Project Area | Restructuring human sciences based on decoding of emotional information |
Project/Area Number |
21H05062
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Research Category |
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Transformative Research Areas, Section (I)
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
渡邉 安虎 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (60866250)
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Project Period (FY) |
2021-08-23 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥13,650,000 (Direct Cost: ¥10,500,000、Indirect Cost: ¥3,150,000)
Fiscal Year 2023: ¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2022: ¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2021: ¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
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Keywords | 情動的反応 / 経済実験 |
Outline of Research at the Start |
本研究では(A)経済学で主に考慮されるゲーム理論的な意思決定状況での相手プレーヤーの行動への情動的反応の影響とその脳内のメカニズム、(B)マーケティング分野で主に考慮される意思決定への介入に対する情動的反応の影響と脳内のメカニズムを解明し、意思決定に与える影響を分析する。機能的MRIの専門家と連携し、経済学者が脳活動を変数として取り込んだ経済学的構造モデルを構築・推定する。神経基盤における情動的反応を操作した場合についての反実仮想分析を行い、情動が意思決定に及ぼす影響を計量経済学的に分析する。2個体同時計測が可能なfMRIを利用し動学ゲームにおける情動的影響の被験者同士の影響も観察可能とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では(A)経済学で主に考慮されるゲーム理論的な意思決定状況での相手プレーヤーの行動への情動的反応の影響とその脳内のメカニズム、(B)マーケティング分野で主に考慮される意思決定への介入に対する情動的反応の影響と脳内のメカニズムを解明し、意思決定に与える影響を分析する。機能的MRIの専門家と連携し、経済学者が脳活動を変数として取り込んだ経済学的構造モデルを構築・推定する。神経基盤における情動的反応を操作した場合についての反実仮想分析を行い、情動が意思決定に及ぼす影響を計量経済学的に分析する。2個体同時計測が可能なfMRIを利用し動学ゲームにおける情動的影響の被験者同士の影響も観察可能とする。本研究の目的は、(A)ゲーム理論的な戦略的相互依存関係下での意思決定及び(B)介入がある場合の意思決定において脳内で具体的にどのような機構が関与することで、情動的反応が影響を与えるかのメカニズムを突き止めることにある。この為、機能的MRIを利用しながら経済実験を行うことで、(A)の場合は相手プレーヤーの行動直後、(B)の場合は介入の直後の脳内での情動的反応の程度を機能的MRIにより観察し、そのデータを用いて被験者の次の行動に情動的反応の程度が及ぼす影響について経済学的な構造モデルを推定し統計的に分析する。 本研究遂行にあたり、本年度は前年度までに領域代表である機能的MRIの専門家と研究代表者と検討を重ねてきた具体的な実験計画について、より詳細な実験計画をまとめ、実験を開始した。生理学研究所における2個体同時計測可能な機能的MRIについても、準備を整え実験を開始した。また、データ処理と実験準備及び文献調査を行うためのリサーチアシスタントの雇用を進め、広く採用した。 なお、本年度は学会やワークショップ・セミナー等に出席し、広く情報収集し、本研究に活用するよう努めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
おおむね計画通りに進んでおり、問題はない。
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Strategy for Future Research Activity |
今後の研究実施計画は、本研究遂行にあたりこれまでにまとめられた詳細な実験計画を基に、既に開始している実験を引き続き行う。生理学研究所における2個体同時計測可能な機能的MRIについても引き続き使用し、実験を進めていく。また、今後は専門的なリサーチアシスタントを雇用し、実験で得た結果のデータ処理作業を行う。これまでに得られた結果をある程度まとめながら、学会やワークショップ・セミナー等で発表をしつつ、論文を完成させる。
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Report
(2 results)
Research Products
(18 results)