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検索結果: 14件 / 研究者番号: 90273474
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1.
易分解性硬化物を与える芳香族系バイオベースカーボナート樹脂の開発
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分35020:高分子材料関連
研究機関
近畿大学
研究代表者
松本 幸三
近畿大学, 産業理工学部, 教授
研究期間 (年度)
2021-04-01 – 2024-03-31
交付
キーワード
カーボナート
/
二酸化炭素
/
バイオベース
/
分解性
/
ウレタン
/
熱硬化
/
ネットワークポリマー
/
バイオバース
/
硬化樹脂
研究開始時の研究の概要
芳香族系の熱硬化性樹脂は、加熱により安定な分子ネットワークを形成し、優れた物性を持つ硬化物を与え、接着剤やコンポジット材料などに広く利用されている。しかしながら分解性に乏しく、廃棄処理や環境汚染などで問題となる。また、その多くは石油由来原料から合成されるため、資源枯渇の回避や二酸化炭素排出量の削減な
...
研究実績の概要
熱硬化性樹脂は物性に優れた樹脂硬化物を与えることから幅広く利用されているが、安定な3次元網目状の分子構造を形成するため分解性に乏しく廃棄時には問題となる。また、多くは石油由来原料から合成されるため資源枯渇やCO2排出量増大なども問題となる。一方、1分子に複数の5員環カーボナート基を持つカーボナート樹
...
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
この課題の研究成果物
学会発表 (7件) 図書 (1件)
2.
5員環環状カーボナート構造を持つ高イオン伝導性高分子の開発
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
高分子化学
研究機関
近畿大学
研究代表者
松本 幸三
近畿大学, 産業理工学部, 教授
研究期間 (年度)
2015-04-01 – 2019-03-31
完了
キーワード
高分子固体電解質
/
イオン伝導
/
リチウムイオン
/
バッテリー
/
5員環カーボナート
/
固体高分子電解質
/
リチウムイオンバッテリー
/
イオン伝導性
/
5員環カーボナート
/
ポリカルボシラン
/
ポリシロキサン
/
ポリビニルエーテル
/
ポリシクロペンテン
/
イオン伝導度
/
カーボナート
/
固体電解質
/
高分子電解質
研究成果の概要
リチウムイオンバッテリーは、可燃性電解液を使用するため液漏れや発火等の危険性が問題視されている。本研究では電解液成分の5員環カーボナート構造を高分子に導入することで高イオン伝導性を保持しながら液漏れや発火の心配がない安全で信頼性の高い高分子電解質の開発を行った。その結果、5員環カーボナート構造をポリ
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (3件 うち査読あり 3件、謝辞記載あり 2件) 学会発表 (11件 うち国際学会 3件)
3.
側鎖回転運動を利用した高イオン伝導性高分子固体電解質の創製
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
高分子化学
研究機関
近畿大学
研究代表者
松本 幸三
近畿大学, 産業理工学部, 准教授
研究期間 (年度)
2011-04-28 – 2015-03-31
完了
キーワード
高分子固体電解質
/
イオン伝導
/
リチウムイオン
/
バッテリー
/
ポリカルボシラン
/
環状カーボナート
/
イオン伝導度
/
固体電解質
/
イオン伝導性ポリマー
研究成果の概要
軸回転運動が可能な官能基としてコハク酸イミド構造の官能基を持つビニルエーテル系ポリマー、ならびに5員環環状カーボナート構造の官能基を持つポリカルボシランを合成し、得られたポリマーにリチウム塩を添加して高分子固体電解質としての特性評価、ならびに、リチウムイオンバッテリー用の電解液のゲル化によるゲル電解
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (4件 うち査読あり 4件、謝辞記載あり 3件) 学会発表 (8件 うち招待講演 1件)
4.
含フッ素ポリマーでできた水溶性超微粒子の合成
研究課題
研究種目
若手研究(B)
研究分野
高分子化学
研究機関
京都大学
研究代表者
松本 幸三
京都大学, 工学研究科, 助手
研究期間 (年度)
2003 – 2005
完了
キーワード
両親媒性
/
ブロックコポリマー
/
フッ素ポリマー
/
ミセル
/
リビング重合
/
アニオン重合
/
親フッ素性
/
微粒子
/
プロックコポリマー
/
界面活性
/
カチオン重合
研究概要
ペンタフルオロスチレン(PFS)とp-(1-メチルシラシクロブチル)スチレン(SBS)の9/1混合物をモノマーとしてニトロキシ制御ラジカル重合を行い、さらに、ネオペンチルスチレンスルホン酸(SSPen)を重合させることで、架橋可能なジブロックコポリマー(PFS_<0.9>-co-SBS_<0.1>)
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (10件) 文献書誌 (4件)
5.
