Project Area | Resilience Biology -What are the molecular mechanisms that support the resilience of life?- |
Project/Area Number |
23H03854
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Research Category |
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Transformative Research Areas, Section (III)
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Research Institution | Nagoya Institute of Technology |
Principal Investigator |
氏原 嘉洋 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80610021)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
土谷 正樹 静岡県立大学, 薬学部, 准教授 (00837338)
長尾 耕治郎 京都薬科大学, 薬学部, 准教授 (40587325)
原 雄二 静岡県立大学, 薬学部, 教授 (60362456)
片野坂 友紀 金城学院大学, 薬学部, 准教授 (60432639)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥5,850,000 (Direct Cost: ¥4,500,000、Indirect Cost: ¥1,350,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | しなやかさ / 膜臨界場 / 膜脂質 / ストレス |
Outline of Research at the Start |
様々なストレスに対峙し変容する『しなやかさ』は,生命に必要不可欠であるが,しなやかさを支える機構は不明である.総括班は,「しなやかさ生物学」の創成に向け,領域全体の運営と各計画研究の取りまとめを行う.計画班の間で活発な情報交換・議論を行う機会を提供するとともに,領域外の研究者との連携も積極的に支援する.ホームページによる広報やシンポジウム・研究会の開催により,本領域の周知と研究成果の発信,若手研究者の育成等を積極的に行い,本領域の長期的な成長の土壌を形成する.
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Outline of Annual Research Achievements |
本領域では,力やpH,温度などの様々なストレスに対峙し変容する能力を「しなやかさ」と定義し,細胞のしなやかさの定量化と生理的意義の明確化を目指す「しなやかさ生物学」創成のための学術変革研究を行う.総括班は,「しなやかさ生物学」の創成に向け,領域全体の運営と各計画研究の取りまとめを行う.ホームページやシンポジウム・研究会の開催を通じて,本領域の周知と研究成果の発信,若手研究者の育成等を積極的に進め,本領域の長期的な成長の土壌を形成することを目指している. 本年度は初年度として,対面によるキックオフミーティングや定期的な研究成果報告会,オンラインツールを用いた情報交換を頻繁に行い,各計画班の連携を強化した.その結果,領域内で新たな共同研究も開始されている.膜学会や薬理学会でシンポジウムを開催し,領域の研究成果を発表した.計画班以外の研究者もシンポジウムに招待し,活発な議論を行うことで,領域を超えた連携が深まった. 領域を広く一般に周知するため,アウトリーチ活動にも積極的に取り組んだ.ホームページを開設し,領域ロゴを作成して,領域全体や各計画班の紹介,研究成果の報告,シンポジウムの開催の告知などを発信している.さらに,解析記事の掲載,大学と連携した研究紹介動画の制作,高校生・大学生向けに研究紹介などを通して,本領域の認知向上に努めた. これらの活動を通じて,「しなやかさ生物学」の創成に向けた重要な一歩を踏み出し,今後の研究の発展と成果の普及に貢献した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
オンラインツールを利用した情報交換と対面での会議を定期的に開催して領域内の連携を強化するとともに,ホームページを開設して情報発信を行った.シンポジウムの開催や高校生・大学生向けのアウトリーチ活動を行い,本領域の周知と研究成果の発信,若年層への広報など,当初の計画通りに進めることが出来た.
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き,定期的な会議による情報交換により,領域の運営を円滑に行う.得られた成果はシンポジウムや研究会,アウトリーチ活動などで積極的に発表していく.
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