Planned Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
高周期元素環状π共役系化合物群について、研究開始2年目から3年目程度には、それらの合成方法を確立し、基本的な構造解析、電子状態精査を行う。種々の置換基修飾を迅速に行うことができる体制を整える。3年目から4年目をめどに、A01班内の共同研究遂行と知見の体系的理解により、骨格複雑性を明確化する。4年目から5年目には、これまでに創り出した高度π分子体に対して、領域内で築いた学術基盤に基づいて骨格複雑性/状態複雑性/機能場複雑性を取り込むことで、高度π分子システムの構築に取り組む。