Planned Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (B)
本申請者は、3D空間をたった1度のカメラ撮影でスキャンレスに共焦点顕微鏡の1,000倍以上高速でナノ分解能撮影するLF顕微鏡を開発した。さらに、この独自の高分解能LF顕微鏡はデコンボリューション処理など計算負荷の高い処理なく高分解能なため、ミリ秒以下で3D像を再構成する。本研究では、このLF顕微鏡に対し、細胞内環境をラベルフリーに計測可能な技術である蛍光寿命イメージング法(FLIM)を組み合わせ、たった1度のカメラ撮影で細胞内環境をマルごとシングルショット4Dイメージング可能なLF-FLIMを開発し、神経機能の低下機構の解析に応用することを目的とする。