有機化学と物理化学の融合による高分子界面組織体に関する基礎研究
研究課題
研究種目
基盤研究(A)
研究分野
高分子化学
研究機関
京都大学
研究代表者
松岡 秀樹
京都大学, 工学研究科, 助教授
研究期間 (年度)
2003 – 2005
完了
キーワード
両親媒性高分子
/
イオン性高分子
/
高分子ミセル
/
高分子単分子膜
/
表面張力
/
起泡性
/
高分子電解質ブラシ
/
鏡像力
/
強電解質高分子
/
界面有機反応
研究概要
疎水鎖とイオン性の親水鎖からなるジブロックコポリマー(イオン性両親媒性高分子)の分子物性および水中でのミセル,水面単分子膜などそれらの自己組織体の構造と特性に関して,合成から物性,構造解析に至る系統的研究を展開した.
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (29件) 図書 (2件) 文献書誌 (6件)
6.
界面高分子組織体ダイナミクス評価のための新規な散乱・反射実験法の開発
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
高分子構造物性(含繊維)
研究機関
京都大学
研究代表者
松岡 秀樹
京都大学, 工学研究科, 助教授
研究期間 (年度)
2000 – 2002
完了
キーワード
界面ダイナミクス
/
X線反射率
/
中性子反射率
/
表面動的光散乱
/
高分子単分子膜
/
高分子ブラシ
/
エバネッセント波
/
エバネツロント波
研究概要
測定対象となるシラシクロブタン-メタクリル酸ジブロックコポリマーが水面上で形成する単分子膜のナノ構造をX線反射率測定に詳細に調査した。特に、ナノ構造に与える親水鎖長、表面圧、pH,添加塩濃度の影響を詳細に調査した。まず。親水鎖部分は単純な高分子ブラシを形成するのではなく、絨毯層とブラシ層の二層構造を
...
この課題の研究成果物
文献書誌 (24件)
7.
シラシクロブタンの開環重合による新規含フッ素ポリカルボシランの精密合成
研究課題
研究種目
奨励研究(A)
研究分野
高分子合成
研究機関
京都大学
研究代表者
松本 幸三
京都大学, 工学研究科, 助手
研究期間 (年度)
1999 – 2000
完了
キーワード
シラシクロブタン
/
ペルフルオロアルキル
/
ロジウム触媒
/
ポリシラシクロブタン
/
フルオロポリマー
/
開環重合
/
ポリカルボシラン
研究概要
本研究では、フッ素ポリマーとケイ素ポリマーの両方の特性を生かした新しい機能性材料の開発を目指し、フルオロアルキル基をケイ素上に有するシラシクロブタンモノマーの合成、重合、および生成ポリマーの性質に関して検討を行った。得られた成果を以下に示す。
この課題の研究成果物
文献書誌 (11件)
8.
新規含ケイ素両親媒性ポリマーの合成とナノ構造体への組織化
研究課題
研究種目
特定領域研究(A)
研究機関
京都大学
研究代表者
山岡 仁史
京都大学, 工学研究科, 教授
研究期間 (年度)
1998
完了
キーワード
カルボシラン
/
両親媒性高分子
/
メタクリル酸ヒドロキシエチル
/
小角X線散乱
/
X線反射率
/
ミセル
研究概要
シラシクロブタンは、合成が容易である一方、環による大きな歪みエネルギーを持ち反応性に富む化合物である。我々は、有機リチウムを重合開始剤として用いると1,1-ジアルキルシラシクロブタンがリビング的に重合することを見いだし、カルボシラン系両親媒性ブロックポリマーの合成に応用した。1,1-ジエチルシラシク
...
この課題の研究成果物
文献書誌 (6件)
9.
両親媒性高分子による親水性および疎水性相互作用の定量的評価
研究課題
研究種目
基盤研究(A)
研究分野
高分子構造物性(含繊維)
研究機関
京都大学
研究代表者
山岡 仁史
京都大学, 工学研究科, 教授
研究期間 (年度)
1997 – 1999
完了
キーワード
両親媒性高分子
/
疎水性相互作用
/
高分子ミセル
/
小角散乱
/
高分子単分子膜
/
親水性・疎水性相互作用
/
ミセル・逆ミセル
/
小角・超小角X線散乱
/
小角中性子散乱
/
X線反射率
研究概要
ケイ素、あるいはフッ素を有する新規な両親媒性高分子について、親水性および疎水性相互作用などポリマーの分子会合に影響を与える諸因子を詳細に調査した。ポリシラシクロブタン(SB)を疎水性の主鎖、ポリオキシエチレンを親水性の側鎖とする櫛形ポリマーは、水およびメタノール溶液中で会合せず、単分子状態で溶解して
...
