X線結晶解析によるalpha,betaーインターフェロン類の基本立体構造の解明
Project/Area Number |
01015025
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Research Category |
Grant-in-Aid for Cancer Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Nagaoka University of Technology |
Principal Investigator |
三井 幸雄 長岡技術科学大学, 工学部, 教授 (40012637)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中村 和郎 東京大学, 薬学部, 助手 (00012675)
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Project Period (FY) |
1989
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1989)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1989: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | インターフェロン / X線解析 / 蛋白結晶学 / 蛋白質の立体構造 / alphaーインターフェロン / betaーインターフェロン |
Research Abstract |
Murine betaーインターフェロン(IFNーbeta)の六方晶系の電型の結晶のX線解析は、その後順調に進み、3.0A分解能の電子密度分布図を算出することに成功した。これによりmurineIFNーbetaのポリペプチド鎖の折り畳み構造がほぼ明かとなりつつある。 a)murineIFNーbeta分子中には5本のalphaーらせんがあり、これらがほぼ平行に組合わさった基本構造を取っている。 この構造を基にしてhumanIFNーbetaに存在するSーS架橋を作らせることが可能である。 c)この構造を基にしてhumanIFNーalphaに存在するもう一本のSーS架橋を作らせることも可能である。 従って、alpha,betaに共通でhuman,murine間でも共通なIFNの基本立体構造が世界で初めて確立されたことが、確実である(Proc.Japan Acad.に投稿中)。 今後X線解析の分解能を2.8A分解能に上げ、さらに結晶学的な精密化を行って、上記の構造を絶対確実なものとしたい。その後の計画は以下のようである。 a)コンピュータ・グラフィックス等を駆使してhumanIFNーbetaの立体構造を類推する。究を参照して、IFN分子中の活性部位を推定する。 b)必要に応じて、IFNーbetaに関する蛋白質工学的研究を実行する。 c)上記のb)の知見に基ずき、IFNの活性部位をmimicする低分子化合物を設計し、合成及び薬理試験を行う。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)