Project Area | COVID-19 and Humanities: Urbanization, Non-anthropocentrism, Social Grouping, and Care |
Project/Area Number |
23H03796
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Research Category |
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Transformative Research Areas, Section (I)
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
西 真如 広島大学, 人間社会科学研究科(総), 准教授 (10444473)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
奥田 若菜 神田外語大学, 外国語学部, 准教授 (10547904)
増田 研 長崎大学, 熱帯医学・グローバルヘルス研究科, 教授 (20311251)
脇村 孝平 大阪経済法科大学, 経済学部, 教授 (30230931)
玉井 隆 東京女子大学, 現代教養学部, 准教授 (40845129)
金子 明 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 特任教授 (60169563)
大北 全俊 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (70437325)
小田 なら 東京外国語大学, 世界言語社会教育センター, 講師 (70782655)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥30,030,000 (Direct Cost: ¥23,100,000、Indirect Cost: ¥6,930,000)
Fiscal Year 2024: ¥10,660,000 (Direct Cost: ¥8,200,000、Indirect Cost: ¥2,460,000)
Fiscal Year 2023: ¥10,790,000 (Direct Cost: ¥8,300,000、Indirect Cost: ¥2,490,000)
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Keywords | 構造的暴力 / 新型コロナウイルス流行 / 日常の回復 / パンデミックの負の効果 / 苦しみへの責任 |
Outline of Research at the Start |
COVID-19の流行は、健康上のリスクに加えて、経済的困窮や社会的孤立といった負の効果をもたらした。本研究では、文化人類学、公衆衛生学、経済学、歴史学、倫理学からなる学際研究によって、COVID-19がもたらす過剰な苦しみを理解するとともに、長期化する流行の中で人々が負の効果を克服し日常を回復するための諸条件を明らかにする。世界の様々な場所で生きる低所得者、精神・神経症患者、自閉症者、高齢者といった人々が被ってきた負の効果を、エスノグラフィーおよび公衆衛生の手法で詳細に記述するとともに、格差をもたらすグローバルな要因の検討を通して、パンデミック下の格差とケアに関する普遍的な議論に結びつける。
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