Planned Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (B)
折紙を自動で折る自己折りという技術が存在する。近年、我々は数千個以上の面を持つ複雑な2次元の折紙パターンをインクジェット印刷し、熱をかけることで与えられた3次元の自由形状を短時間・省材料・省スペースで自己折りする手法を開発した。本提案では、自己折りにおいて(A)変形後のマクロな形状だけでなくミクロな構造を利用した機能性の実現と、(B)マクロなレベルでの製造性(耐久性・スケール)の向上を目指す。複合的な機能を持つ人工物を2次元の印刷だけで実現し、折紙工学における設計・製造の限界を克服する。