Planned Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (B)
本研究「形と力学をつなぐマルチフィジックス折紙工学」では,各力学問題を独立にとらえるのではなく,①材料力学・機械力学分野では,両分野に共通利用できる同一の実モデルを介して,剛性・強度・振動特性を総合的に検証する.②熱力学・流体力学分野では,折紙による流れの境界条件の変化と制御効果の関係を明らかにし,折紙利用のフィジビリティを探索する.③これら4力学の知見を融合することにより,4力学に共通する工学的課題に対し分野間で齟齬のないソリューションを提供し,折紙に価値および新機能をデザインする.