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検索結果: 8件 / 研究者番号: 90533951
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1.
「スンナ派」と「シーア派」:自己意識と相互認識のイスラーム史研究にむけて
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
審査区分
小区分03030:アジア史およびアフリカ史関連
研究機関
東京大学
研究代表者
森本 一夫
東京大学, 東洋文化研究所, 教授
研究期間 (年度)
2023-04-01 – 2027-03-31
交付
キーワード
イスラーム教
/
イスラーム史
/
スンナ派
/
シーア派
/
宗派意識
研究開始時の研究の概要
イスラーム史上の様々な場に現れ「スンナ派」「シーア派」と名乗った/他から呼ばれた多様な集団や個人のより適切な理解、同じくしばしば見られる「両宗派混淆」とされる状況のより正確な解釈を目指し、様々な場における「スンナ派」と「シーア派」の自己意識と相互認識を研究する。「スンナ派」「シーア派」という呼び名の
...
2.
19世紀初頭の中央アジア知識人の著作と世界認識:歴史叙述と旅行記の検討を通して
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分03030:アジア史およびアフリカ史関連
研究機関
東京大学
研究代表者
河原 弥生
東京大学, 附属図書館, 准教授
研究期間 (年度)
2021-04-01 – 2025-03-31
交付
キーワード
中央アジア
/
旅行記
/
巡礼
/
ペルシア語
/
ロシア帝国
研究開始時の研究の概要
本研究は、ロシア帝国への併合という大きな歴史的転換を経て、おおきく変容して今日にいたる中央アジアのムスリム社会の特質について理解を深めるために、それ以前の中央アジア社会のありようを明らかにすることを目的とする。具体的手段として、19世紀初頭のイスラーム知識人であるムハンマド・ハキーム・ハーンが独自の
...
研究実績の概要
本研究は、19世紀初頭のイスラーム知識人であるムハンマド・ハキーム・ハーンが独自の視点で編纂した普遍史『選史Muntakhab al-tawarikh』における歴史叙述と旅行記を分析し、そこに表出する自己認識や歴史観から、当時の中央アジア社会を後の時代や周辺世界と相対化して描き出すことを目的としてい
...
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
この課題の研究成果物
雑誌論文 (1件 うち査読あり 1件、オープンアクセス 1件) 学会発表 (4件 うち国際学会 2件、招待講演 3件) 図書 (1件)
3.
ムハンマド一族をめぐる諸言説に関する研究:イスラーム史研究の革新をめざして
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
審査区分
小区分03030:アジア史およびアフリカ史関連
研究機関
東京大学
研究代表者
森本 一夫
東京大学, 東洋文化研究所, 教授
研究期間 (年度)
2019-04-01 – 2023-03-31
完了
キーワード
イスラーム教
/
イスラーム史
/
ムスリム
/
ムハンマド一族
/
血統
/
宗派
/
サイイド
研究開始時の研究の概要
本研究は、イスラーム(史)研究において開拓途上の主題「ムハンマド一族研究」に焦点を絞った国内初の共同研究である。ムハンマド一族とその血統はどう論じられてきたか、彼らは一体誰だと考えられてきたのかを解明する。これは、(a)ムハンマド一族という切り口が「スンナ派」「シーア派」といった基本概念の問い直しや
...
研究成果の概要
イスラーム教の創始者ムハンマドに連なる血統とその血統を帯びるとされる人々がさまざまな環境に暮らすムスリムによってどのように論じられてきたかを探究した。国内外の11名のメンバーが、定例研究会や現地合同調査により知見を共有しながら事例研究を行った。成果発表は国際的な研究集会でのパネル組織やシンポジウム開
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (42件 うち国際共著 1件、査読あり 30件、オープンアクセス 23件) 学会発表 (64件 うち国際学会 38件、招待講演 46件) 図書 (48件)
4.
19~20世紀中央ユーラシアにおける越境と新疆ムスリム社会の文化変容に関する研究
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
アジア史・アフリカ史
研究機関
中央大学
研究代表者
新免 康
中央大学, 文学部, 教授
研究期間 (年度)
2015-04-01 – 2018-03-31
完了
キーワード
新疆
/
中央ユーラシア
/
越境
/
ムスリム社会
/
文化変容
/
中央アジア
/
タタールスタン
/
移住
/
中国
/
ロシア帝国
/
ソ連
研究成果の概要
本研究は、中国・中央アジア・ロシアなどでの海外調査による新史料の取得と、それらデータの分析を通して、19~20世紀における中国新疆とロシア帝国領・ソ連領ムスリム地域の間の人的な移動と文化交流の実態を明らかにした上で、新疆のムスリム社会における文化変容の様態を究明した。それにより、政治的な条件に規定さ
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (18件 うち査読あり 5件、オープンアクセス 3件) 学会発表 (22件 うち国際学会 10件、招待講演 1件) 図書 (3件) 学会・シンポジウム開催 (1件)
5.
