Pan Pacific Environmental Changes and Civilizations
Project Area | Pan Pacific Environmental Changes and Civilizations |
Project/Area Number |
21101001
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Humanities and Social Sciences
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Research Institution | Ibaraki University |
Principal Investigator |
AOYAMA Kazuo 茨城大学, 人文学部, 教授 (70292464)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
YONENOBU Hitoshi 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (20274277)
TAKAMIYA Hiroto 札幌大学, 文化学部, 教授 (40258752)
SAKAI Masato 山形大学, 人文学部, 教授 (50292397)
YASUDA Yoshinori 国際日本文化研究センター, 研究部, 名誉教授 (50093828)
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Project Period (FY) |
2009-07-23 – 2014-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Keywords | 環太平洋 / 環境文明史 / 歴史的教訓 / 今日的意義 / 国際研究者交流 / 通時的比較研究 / 年縞 / 社会還元 / 文明 / 環境史 / 通時比較研究 / 国際情報交換 |
Outline of Annual Research Achievements |
新学術領域研究「環太平洋の環境文明史」(平成21-25年度、領域代表者:青山和夫)の主要な研究成果を国民・社会にわかりやすく還元・紹介するために、4つの計画研究の研究代表者4名(青山、米延、坂井、高宮)を編著者として一般書『文明の盛衰と環境変動:マヤ・アステカ・ナスカ・琉球の新しい歴史像』(岩波書店、256頁、H26年9月刊行)を公刊した。主に中堅・若手の計28名の執筆者が、現地調査のエピソードやその土地と文化に魅せられていく様等を適宜織り込みながら、「高校生にもわかる、楽しい読み物」を執筆した。専門用語の使用をできる限り避け、主要な研究成果を幅広い読者に明快かつ親しみやすく発信した。はしがきに続き、第I部 環太平洋の環境史を調べるは、湖の底から環境の変遷を探る、水月湖の土が語る五万年、コラムの樹木の年輪からみた近世の社会と環境変動と津波堆積物は語るから構成される。第II部 メソアメリカ文明の盛衰と環境は、マヤ文明と環境変動、テオティワカン、アステカ、先住民にとっての自然環境の歴史的記憶、マヤ先住民女性の衣文化の謎を探る、コラムの中米地峡を行き交うモノと人々からなる。第III部 アンデス文明の盛衰と環境は、地上絵と共に生きた人々、ナスカ盆地周縁でカタツムリを探す、ナスカ砂漠に生きた人々と食性の変化、コラムの直線の地上絵は何を語るのかとコブのないラクダが作った文明から構成される。第IV部 環太平洋の島嶼の環境と先史・原史文化は、奇跡の島々、島における先史時代の墓、サンゴ礁の貝を利用し続けた沖縄の人々、環太平洋北部の狩猟採集民、コラムの「ウミアッチャー」の時代から「ハルサー」の時代へ、沖縄貝塚時代人がみたサンゴ礁、ウォーラシア海域、首長なき社会のモニュメント及びイースター島民は最後の木を切り倒さなかったからなり、あとがきが続く。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(7 results)
Research Products
(14 results)