中学校高等学校における英語指導助手との協同授業に関する実態調査と授業方法の開発
Project/Area Number |
01102045
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | The Institute for Research in Language Teaching. |
Principal Investigator |
伊藤 健三 財団法人語学教育研究所, 理事長 (60062395)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
寺澤 芳雄 東京女子大学, 現代文化部, 教授 (20012437)
若林 俊輔 東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (40042676)
隈部 直光 大妻女子大学, 文学部, 教授 (40074918)
塩澤 利雄 (塩沢 利雄) 宇都宮大学, 教育学部, 教授 (30109615)
上田 明子 津田塾大学, 学芸学部, 教授 (50055290)
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Project Period (FY) |
1989 – 1990
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1990)
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Keywords | ティ-ム・ティ-チング / 英語指導助手(AET) / 日本人英語教師(JTE) / GENERAL REVIEW / MICRO TEACHING / コミュニケ-ション活動 / 学習者中心 / シラバス化 / 協同授業(ティ-・チィ-ング) / ワンショット・ビジット / レギュラ-・ビジット / ベ-ス・スク-ル / 英語指導助手 / 有効な指導法(DOs) / 望ましくない指導法(DON'Ts) / 補助教材 |
Research Abstract |
1.平成元年度の研究「授業方法の開発」による新たな発見 中学における不定期に行われるティ-ム・ティ-チングは、GENERAL REVIEWを行う授業で最も効果的に生かされることが明白になった。 教科書中心の通常授業では進度に配慮しなければならない。制約が厳しく、ティ-ム・ティ-チングの効果が期待しにくい。GENERAL REVIEWの授業では、新出文型・文法事項の導入で過度に縛られないため、教師中心になるのを避け、学習者中心の言語活動が最も期待できる。 2.中学校高等学校における英語指導助手との協同授業の課題と展開方法の開発 (1)GENERAL REVIEWを中心とした効果的なコミュニケ-ション活動 1.の結論に従い、中学校2年時の内容についての授業展開例を示し、事前準備,授業,事後評価の3つの局面における注意点を明らかにする。同時にGENERAL REVIEWにおけるJTE AETの役割について論及し、生徒の活動をGENERAL REVIEWの趣旨に沿った内容にするための授業過程を明示する。 (2)AETの活用 ティ-ム・ティ-チングの正否はAETの活用の仕方次第であると考え、MICRO TEACHINGの授業実験を通じてAET活用の方法を探る。これは、1990年度語学教育研究所・研究大会で行ったものである。 (3)GENERAL REVIEWの具体的な例 中学校1年時の教材を2.(1)の趣旨に沿ってシラバス化し、年間を通じてのGENERAL REVIEWの位置付けを示す。また、中学校1・2・3年時の教材を使用して、GENERAL REVIEWの教案の作成方法と注意点を明らかにする。JTE,AET,生徒の役割を明確にし,効果的なコミュニケ-ション活動を目指した授業のあり方を提示する。
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Report
(2 results)
Research Products
(8 results)