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検索結果: 11件 / 研究者番号: 90738246
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1.
薬剤耐性細菌曝露リスクを低減するための病院シンク衛生管理方法の確立
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
研究機関
自治医科大学
研究代表者
笹原 鉄平
自治医科大学, 医学部, 准教授
研究期間 (年度)
2024-04-01 – 2027-03-31
交付
キーワード
病院シンク
/
耐性菌
/
消毒
/
医療関連感染
研究開始時の研究の概要
病院内感染対策において、薬剤耐性細菌(耐性菌)制御の重要性が高まっている。病院シンクは耐性菌が定着・増殖しやすい環境であるにも関わらず、定められた管理方法がない。申請者らは、病院シンクが耐性菌のリザーバー(供給源)となっており、シンクから患者へ日常的に耐性菌が伝播しているのではないかと考えた。この仮
...
2.
臨床分離株にみられるファージ感受性の多様性―レセプターと感染防御システムの解明
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分54030:感染症内科学関連
研究機関
杏林大学
研究代表者
松田 剛明
杏林大学, 医学部, 教授
研究期間 (年度)
2024-04-01 – 2028-03-31
交付
キーワード
バクテリオファージ
/
ESBL産生大腸菌
/
ファージ防御システム
/
尿路病原性大腸菌
/
ファージ療法
研究開始時の研究の概要
多剤耐性菌感染症への対応が急務となっている中、バクテリオファージ(ファージ)を利用した治療法(ファージ療法)の報告が増加している。一方で、ファージ療法の社会実装に向けて治療に用いるファージの効率的な選択が必要となっている。
3.
細菌のコントロール:Ωシステムを利用した次世代治療薬の創製
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
審査区分
小区分58020:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含む
研究機関
名古屋大学
研究代表者
木下 遼
名古屋大学, 医学系研究科, 助教
研究期間 (年度)
2024-04-01 – 2027-03-31
交付
キーワード
治療薬
/
腸内細菌叢
/
RNA誘導型ヌクレアーゼ
/
薬剤耐性菌
研究開始時の研究の概要
ヒトの腸内には約1000種類、100兆個以上の細菌が生息しており、腸内細菌叢と呼ばれている。腸内細菌叢の乱れに関連する疾患として偽膜性腸炎、難治性疾患である炎症性腸疾患などが報告されている。しかし、確立された治療法はまだない。そのため、生体内の細菌を特異的かつ持続的にコントロールする技術が求められて
...
4.
クラスター型ナノバイオロジクスによる革新的抗菌療法の開発
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
審査区分
小区分38020:応用微生物学関連
研究機関
国立感染症研究所
研究代表者
氣駕 恒太朗
国立感染症研究所, 治療薬・ワクチン開発研究センター, 室長
研究期間 (年度)
2021-04-01 – 2026-03-31
交付
キーワード
ファージ
/
薬剤耐性菌
/
抗菌療法
/
バクテリオファージ
/
バクテリオシン
/
合成ファージ
/
抗菌治療
/
細菌感染症
/
細菌
/
遺伝子工学
/
合成生物学
研究開始時の研究の概要
近年、抗菌薬耐性菌の出現は深刻な問題となっており、新たな抗菌薬の開発が喫緊の課題となっている。従来の抗菌薬とは異なるメカニズムで作用する抗菌剤として、バクテリオファージが注目されている。本研究では、申請者独自の手法で開発された「非増殖性ファージ」と、臨床分離株からスクリーニングされた「高殺菌能バクテ
...
研究実績の概要
ファージ療法の実臨床を考えると、『強い抗菌力』と『高い安全性』の両立が必要である。しかし、これらを同時に満たすファージ製剤は存在しない。ファージ療法のメリットとして、感染局所でファージが増殖することが挙げられる。しかし、増殖性のファージが環境に流出すると、生態系に悪影響を及ぼす。特に「遺伝子組換えフ
...
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
この課題の研究成果物
雑誌論文 (10件 うち国際共著 1件、オープンアクセス 6件、査読あり 7件) 学会発表 (27件 うち招待講演 9件) 図書 (1件) 産業財産権 (1件)
5.
