では， ...

この課題の研究成果物	雑誌論文 (16件うち国際共著 4件、査読あり 16件、謝辞記載あり 9件) 学会発表 (14件うち国際学会 5件、招待講演 1件)

9. 記憶領域制限シナリオにおける計算限界の解明

計画研究

研究種目	新学術領域研究(研究領域提案型)
審査区分	理工系
研究機関	北陸先端科学技術大学院大学
研究代表者	浅野哲夫北陸先端科学技術大学院大学, 学長
研究期間 (年度)	2012-06-28 – 2017-03-31完了
キーワード	アルゴリズム / 計算量 / 計算幾何学 / グラフアルゴリズム / 作業領域 / 最短経路問題 / 格子グラフ / 問題の下界 / 省メモリ / 下界
研究成果の概要	本研究では，対数領域計算モデルでの非自明な下界と上界の確立に向けて強力な解析技法の開発を行った．与えられた実数値配列上で，各要素の対して，より大きな値をもつ要素の中で直近のものを見つける直近上位要素発見問題を基本問題として考えた．線形の作業領域を許すと線形時間ですべての直近上位要素を求めることができ ...
研究領域	多面的アプローチの統合による計算限界の解明

この課題の研究成果物	雑誌論文 (88件うち国際共著 13件、査読あり 88件、オープンアクセス 9件、謝辞記載あり 14件) 学会発表 (52件うち国際学会 15件、招待講演 2件) 図書 (7件)

10. 混雑度の低い疎なネットワークの設計

研究課題

研究種目	研究活動スタート支援
研究分野	情報学基礎
研究機関	北陸先端科学技術大学院大学 (2012) 東北大学 (2011)
研究代表者	大舘陽太北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助教
研究期間 (年度)	2011 – 2012完了
キーワード	全域木混雑度問題 / グラフアルゴリズム / 計算複雑性 / 全域木混雑度 / 固定パラメータ容易性 / グラフクラス / 固定パラメータ計算量 / 指数時間アルゴリズム
研究概要	混雑度の低い疎なネットワークの設計問題のうち,特に全域木混雑度問題と呼ばれるグラフに対する最適化問題を研究し,計算理論的に難しい場合と易しい場合に対してある種の線引きを行った.また,1990 年代から注目されている「固定パラメータ計算量」という計算理論的概念も研究し,いくつかの基準に対して困難な場合 ...

この課題の研究成果物	雑誌論文 (11件うち査読あり 11件) 学会発表 (5件)

11. 省メモリ計算モデル上でのアルゴリズム設計技法の開発

研究課題

研究種目	基盤研究(B)
研究分野	情報学基礎
研究機関	北陸先端科学技術大学院大学
研究代表者	浅野哲夫北陸先端科学技術大学院大学, 学長
研究期間 (年度)	2011-04-01 – 2015-03-31完了
キーワード	アルゴリズム / 省メモリアルゴリズム / 計算幾何学 / グラフ理論 / 画像処理 / 深さ優先探索 / アルゴリズム設計 / トレードオフ / 直近上位要素発見問題 / 最短経路発見問題 / 省メモリ / 作業領域 / 計算複雑度
研究成果の概要	近年の計算機環境は著しい変化を遂げている．計算機の性能が上がるにつれ，より大きな規模の問題が解けるようになり，いわゆるビッグデータ処理が注目を集めているところである．このように問題のサイズは大きくなる一方であるが，データサイズが大きすぎて主記憶に収まりきらないという問題がある．そのために省メモリのア ...

この課題の研究成果物	雑誌論文 (10件うち査読あり 10件) 学会発表 (10件)