Project Area | Census-based biomechanism of circuit construction and transition for adaptive brain functions |
Project/Area Number |
21H05238
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Research Category |
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Transformative Research Areas, Section (III)
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
礒村 宜和 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (00415077)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
堀江 健生 大阪大学, 大学院生命機能研究科, 教授 (10455925)
下郡 智美 国立研究開発法人理化学研究所, 脳神経科学研究センター, チームリーダー (30391981)
藤山 文乃 北海道大学, 医学研究院, 教授 (20244022)
佐々木 拓哉 東北大学, 薬学研究科, 教授 (70741031)
小林 和人 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (90211903)
郷 康広 兵庫県立大学, 情報科学研究科, 教授 (50377123)
島崎 秀昭 京都大学, 情報学研究科, 准教授 (50587409)
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Project Period (FY) |
2021-09-10 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥299,260,000 (Direct Cost: ¥230,200,000、Indirect Cost: ¥69,060,000)
Fiscal Year 2024: ¥50,310,000 (Direct Cost: ¥38,700,000、Indirect Cost: ¥11,610,000)
Fiscal Year 2023: ¥46,280,000 (Direct Cost: ¥35,600,000、Indirect Cost: ¥10,680,000)
Fiscal Year 2022: ¥46,150,000 (Direct Cost: ¥35,500,000、Indirect Cost: ¥10,650,000)
Fiscal Year 2021: ¥105,560,000 (Direct Cost: ¥81,200,000、Indirect Cost: ¥24,360,000)
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Keywords | 神経回路 / トランスクリプトーム / 行動適応 / オミックス / 理論モデル |
Outline of Research at the Start |
「適応回路センサス」領域では、動物が行動を適応させる脳機能の仕組みを解明するために、神経回路活動の計測操作技術、網羅的な遺伝子発現の解析技術、さらに理論的考証を組み合わせて、新たな視点から適応回路の構築・遷移メカニズムに迫る。そのために、総括班は計画研究班や公募研究班の学術交流と連携協力を力強く支援し、次世代の科学を担う若手研究者を育成しつつ、研究成果を国内外に発信して社会にも広く還元する。
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Outline of Annual Research Achievements |
「適応回路センサス」領域では、動物が行動を適応させる脳機能の仕組みを解明するために、神経回路活動の計測操作技術、網羅的な遺伝子発現の解析技術、さらに理論的考証を組み合わせて、新たな視点から適応回路の構築・遷移メカニズムに迫る。総括班の目的は計画研究班や公募研究班の学術交流と連携協力を力強く支援し、次世代の科学を担う若手研究者を育成しつつ、研究成果を国内外に発信して社会にも広く還元することである。 本年度は本領域が計画班8班と公募班21班の併せて29班(40研究室)体制となって2年目にあたる。前年度に続き、研究支援委員会では各種の支援技術の提供と研究室滞在支援を実施した。遺伝子解析促進委員会でも岡崎/兵庫・大阪2拠点での連携調整窓口と連携解析実施の業務を継続した。また1細胞RNA-seqデータ解析のハンズオン講習会を実施した(筑波大学)。若手研究支援委員会はオンライン勉強会を隔週で開催した。国際活動としては第46回日本神経科学大会(仙台市)において共催した公募シンポジウムに海外講演者5名(うち2名は海外在住日本人)を招聘した。研究集会委員会では年2回の領域会議(春:オンライン形式、秋:兵庫県淡路島)や「グリアデコード」「臨界期生物学」領域との学術変革3領域合同シンポジウム(オンライン)を開催した。広報委員会ではホームページやニュースレターによる領域活動や研究成果の広報活動を継続し、高校生向けの一般公開シンポジウムを開催した(大阪大学)。この他、日本神経回路学会(東京)、ASCONE(千葉)、脳と心のメカニズム(北海道ルスツ)などの学術集会も共催した。これらの総括班活動は事務局(東京医科歯科大学)がきめ細かくサポートした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当該年度は公募班を迎え入れて2年目となり本格的な領域体制の運営を実現した。夏には第46回日本神経科学大会においてシンポジウムを共催、秋には兵庫県淡路島において領域会議を開催し、領域内の計画班と公募班の幅広い学術交流を図った。何よりも新型コロナウイルス感染症の5類移行を受けて、現地対面式の学術集会の開催回数が増えたことは領域内連携を加速したようである。研究室滞在制度や遺伝子解析支援などの領域内連携も研究班の間で積極的に活用された。総括班の連携活動の成果として、研究論文の発表、学会・研究会での報告、学術イベントの共催などの形に現れており、進捗状況は概ね順調に進展していると考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度(2024年度)は公募班2期目を迎え、本領域の各委員会や支援班の活動を強化して本領域内の連携活動の一層の促進を目指す。研究支援委員会では各種技術支援とともに研究室滞在支援制度の利用を一層促す。遺伝子解析促進委員会では岡崎/兵庫・大阪2拠点での連携調整窓口と連携解析実施の業務を実施する。若手研究支援委員会はオンライン勉強会を定期的に開催する。国際活動支援委員会は海外講演者を交えた研究会・シンポジウムを開催する。研究集会委員会では秋の領域会議(兵庫県淡路島)や他の研究集会を企画開催する。広報委員会ではホームページやニュースレターによる広報活動を展開する。これらの総括班活動は事務局がきめ細かくサポートする。
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