コリバクチン産生菌除去による大腸がん予防技術の開発―非ヒト霊長類を用いて―
研究課題
研究種目
挑戦的研究(萌芽)
審査区分
中区分58:社会医学、看護学およびその関連分野
研究機関
国立感染症研究所
研究代表者
氣駕 恒太朗
国立感染症研究所, 治療薬・ワクチン開発研究センター, 室長
研究期間 (年度)
2021-07-09 – 2024-03-31
完了
キーワード
バクテリオファージ
/
大腸がん
/
コリバクチン産生大腸菌
/
コリバクチン
/
大腸菌
/
細菌感染症
/
下痢
/
腸内細菌叢
/
マーモセット
研究開始時の研究の概要
大腸がんはわが国で最も罹患率の高いがんである。近年、大腸がん発症の一因が、大腸菌由来の『コリバクチン(毒素ペプチド)』にあるという報告が相次いだ。しかし、コリバクチン由来の大腸がんを防ぐ手法は未だ開発されていない。このような背景の中、我々は、特定の遺伝子を有する細菌を選択的に殺菌する抗菌ファージ技術
...
研究成果の概要
本研究では、コリバクチン産生大腸菌を特異的に殺菌するファージを同定し、その効果を評価した。200種類のファージから3種類を選定し、これらがコモンマーモセット由来のコリバクチン産生性大腸菌に対して高い殺菌活性を示すことを確認した。20頭のマーモセットをの糞便を調査した結果、4頭がコリバクチン産生菌を保
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (15件) 学会発表 (9件 うち招待講演 4件) 図書 (1件)
6.
細菌叢乱れに起因する疾病の克服に向けた細菌叢編集技術の開発
研究課題
研究種目
挑戦的研究(萌芽)
審査区分
中区分53:器官システム内科学およびその関連分野
研究機関
自治医科大学
研究代表者
崔 龍洙
自治医科大学, 医学部, 教授
研究期間 (年度)
2021-07-09 – 2023-03-31
完了
キーワード
生体細菌叢
/
ファージ
/
CRISPR-Cas13
/
Colibactin
/
Bacteriophage
/
Cancer
/
腸内細菌叢
/
抗菌カプシド
/
大腸菌
/
選択的殺菌
研究開始時の研究の概要
生体細菌叢の乱れが様々な疾病に関わっていることは明らかであり、その関連研究は国内外問わず活発に行われている。しかし現状では、プロバイオティクスにより生体細菌叢に特定の細菌種を追加することは可能であるが、特定の細菌のみを選択的に取り除く方法はない。そのため、特定の細菌と疾病との因果関係を同定することは
...
研究成果の概要
生体細菌叢の乱れが様々な疾病に関わっている。しかし現状では、プロバイオティクスにより生体細菌叢に特定の細菌種を追加することは可能であるが、特定の細菌(例えば疾病を引き起こす起因菌)のみを選択的に取り除く方法はない。そのため、特定の細菌と疾病との因果関係を同定することは困難であり、関連の研究や医薬品開
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (6件 うち査読あり 6件、オープンアクセス 4件) 学会発表 (3件 うち国際学会 1件、招待講演 3件)
7.
バクテリオファージを用いた追撃型抗菌治療法の開発
研究課題
研究種目
若手研究
審査区分
小区分49050:細菌学関連
研究機関
自治医科大学
研究代表者
氣駕 恒太朗
自治医科大学, 医学部, 講師
研究期間 (年度)
2018-04-01 – 2020-03-31
完了
キーワード
バクテリオファージ
/
抗菌治療
/
ファージ療法
/
CRISPR-Cas
/
薬剤耐性菌
/
細菌
/
免疫
/
遺伝子工学
研究成果の概要
薬剤耐性菌は世界規模で蔓延し、人類の健康を脅かしている。しかし、抗菌薬の開発は行き詰まっているため、これまでとは異なるアプローチで抗菌剤を開発する必要が出てきた。そこで我々はバクテリオファージ(ファージ)という細菌に感染するウイルスに着目した。ファージが宿主細菌へDNAを注入できることを利用し、CR
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (7件 うち国際共著 2件、査読あり 6件、オープンアクセス 1件) 学会発表 (5件 うち国際学会 1件、招待講演 2件) 図書 (1件) 備考 (1件)
8.
