Planned Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (B)
折紙構造は、一つ一つの凹凸パターン(微視的ふるまい)が機能することで、構造全体として堅さや柔らかさ振動伝達など特別な物性(巨視的ふるまい)が生まれることが分かっていますが、その関係性を説明可能な理論はありませんでした。本研究では、運動学・微分幾何学・力学系などの数理を用いて、微視的ふるまいと巨視的ふるまいの関係を明らかにする数理理論を構築します。これらの理論から、自然現象における折りの原理の理解、新しい物性を持った人工物の製造などへとつなげます。