18-20世紀中央アジアにおけるナクシュバンディー教団改革派の発展に関する研究
研究課題
研究種目
若手研究(B)
研究分野
アジア史・アフリカ史
研究機関
中央大学
(2017)
東京大学
(2013-2016)
研究代表者
河原 弥生
中央大学, 文学部, 特別研究員
研究期間 (年度)
2013-04-01 – 2018-03-31
完了
キーワード
タリーカ
/
ナクシュバンディー教団
/
ムジャッディディーヤ
/
中央アジア
/
ロシア
/
フェルガナ
/
コーカンド
/
ブハラ
/
イスラーム
/
スーフィズム
/
ロシア帝国
/
中央ユーラシア
/
内陸アジア
/
国際研究者交流
/
ウズベキスタン
/
聖者廟
研究成果の概要
本研究では、18-20世紀初頭のフェルガナ盆地におけるムジャッディディーヤの拡大の過程と他のナクシュバンディー教団の勢力との関係を、マザールでの聞き取り調査と民間所蔵史料の分析によって検討した。
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (10件 うち国際共著 1件、査読あり 2件、謝辞記載あり 1件) 学会発表 (6件 うち国際学会 1件) 図書 (1件)
6.
アフマド・スィルヒンディーとムジャッディディーヤの調査研究
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
宗教学
研究機関
奈良学園大学
研究代表者
川本 正知
奈良学園大学, ビジネス学部, 教授
研究期間 (年度)
2013-04-01 – 2016-03-31
完了
キーワード
スーフィズム
/
スーフィー教団
/
ナクシュバンディー教団
/
アフマド・スィルヒンディー
/
ムジャッディディーヤ
/
マウラーナー・ハーリド・バグダーディー
/
ハーリディーヤ
/
フェルガナ盆地
/
イラン・イスラム共和国
/
クルディスタン
/
ウズベキスタン共和国
/
タシュケント
/
フェルガナ
/
中国北西部地域
/
回族
/
ウズベキスタン
/
カーディリーヤ教団
/
シルシラ
/
宗教学
/
インド発のスーフィー教団
研究成果の概要
インドのアフマド・スィルヒンディー(1564&-1624)の思想とムジャッディディーヤと呼ばれた彼の後継者たちが率いた多くの教団は、イスラーム改革思想・改革運動として17世紀以降の各地域のイスラーム社会に大きな影響を与えた。本研究では、インド、トルコ、ウズベキスタン、中国北西部地域を訪ね、各地域に残
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (16件 うち査読あり 3件) 学会発表 (34件 うち国際学会 2件、招待講演 5件) 図書 (8件)
7.
ロシア帝国併合期の中央アジアにおけるタリーカの研究
研究課題
研究種目
研究活動スタート支援
研究分野
東洋史
研究機関
東京大学
研究代表者
河原 弥生
東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 研究員
研究期間 (年度)
2011 – 2012
完了
キーワード
中央アジア
/
タリーカ
/
スーフィー教団
/
マザール
/
ロシア帝国
研究概要
本研究は、ロシア帝国併合期の中央アジアにおけるタリーカの活動に着目し、その発展過程や内部構造の解明によって、タリーカとムスリム地域社会との関わりを考察するものである。その結果、あるスーフィー一族に関する民間所蔵史料のテキストを出版し、それに基づいて一族の来歴や政権との関係樹立、経済的勢力拡大過程を明
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (8件 うち査読あり 2件) 学会発表 (2件) 図書 (4件)
8.
18-19世紀中央アジアにおけるタリーカとムスリム地域社会の形成に関する研究
研究課題
研究種目
若手研究(B)
研究分野
東洋史
研究機関
東京大学
研究代表者
河原 弥生
東京大学, 人文社会系研究科, その他
研究期間 (年度)
2009
完了
キーワード
タリーカ
/
スーフィズム
/
中央アジア
/
民間所蔵史料
/
フェルガナ
/
ウズベキスタン
/
タジキスタン
/
ウズベク諸ハーン国
研究概要
本研究課題は、中央アジアにおけるタリーカ(スーフィー教団)の発展と、ムスリム地域社会の形成との関わりに焦点を当て、特にウズベク諸ハーン国時代からロシア帝国統治期におけるその歴史的展開を明らかにするための史料を現地調査で収集し、タリーカの内部構造を解明するとともに、タリーカと政権、民衆との相互関係につ
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (1件 うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 図書 (2件)