この課題の研究成果物
文献書誌 (26件)
10.
含ケイ素シーケンシャル高分子の合成とナノ構造体への組織化
研究課題
研究種目
重点領域研究
研究機関
京都大学
研究代表者
山岡 仁史
京都大学, 工学研究科, 教授
研究期間 (年度)
1997
完了
キーワード
ポリカルボシラン系両親媒性高分子
/
ポリ(3-メチレンシラブタン)
/
オリゴオキシエチレン
/
アニオン開環重合
研究概要
本研究においては、ケイ素-炭素結合を主鎖骨格に有する構造と組成が厳密に制御されたポリカルボシラン系両親媒性高分子を合成する方法を開発すると同時に、これらの高分子を用いて溶液中における含ケイ素高分子鎖の挙動を追跡することにより、ナノ構造体への組織化機構に関する知見を得ることを目的として検討した。
この課題の研究成果物
文献書誌 (4件)
11.
シラシクロブタン誘導体のアニオン開環重合による含ケイ素高分子化合物の精密合成
研究課題
研究種目
奨励研究(A)
研究分野
高分子合成
研究機関
京都大学
研究代表者
松本 幸三
京都大学, 工学研究科, 助手
研究期間 (年度)
1996
完了
キーワード
シラシクロブタン
/
アニオン重合
/
リビング重合
/
ブロックポリマー
研究概要
シラシクロブタンは、合成が容易である一方、環による大きな歪みエネルギーを持ち反応性に富む化合物である。これまでに、多くの重合反応が研究されてきた。しかしながら、分子量と分子量分布を精密に制御した重合法は見いだされていなかった。私は、シラシクロブタン誘導体のアニオン重合反応を詳細に検討した結果、1,1
...
この課題の研究成果物
文献書誌 (2件)
12.
含ケイ素シーケンシャル高分子の合成とナノ構造体への組織化
研究課題
研究種目
重点領域研究
研究機関
京都大学
研究代表者
山岡 仁史
京都大学, 工学研究科, 教授
研究期間 (年度)
1996
完了
キーワード
シラシクロブタン
/
3‐メチレンシラシクロブタン
/
アニオン重合
/
ポリシラブタン
/
両親媒性ポリマー
/
オキゴオキシエチレン側鎖
/
X線小角散乱測定
研究概要
これまでに、親水性基を持つポリカルボシランの性質はほとんど知られておらず、極性ポリカルボシランの合成およびその溶液中での乳化やミセル化挙動に関する研究が極めて重要であると考えられる。
この課題の研究成果物
文献書誌 (6件)
13.
エバネッセント波光散乱装置の試作と界面における高分子粒子の特異挙動の解析
研究課題
研究種目
基盤研究(A)
研究分野
高分子構造物性(含繊維)
研究機関
京都大学
研究代表者
山岡 仁史
京都大学, 工学研究科, 教授
研究期間 (年度)
1995 – 1997
完了
キーワード
エバネッセント波
/
光散乱
/
界面
/
相互作用
/
動的挙動
/
エバネッセント
/
エバネッセント波光散乱顕微法
/
静電的相互作用
/
粒子-界面相互作用
/
相互作用ポテンシャル
/
振動運動
/
侵入深度
/
表面修飾
/
高分子ラテックス
/
ラテックス
/
全反射
研究概要
試作に成功したエバネッセント波光散乱顕微鏡(EVLSM)装置により、高分子粒子(ラテックス粒子やリポソームなど)とガラス界面および修飾ガラス界面間の相互作用ポテンシャルを直接決定することができる。すでに報告したように、系のイオン強度や粒子およびカラス表面の電気的性質の変化にともない、ポテンシャルの静
...
この課題の研究成果物
文献書誌 (24件)
14.
クライオジェニック先端複合材料の創成に関する研究
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
複合材料・物性
研究機関
京都大学
研究代表者
山岡 仁史
京都大学, 工学研究科, 教授
研究期間 (年度)
1995 – 1996
完了
キーワード
クライオジェニック(極低温)
/
先端複合材料
/
高分子材料設計
研究概要
本研究は、極限材料の一種であるクライオジェニック(極低温)領域で使用可能な先進複合材料を開発することを最終目標とし、そのために、必要な基礎的知見を集積して、材料設計の指針を与えることを目的とした。初年度の実験結果から、高分子材料の化学構造と低温特性との関係については、一般に、結合角を変化し得るような
...
この課題の研究成果物
文献書誌 (18件)