RNA標的型CRISPRシステム搭載ファージを用いた新規抗菌療法の開発
研究課題
研究種目
挑戦的研究(萌芽)
研究分野
病理病態学、感染・免疫学およびその関連分野
研究機関
自治医科大学
研究代表者
崔 龍洙
自治医科大学, 医学部, 教授
研究期間 (年度)
2017-06-30 – 2019-03-31
完了
キーワード
薬剤耐性菌
/
MRSA
/
mecA
/
CRISPR-Cas
/
バクテリオファージ
/
耐性菌
/
耐性遺伝子
/
キメラファージ
/
ファージ
/
薬剤耐性遺伝子
/
新規抗菌治療法
/
抗菌ファージ
/
選択的殺菌
/
ファージセラピー
/
RNA 分解酵素
/
追尾ミサイル型抗菌治療法
/
細菌
/
CRISPRシステム
/
抗菌療法
研究成果の概要
黄色ブドウ球菌のメチシリン耐性遺伝子mecAを標的とするCRISPR-Cas13aを設計し、ブドウ球菌ファージに搭載した。それをMRSA、MSSA株を撒いた重層寒天培地上に添加して殺菌斑を確認したところ、合成ファージはMRSA株のみを殺菌するものの、MSSA株は殺菌しないことが確認された。また、me
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (5件 うち査読あり 4件、オープンアクセス 4件) 学会発表 (18件 うち招待講演 1件) 図書 (1件) 産業財産権 (2件 うち外国 1件)
9.
ピロリ菌の病原性遺伝子塊に存在するsRNAの機能解明
研究課題
研究種目
若手研究(B)
研究分野
細菌学(含真菌学)
研究機関
自治医科大学
研究代表者
氣駕 恒太朗
自治医科大学, 医学部, 講師
研究期間 (年度)
2016-04-01 – 2018-03-31
完了
キーワード
ピロリ菌
/
sRNA
/
酸化ストレス
/
ノンコーディングRNA
/
チオレドキシン
/
胃がん
/
病原性
/
Helicobacter pylori
/
bacteria
/
non-coding RNA
/
pathogenicity
研究成果の概要
ピロリ菌の慢性感染は、胃炎、胃潰瘍、胃癌そしてMALTリンパ腫の発症に密接に関わっている。本研究を進めていくと、ピロリ菌は自身が保有するある小さなRNA(sRNA)を用いることで、酸化ストレスによる細胞障害を免れていることが明らかとなった。さらに本研究では、sRNA-X遺伝子の欠損ピロリ菌株を作製し
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (1件 うち査読あり 1件) 学会発表 (5件)
10.
ヘリコバクターピロリ新規エフェクターRNAの探索
研究課題
研究種目
挑戦的萌芽研究
研究分野
細菌学(含真菌学)
研究機関
東京大学
研究代表者
三室 仁美
東京大学, 医科学研究所, 准教授
研究期間 (年度)
2015-04-01 – 2017-03-31
完了
キーワード
細菌
/
感染症
/
sRNA
研究成果の概要
本研究では、Helicobacter pyloriの新規RNAエフェクター分子を明らかにする目的で、H. pyloriがコードするBacterial small RNA (sRNA)を同定し、宿主細胞へ注入される可能性のあるRNAを精査した。次世代シークエンサー解析により、H. pyloriのsRN
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (1件 うち国際共著 1件、査読あり 1件) 学会発表 (1件)
11.
ピロリ菌が分泌するエフェクター様RNAの探索と解析
研究課題
研究種目
研究活動スタート支援
研究分野
細菌学(含真菌学)
研究機関
東京大学
研究代表者
氣駕 恒太朗
東京大学, 医科学研究所, 特任助教
研究期間 (年度)
2014-08-29 – 2016-03-31
完了
キーワード
ピロリ菌
/
sRNA
/
機能性RNA
/
胃がん
/
RNA
/
細菌感染
/
胃癌
研究成果の概要
胃がん発症の原因の一つとして、ピロリ菌がCagAと呼ばれる病原タンパク質を胃の細胞に打ち込むことが知られている。そこで、ピロリ菌がCagA以外にも機能性RNAを宿主細胞に打ち込み、病態の促進に寄与しているのではないかと考えた。本研究では、菌由来のRNAが、ピロリ菌が持つ針状の分泌装置を介してではなく
...
この課題の研究成果物
学会発表 (1件)