多項目同時測定用杯スループット電気化学発光型免疫センサーアレイ
Project/Area Number |
00F00138
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
生物・生体工学
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Research Institution | Japan Advanced Institute of Science and Technology |
Principal Investigator |
民谷 栄一 北陸先端科学技術大学院大学, 材料科学研究科, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
ZHI Zheng?liang 北陸先端科学技術大学院大学, 材料科学研究科, 外国人特別研究員
ZHI Z.
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Project Period (FY) |
2000 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | バイオチップ / マイクロ集積化技術 / 免疫センサー / 遺伝子チップ / 自己集積化 / マルチセンサー |
Research Abstract |
DNA、抗体、酵素などの多種類の生体分子の同時計測は、生物情報を理解する上できわめて重要となっている。最近特に、DNAチップに代表されるように一つのチップ上に集積化したデバイスが注目を集めている。すでにDNAチップアレイの作製方法としてはリソグラフ法とスタンプ法等が知られている。ここでは、新規な工程を目指して、無作為液中自己組織化法(random fluidic self-assembly method、RFSA法)を提案している。 まず、洗浄したカバーガラスの片面にスピンコーターにより疎水性のCPFP(cyclizedperfluoropolymer)を厚さ0.5mmでコーティングした。次いで、反対面にクロム/金を蒸着した。そして、ダイシングマシンで100〜400・m角程度の大きさに切って微小担体を作製した。この上にチオール誘導体およびアビジンを介して5`末端にビオチン修飾DNAを固定化した。また、相補的DNAは5`末端にFITCを修飾して用いた。一方、スライドガラスの片面にCPFPをコーティングした後、クロム/金を蒸着した。次いで、ネガの厚膜用レジストをコーティングした。リソグラフ工程および酸素プラズマ処理することにより親水性・疎水性に分けて100〜500・m角の10000〜400個/cm2と四方に厚さ30〜50・m角の壁が設けられた安定性を持つチップパターンを作製した。エタノール90%溶液を入れたシャーレにチップパターンを載せた。ここに各種のDNAが固定された8000個ほどの担体群を入れると、重力および疎水性相互作用によりチップパターンに担体群が沈降してランダムに各々の疎水性サイトに配置された。リソグラフ工程および酸素プラズマ処理により設けられたチップパターンの親水性・疎水性部分は各々100・m角で、10000個/cm2と四方に高さ30〜50・mの壁が規則正しく設けられて担体(DNAチップ)の固定後にも安定性が期待される。壁の親水性部分の側面の観察から親水性部分と壁とのエッチングがうまく出来ていることが示された。さらに、配置させる担体には各々異なるドットパターンをリソグラフィーであらかじめマーキングしておくことも出きるため、ランダム配置後の同定も可能である。
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Report
(1 results)
Research Products
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