Project Area | Reaction driving: Beyond the limit of carbon recycle |
Project/Area Number |
22H05043
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Research Category |
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Transformative Research Areas, Section (II)
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Research Institution | Institute of Science Tokyo |
Principal Investigator |
今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
齋藤 敬 京都大学, 総合生存学館, 教授 (00386640)
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Project Period (FY) |
2022-05-20 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2024: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 触媒科学 / カーボンニュートラル / 二酸化炭素 / 分離膜 / 触媒 |
Outline of Research at the Start |
カーボンリサイクルの研究開発が国家戦略的に進められようとしているが、その基本反応であるCO2還元には大きく分けると3つの本質的課題がある。具体的には、1触媒反応速度の理論上限を決めているSabatier限界、2触媒反応の転化率と選択性の相反、3物質輸送における移動度と選択性の相反である。本研究領域は反応駆動力のサイエンスを深化・拡張し、それらを統合するシステムとして捉えることでこの課題すべてに対処しようとするものである。本領域の研究を推進することで、これまでの触媒の延長では不可能とされてきた常温、常圧、高選択的CO2還元への道を開き、未来社会ビヨンドゼロへ貢献する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本課題は領域の総括班として、会議等の運営を通した研究推進、広報活動を通じた研究組織強化を狙ったものである。2023年度は領域会議2回、WEB会議2回を行った。また、公開形式のシンポジウムを開催し、アカデミア、企業の研究者を含む一般の方むけの広報活動も実施した。 また、領域代表者が本領域に関連する海外の有力研究者を訪問しセミナーを行うなど、国際的な広報活動も推進した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2023年度の計画は領域会議とシンポジウムの実施であった。これらの計画は研究実績の概要に示す通り計画通り遂行した。
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Strategy for Future Research Activity |
これまでに領域会議を4回、公開形式のシンポジウムを1回開催している。海外の有力研究者の訪問など国際的な研究交流も進めてきている。2024年度は領域最終年度となるため、国内で成果報告会を兼ねた公開シンポジウムを行うとともに、本領域を発展的に拡大するために研究協力者を募る活動を行う。
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