Project/Area Number |
01050003
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Research Category |
Grant-in-Aid for Fusion Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
佐藤 徳芳 東北大学, 工学部, 教授 (40005252)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡辺 建二 大阪大学, 工学部, 教授 (70107142)
高村 秀一 名古屋大学, 工学部, 教授 (40023254)
上村 鉄雄 核融合科学研究所, 計算機センター, 教授 (20023731)
伊藤 公孝 核融合科学研究所, 大型ヘリカル部, 助教授 (50176327)
藤原 正巳 核融合科学研究所, 大型ヘリカル部, 教授 (10023722)
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Project Period (FY) |
1989
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1989)
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Budget Amount *help |
¥64,000,000 (Direct Cost: ¥64,000,000)
Fiscal Year 1989: ¥64,000,000 (Direct Cost: ¥64,000,000)
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Keywords | 外部導体系プラズマ閉じ込め / プラズマ輸送現象 / 粒子ドリフト軌道 / プラズマ平衡・安定性 / プラズマ電位制御 / 周辺プラズマ / コンパクトトーラス / 逆転磁場配位 |
Research Abstract |
プラズマの空間構造に着目し、プラズマ閉じ込めの最適化に必要な基盤の充実をはかることを目的としており、外部導体系閉じ込めに重点を置き、現在までの成果に新たな知見を加えるとともに、小型装置の機動性を活用し、電場制御、周辺プラズマの基礎的研究、それらの計測手法の確立を行った。さらに、スフェロマク、FRC、RFP配位についても、閉じ込めの最適化に必要なデータの補充を行った。 1.大型装置のデータを整理・評価し、さらに輸送現象、平衡・安定性、粒子ドリフト軌導などの理論的研究を行い、閉じ込めの最適化の吟味を行った。その結果、ヘリカル磁場配位について、MHDベータ限界、粒子損失領域などを明らかにするとともに、ヘリカル閉じ込めにおいても、異常輸送の解明が重要な課題であることを指摘した。 2.ダイバータ板に電位を印加し、これを変えることによって、径方向の電位構造を制御できることを示した。また、周辺領域にエルゴデック層を形成し、その性度を詳細に測定し、この領域で粒子拡散が増加することを明らかにするとともに、低電子温度で高密度の境界プラズマを実現できることを示した。 3.リチウムビームによる周辺プラズマの測定をヘリオトロンEに適用し、密度およびその揺動の径方向分布に関する有用なデータを提供することができた。また、バリウム中性ビームとレーザ誘起蛍光法との組合による電場計測については、80μAのバリウムビームを生成し、この計測法の基盤を確かにした。 4.スフェロマク、FRC、RFPについては、磁束増巾、自己組織化に関連する揺動、電子密度の空間分布、不安定の抑制などについて、有用なデータを得た。また、FRC配位をイオンビームで実現する新しい提案がなされ、予備実験が開始された。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)